komezouの写真と自転車生活

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深夜走再開&王滝詣出その3 CP1~CP2

2007-09-20 00:54:09 | MTB
昨夜から深夜走を再開。
筋肉痛も和らいで来たので、ノンビリ湘南台往復。
漕いでいる時は足は何ともない。
FSRで行って来たのですが、リアブレーキは減り気味でした。
やはりそのうち替えないとだめかも?前後替えた方が安心かな?


CP1に到着しFSRから降りても足は攣ったまま。
漕いでいる時はそれ程気にならないのですが、歩けない状態。 やっとの思いでエイドステーションの水を補給する。
背中のキャメルには2リットル、ボトルにはウィダーインゼリーを4本分入れ水を入れたので、無くなった分を入れるために確認。
背中には500cc程、ボトルには200cc程入った。
後ろで『リタイヤします』と声がする。
オフィシャルが『この道を下って・・・』と話が聞こえる。
考える時間があっただけに、魔の手に引き込まれそうになる。
既に10時ちょっと前・・・
「おっ!そうだ7時スタートだったからまだ1時間のマージンがある」思い直して、先に行ったT師匠&yteg4さんを追う事にしCP1を出発。
補給食はフラスコ2個に4本づつ入れたカーボショッツ(ライム味&バナナ味)のライムが半分位減っただけ。
林道は快適、下りも快適、上りは少々辛い、足も痛い・・・いつ途絶えるか判らない気力。
打ち付ける風雨の中、前も見えなくなる。
サングラスは使い物にならず既に外している。
だいたい同じペースで走っている人同士で固まって来ている。
お互い励ましあいながら先へ行ったり抜かされたり、ランドナーの方を抜いたのはCP1を出てからのガレた下りでした。
上りで一緒に走りながら、ブレーキの事やタイヤの事を話してくれ、ブレーキパッドを前後分で8セット持って来られていたらしく、既に1CPで替えたとの事でした。
しかし、こんな場所にランドナーとは物凄い猛者だと思い尊敬してしまいました。
名前を聞いておけば良かったです。
その後もガレた道、風雨と変わらず。
降りだしたと思い合羽を着ると止んでしまったりが続く、いたちごっこ状態。(笑)
自然に虐められているのか?なめた走りで王滝の山が怒っているのか? 等、訳の判らない事を考えながら走っている自分。(笑)
休憩で停車しても座り込んでしまうと立てなくなりそうなのと、足を動かしていた方が固まらなくて楽な気がしたので、補給食 を取りながら押し歩く。
それ以降は水を補給する時以外の休憩は押して歩く事に。
少しでもゴールに近ずく様に前へ前へと。。。
この区間上ったり下ったりではなく、上り切ったと思い上に着いて道の先を確認するとまだ上っている。
次は下りっぽいから頑張ろうという期待を裏切り、これでもかって思う位上らさせられる。
そんな気持ちを紛らわせてくれたのが、素晴らしい王滝の自然でした。
雲の切れ目から見える山、雨に打たれた木の葉、ささやく檜、水の流れ。
素晴らしい自然が気持ちを和らげてくれました。

どう言う訳か?風雨に遭いながらも、参加して良かった~と思えて来て、その辺りからタイムアウトで無い限り走るのを辞めようとは思わなくなっておりました。
しかしそれも束の間、魔の手は忍び寄ります。
今度はリアのパンクです。
見晴らしの良い場所。
フロントを見回しましたがフロントはまだ大丈夫な感じ。
空気圧は少々抜け気味のようですが圧を少し上げておいて、 リアタイヤを見回すが原因が判らず圧を掛けても膨らまず、雨が強くて風の音でエア漏れ音も聞こえない。
チューブを入れる決断をしタイヤを外す。
同じ場所で先にパンク修理をしている人がいたのですが、タイヤ(ミブロM)が外れなくて難儀している横で簡単に外せるスペシ ャのタイヤだった為、先に終了。
まだタイヤが外せないので、タイヤレバーを使う事を薦めるがチューブレスとして使用したいので極力レバーは使いたくないと言う。
私も手伝うが足に力が入らないので、全く外れず。
「すみませんお先に!」と言って先行 させて頂いた。
このパンクで気分は一気にメゲル筈だったがどう言う訳か、引っ掛かった物が吹っ切れた気がしました。
そして、『チェックはもう直ぐ』の看板を発見。
CP2へ到着。
間に合った~ホッと一息。
まだまだ走れる!
なんとか降りて水を補給ボトルに400cc(ウィダーがちょっと浮かんでいる位)。キャメルに500cc位水分だけは気がつかない間に取っていたようだ。