goo blog サービス終了のお知らせ 

今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ササユリを下見しに公園による シライトソウ     2024.05.22.(2)

2024-05-24 20:30:40 | 山、花、山野草

ガンピ

 どこに寄って帰ろうかと考えた。候補は二ヶ所、時間も時間だし、自宅方向にある場所を選んだ。どっちも花の状況が気になる場所なのだが・・・・。着いた時間は公園の駐車場が閉まる30分前だ。それを見越して駐車場ではなくいつもの場所に停めた。散策する場所から車道への出口脇のスペース。

 散策コースは休日の日中でもほとんど人が歩かない場所だ。公園を整備したところで利用される場所は限られているから、予算の無駄かも。でもこちらはそれで助かっているけど。薄暗くて急な斜面の道を降りる。

 

 

 

シライトソウ

 

 予想通り、シライトソウが咲き始めていた。但馬高原植物園内に自生しているシライトソウは1mくらいになって風に揺れている様は感動ものだったけれど、ここの薄暗い空間に浮かび上がるシライトソウも良い感じ。この場所のトウゴクシソバタツナミソウは今年は開花株の数は少なめのようだ。

 池の脇を歩いた。コウホネが茂っていて花が沢山咲いている。ジュンサイは採り頃なんだろうけど採ったら怒られるだろう・・・。

 

 

        

        スズサイコのつぼみ   全部で三株だけ。来週でもまだ早いかな。

 

トウゴクシソバタツナミソウ   兵庫県のはシソバタツナミソウの変異種と考えられるとのこと。これって、中部以北のトウゴクシソバタツナミソウとは異なるってこと?新たなる疑問。DNA鑑定の時代だから、誰か調べてるかな・・・・

 

       

       ササユリ   開花時期は来週くらいだろうか、それでもまだ早いかな・・・・三株、見えている。

 

 野池の堤防下の日陰斜面を確認するとかなりの株数が育っていた。

 

ササユリって笹に葉が似ているからササユリなのか、笹原の中に生えるからササユリなのか・・・、どっちもなんだろう。この写真の中に1株ササユリが写っているけれど、つぼみがあるから分かるって感じ。その右にもう一株・・・・?よく見ると、笹と折れた笹の葉だ!

 

こっちには二株。分かるかな・・・

 

 

 夕陽もさしてきた。帰路に着こうか。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加東神山に登ろうかなと思って・・・・     2024.05.22.(1)

2024-05-24 11:17:31 | 山、花、山野草

 

 加東市に住んでもう40年以上、まぁ最初は加東郡社町だったわけだけど、この土地に加東神山(かとうこやま)という山があり、それが加東市の最高峰なんだって!・・・、知らなかった。それを知ったのが先日同定できたアリマウマノスズクサについて調べていた最中のことだった。どうも加藤神山なんて山は元々は無くて、市民に山の名前を募集して199案の中から2,019年に加東神山が選ばれて命名されたらしい。でも、それを周知させる努力はあまりしなかったんじゃないのかな、だって市民の僕が知らないんだから。

 加東神山の登山道周辺ではスズクサ類の実生は見られたけれど、開花株は見つからず、やはり同定はできなかったらしい。そんなわけで加東神山に登ってスズクサの類の調査をしようかなと思って、加東市の鴨川の郷内の登山口に着いたのが午後の2時過ぎ。標高648mの山とは言え、遅すぎる。舐めてる。

 さて、鴨川の郷の駐車場に車を停めて登山道入り口と思われる場所へ到着。最初から「関係者以外立ち入り禁止」と書いてある。メゲずに入り比較的明るい道を進む。倒木が行く手を阻むが通過。辺りには花の芳香が漂っていた。それが最初の写真だ。この外見からガクウツギかコガクウツギ、芳香からガクウツギだと判断するのだが・・・・

 

       

 

 花弁(装飾花じゃなくて、小さくてゴチャゴチャした方)の先は丸くてしゃもじのようで、やっぱりガクウツギだと思ったのだが、その近くのウツギを見てみると・・・・、これも鼻を近づけて匂いを嗅いでみると芳香があるのだが、

 

 

       

 

       

 

 花弁は尖っている。これは何かおかしいと思って少し歩いては花を見て、匂いを嗅いで、写真を撮るのだが・・・・

 

 

       

 

 ピンボケ、失礼。でも、どれも尖っているし芳香がある。葉の大きさとかからするとコガクウツギなのかなとも思うが??

 

 道はやがて小さな池に繋がる。

 

 

そこから更に進むのだが森は暗くなり、ウマノスズクサが育ちそうな環境とは思えず、傾斜も急になってきたので、あっさりと退却した。鴨川の郷内の林縁をブラブラと歩いてウマノスズクサ類があるかも調べたけれど・・・

 

ガマズミの類?  いつも分からなくなる。ガマズミ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミ・・・、葉の大きいコバ?

 

       

       宿題

 

ヨウシュチョウセンアサガオ  何でこんなもんが・・・・

 

    

 

      

杉林の中のもの。どれも花弁は尖っていて芳香あり。

 

       

       ハンショウヅル  もう、花が散っている。自宅ではまだ咲いているのに・・・・

 

アベマキの葉?

 

宿題  良く見るけど・・・・

 

 結局、加東神山には登らず分からないことだらけで退散することになった。まだ、3時半だし何処かに寄らなきゃ欲求不満。宿題ばかりで分る人いたら教えてください。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千種高原のクリンソウを見に行った     2024.05.20(1)

2024-05-22 22:45:03 | 山、花、山野草

 

 久し振りに千種高原のクリンソウを見に行った。保護地に着いて森の中に入って行くが人影はまばら。20人ほどの団体さんがいるけれど、かなり高齢な山歩きの会の人たちのようだ・・・・・。そうか、今日は平日でリタイアした人達しかいないのだ。盛り上がらないなぁ・・・

 

 おまけに最初に入ったエリアのクリンソウはほぼ咲き終わっていて、株に負担を掛けないためなんだろう、花はほぼ切り取られている。5月中旬から6月中旬までが見ごろと書いてあったのに・・・・、やはり、今年は開花が早いのだ。もう帰ろうかと思ったのだが、気を取り直して、車道を挟んで反対側の森の中を歩いてみた。見覚えのある森の中にまだ、クリンソウは咲いていた。

 

 

 

 

 クリンソウは綺麗なのだが天気が良過ぎて、日向と日陰の差があり過ぎて上手く撮れない。。。。カメラとレンズを替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで昼飯を食べた。クリンソウは綺麗なんだけど、撮るのは難しい。

 

       

 

 森の入り口近くに咲いていたギンラン、大きな株で背が高かったからギンランではないのかと思ったけれど、やっぱりギンラン。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷ノ山のブナ帯にネマガリタケを採りに行く   2024.05.16. 

2024-05-20 21:40:06 | 山、花、山野草

ヒロハテンナンショウ

 

 前回の視察から2週間半ほど経って、ネマガリタケ採りを決行することになった。友人は前回と同じ、8時に向かうに来てくれて出発。この日は朝5時は土砂降りで山往きは中止にするしかないかと思って寝床でゴロゴロしていたが、友人からLINEが来て慌てて起き上がる。寒い朝だった。

 平日とあって道はがらがら、コンビニもがらがら、山も人気(ひとけ)はない・・・・、これはいつものことか。。。ネマガリタケは幾らでも採れるのだが、根気と体力の消耗具合で終了とした。コシアブラの新芽が残っていればと思ってtoolを持参したけれど、遅かりし・・・・。

 重いザックを背負ってブナ帯の尾根から車まで降り、車に乗って前回と同じように峠まで下る。見つけたルイヨウボタンが咲いているかもしれないので、確認に行った。

 

        

 

 車を降りて少し登ったところにヒロハテンナンショウが列を作って並んでいた。兵庫県の準絶滅危惧種のようだが、普通に見掛けるように思う。

 前回の記憶を頼りにルイヨウボタンを探すのだが見つからない。自分の記憶ではもっと先まで登らないとその場所までは行けないと思うのだが、腹が減ったので友人が諦めるのを待つことにした。下りながら道の脇に何かないか見て歩く。

 

       

ギンバイソウ、ウワバミソウ、アカソ?  後日、確認の必要あり。

 

       

       モミジガサ   デカくなりすぎ。。。

 

 そろそろ、友人は諦めたようだ。が、斜面の上、距離にして20mくらい、高度差10mくらいの杉林の中に気になる緑濃い下草がある。

 

 

 

ルイヨウボタン  群生しているではないか。

 

 花は咲き終わっている・・・・、でも僅かに咲き残っていた。

 

       

 

 

 群生地が見つかったので、やっと昼飯が食べられる。

 

       

 

 ようやく、空に晴れ間ができて来た。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024.04.28. 目的は山菜採りながらのいろいろ散策

2024-05-19 22:15:28 | 山、花、山野草

 
 要するに目的は暇つぶしである。何をしようか決めかねているので特に目的は設定していない。友人が朝の8時に迎えに来てくれていつものように高速に入り西進、その後北へ進む。
 まずはそろそろ咲き始めているだろうチョウジソウの群生地へ向かった。
 
 
 
 
チョウジソウ
咲き始めくらいだろうと思っていたけれど、今年はやはり花の開花は早めに進んでいる。
 
 
       
 
 チョウジソウは絶滅危惧のAランクなのだが、なぜ此処に群生しているのかは分からない。誰かが植えたとも思えないような場所だ。
 
 ここを通過して林道を進んで行くとオニヒカゲワラビがそこら中に出ている場所に出た。タイミングはばっちり、というよりかちょうど良いのを採るだけ。
 
 
 誰かに上げるわけでもないので自宅で食べられる程度に採る。さらに進んだところにコゴミが出ているのだが、既に収穫時期を過ぎていたので今晩の肴程度にちょっとだけ採った。
 
 さて、ここからどうしよう。氷ノ山のブナ帯を目指して登ることにした。林道を進む途中で車を停めて散策する。何か咲いていないかなぁ・・・・
 
 
 
       
 
 
       
       フデリンドウ
 
 
 此処から更に登って標高 1000m程度まで登り、車を降りて尾根筋まで登る。ここではコシアブラの若芽を摘みながら、ネマガリタケの筍、スズコの様子を見た。
コシアブラは収穫できたけれど、スズコはまだまだだ。でもそれは予想通りだ。
 
 次は峠まで降りてから登り返して山葵の様子を確認したり、イワウチワの花を観に行くことにした。
 
キブシ
 
 
ヤマルリソウ
 
 
ヤマルリソウとツクバキンモンソウ
 
 
       
       ヤマルリソウ  白花
 
 
 山道を登って行き、崩れた道の上の岩を超えて、この辺りだったかなぁと思った場所は崩れてかなり後退していた。
 
 
 
崩れた辺りを良く見るとイワウチワの小さな株が付いていたり、ぶら下がっていたりする。そして、あれは?・・・・
 
 
イワナシ  花はまだ付けていないようだ・・・・
 
 
 イワウチワも山葵もダメダメなので車に戻ることにした。その途中で往きには気が付かなったものが目に入る。
 
 
       
 
あ、ルイヨウボタンの葉だ。つぼみもついている。一株だけというのは不自然なので斜面を探してみると・・・・
 
 
             
 
 
 一週間か二週間後くらいかな、花が咲いたころに来れたら良いのだが・・・・、どうかな。
 
 
       
       ニリンソウ  周囲にルイヨウボタンの若い苗が見えているような・・・・
 
 
 次はスズコとルイヨウボタンの花を観に此処に来よう。
 
 収穫したコシアブラの写真とか撮り忘れたものもあるし、翌日の食事の写真を追加。
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024.05.03. 朝早く出て、福山に向かう途中 サルメンエビネとか    

2024-05-18 19:23:33 | 山、花、山野草

 連休後半が始まっていて、高速道路は渋滞するらしい。休みを車の中で過ごすのは嫌なので、朝5時過ぎに自宅を出て福山の家に向かう。途中、下車して山に入りちょっと蘭の様子を見た。

 

サルメンエビネ

 

ジエビネ  開花し始めだけれど、一時の迫力はない。株数も随分減ったようだ。環境が変化しているのだろう。

 

 蘭は翌日から見る予定なので切り上げて先を急ぐ。高速は車は多いけれどこれといった渋滞もなく流れていたが、出口の直前、200mくらいからほとんど動かなくなった。出口が混んでいるわけではなさそうなので最後の100mくらいは路側を走って、無事に高速を降りた。家の中に入ったが5月というのにとても寒い。エアコンを点けるけれど長く留守にしていた家はそう簡単には温まらない・・・・、家を出ることにした。

 近くの渓谷へ・・・・、今は特に何も咲いていないだろうけれど。。。

 

ウツギの仲間であることは分かるけれど・・・

 

 何度も歩いている場所なので特に珍しいものは見当たらない?!あれ?これは・・・

 

 

 

トウゴクサバノオ

以前はほとんど消えかけていたと記憶しているが、随分増えたものだ。消えてゆくもの、増えるもの、原因は分からない。

 

タニギキョウ  これだけ群生するとお見事。

 

ミズタビラコ

 

 

 

ミヤマハコベ  この群生もお見事。

 

 渓谷を登り滝について一休み。

 

 

        

 

 

          

 

 

 この先の道は崩れていて進めないようだ。引き返すことにした。

 

 

ベニシュスラン  来月頃に花をつけるか・・・・、微妙。

 

 

白い花のオドリコソウ  特に珍しくもない。

 

 

ラショウモンカズラ

僅か一株だけ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024 森で蘭 3     2024.05.04.(3)

2024-05-17 19:14:34 | 山、花、山野草

 

 今日の残る課題は次のエリア、ジエビネの森のマッピング。もう、森を歩いて出会ったジエビネを写しては位置を記録して繋いでゆく。

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

    

不明のきのこ   コウバイタケではなさそうだ。

 

 

 

 

        

 

 

 

 

        

 

 

 

 

 

 

 まだ、奥を探索できていないし、見落としたものもありそうだけれど、今回はこの辺で止めておこう。問題は迷わずに車に戻れるかだ。

それにしても、ジエビネの色調のバリエーションは面白い。これがタカネエビネのお祭りのような色彩の理由になっている。

 

 

 

        

        ヤマフジ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024 森で蘭 2     2024.05.04.(2)

2024-05-16 19:42:32 | 山、花、山野草

キエビネ

 

 来れば毎回、見ているキエビネの場所にようやく到着。道らしきものは杉の若木で判別が難しくなっているので地形で判断する方が安全だ。

これさえ見つけられればこのエリアの蘭は大体、位置が分かる、というかまだ覚えている・・・・、積り。

 

 

タカネエビネ  やはり、今年は開花が早い。

 

 

 

 手前のジエビネはまだ咲き始めだが、その奥にタカネエビネとキエビネが見えている。もう、長くこの場所を観察しているのでこのタカネの片親は、

手前のジエビネで、もう一方の親のキエビネはこの写真に写っているキエビネではなくて、最初に上げた方。そして、タカネの脇には新しく育った株も。

 

 

       

       キエビネ

 

 斜面を少し下り、段差の影に隠れていたキエビネを確認する。

 

 

 

 

       

       タカネエビネ  キエビネの脇に育っているが、相変わらず花は一本立ち。

 

 その後、去年、確認していたキエビネの若い株のことを思い出して周囲を探して歩いたが見つからず・・・・、出会ったのは・・・

 

 

 

 

近くのジエビネ   ジエビネは若く、このタカネの親ではなさそうだ。

 

 

 この周囲の蘭のおおよその位置関係は分かったので、斜面を下り新しい発見を求めて歩いた。

 

ダンコウバイの若木

 

 

ヒトツボクロ つぼみ

 

 大した発見もなく斜面を下って来てしまった。

 

つづく

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024 森で蘭     2024.05.04.(1)

2024-05-15 20:20:53 | 山、花、山野草

 

 友人と久しぶりに今日の8時半に約束をして山に蘭を見に行くことにしていた。前日から来ていたのだが今朝、連絡があって、

体調不良だから一人で行ってくれとのこと。現地に詳しい友人が来ないとなると不安だけれど、納得いくまでウロウロして今後、

森で迷わないように地図を作ってみようか。

 

ヤマフジ

 

 国道から逸れて山に入って行く。良く晴れて山の新緑は眩しいほどだ。

 

 

ウワミズザクラ  ここは実に手が届きそう。ここで実を採れそう・・・・

 

 車を停め、支度をしてからぶらぶらと歩いて行く。誰もいない。

 

    

ヒレアザミ   このアザミは良く分からない。白花と普通の花が混じりあって咲いている・・・

 

 30分ほど歩いて森の入り口に着いた。さて、どこから探索を始めようか・・・・、一番、気になっている場所へまずは行って見ることにした。

去年は迷いに迷ってなかなか辿り着けなかった場所だ。道らしきものはあるのだが、その道に草や木が生えて来て分岐が不明瞭になっている。

何とか迷わずに辿り着くことができた。

 

 

 

 

 去年は周りのタカネエビネは咲き始めていたけれど、キエビネはまだつぼみだった。GW明けの翌週末にキエビネも開いたと聞いていた。

だから、今年は二週連続で訪れる積りだったのだが、春からの気温が高かったせいだろうか、4日にキエビネも開いていた。

周りのタカネは去年よりも株数が増えているような印象。こんな花達が森の中に突然現れたらびっくりしてしまう。パラダイス・・・・。

タカネは10株以上はあるだろう。それぞれ、花の色が微妙に違うのが面白い。

 

 

         

 

 

         

 

 

         

 

 タカネエビネにピントを合わせて撮ってみるけれど、うまく行かないし、今日は天気が良過ぎる。エビネを撮るなら曇りの日がいいなぁ。

 

 

 

 

 あまり此処だけで時間も取れないので上から撮ってお終いにすることにした。空が曇ったら帰りにまた寄っても良いし・・・、辿り着ければ。。。

 

 さて、次はジエビネのジェネットを目指して歩いて行く。

 

 

 

 

ジエビネ

 

 

 

 ちょうど見頃だろうか。それにしても凄い群生だ。ここから20分ほど、森を彷徨うことになった。

 

つづく。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリマウマノスズクサ 一年越しの同定     2024.05.12.(1)

2024-05-13 19:52:39 | 山、花、山野草

 

 いつもきのこ採りに行く山へ通じる道の脇に変わった実をつけている蔓があるのに気が付いたのは去年の6月25日のことだった。

蔓の木本であって葉の独特な形からウマノスズクサの仲間だろうと予想はできたのだが、帰宅して調べてみると候補はアリマウマノスズクサと

オオバウマノスズクサに絞られることが分かった。でも、そのどちらかを判別するためには開花を待たなければならないらしい・・・・。

どちらも分布的にはここで観られてもおかしくはないのだが、アリマウマノスズクサは最初に牧野富太郎が有馬で採取して新種報告したもので、

ここから有馬は50km程の場所。アリマウマノスズクサだろうとは思うのだが一年後の開花を待つとして、種が熟すのを待って採種することにした。

 何度かこの場所に通って種を採取できたのが8月27日。暇と言われればその通りなのだが、この頃は何も新しいことをする気になれなくて、

休みになるとこの場所に通っていたのだ。その理由はその内、ブログに書ける日も来るだろうけど、まだ今じゃない。

 

 

ウマノスズクサ sp.  の実と種

 

 さて、年も変わり今年も何度か通って芽が出たころから3回目の訪問が5月12日、昨日だった。予報では9時頃から雨になるらしく、

まだ開花にはちょっと早いかなとは思ったが、朝飯の前に一っ走りして様子を見に行くことにしたのだ。

 

 実は去年の段階では発生地は一ヶ所しか見つけていなかったのだが前回の訪問でもう一株、100mほど離れた場所で見つけることが出来ていた。

車をいつもの場所に停めてしばらく歩く。

 

 

 

      

      カマツカ

 

 

コツクバネウツギ

 

 

 

 

タニウツギ

 

そして新しく見つけた場所を覗いてみると・・・・

 

 

 

 

 

咲いていた。倒三角形で濃紫褐色の舷部はアリマウマノスズクサの特徴と一致する!

 

       

 

 

       

 

 

 

 

 これでようやく1年かけてアリマウマノスズクサと同定できたというわけだ。去年、採取した種は今春にプランターに蒔いておいた。

実の所、あまり発芽するとは思っていなかったのだが・・・・、発芽した。最初は細い葉が一枚だけ出て来て何かの雑草の芽だろうと思っていたのだが、

その後、それらしい葉が開いてきて・・・・

 

 

       

 

 

 こんな感じ。しばらく留守をしている間に陽に焼けたのか、雨に打たれたせいなのかダメージを受けた苗も多いのだが、まだ全滅はしていない。

うまく育つか分からないけれど、この辺りではジャコウアゲハは見掛けないので食害は大丈夫なんじゃないかと思ってはいる。

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六甲山系のケスハマソウ      2023.03.12.(1)

2023-04-02 12:05:53 | 山、花、山野草

ケスハマソウ

 

 

 もう、咲いているだろうと思って行ってきた。車で30分ほどのところなので昼からでも十分に楽しめる。

この日は天気も良かったので、途中のコンビニで昼飯を買って花でも見ながら食べようと思って出掛けた。

でも、おなじようなことを考える人は沢山いたようで、山の上のベンチは空いていないし、

人でも多かったので車の中で急いで食べることにした。

 

 食後に花を見に行ったのだが、その場所には人影はない。あの沢山の人はどこに行ったのだろうか。世の中、

忙しなく花などをのんびりと眺めるような気分ではないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前、ケスハマソウが沢山、自生していた場所に行ってみたが僅かにしか花は咲いていなかった。

最近、杉の間伐がされた場所で、陽当たりが良くなったせいなのだろうか。除草もされているので目立つようになって、

盗掘されてしまったのだろうか。

 

 

 

 

 

 写真を撮っていると、一人、ケスハマソウを撮っている人がいるのに気が付いた。同好の輩と思い話しかけてみると、

数を減らしたケスハマソウの保護を手伝っているとのことだった。でも、特に山野草について詳しいわけではないようだった。

礼を言ってから、他の場所の花を見に行くと伝えて別れた。

 

 その後、記憶にあった自生地に行こうと山を下ったのだが分からなくなってしまい、下り過ぎて麓まで降りてしまった。

消えてしまったのか・・・

 

 

        

        コショウノキ

探している途中で出会った。この山の日当たりの良くない斜面には結構、沢山生えている。

 

 

 ケスハマソウは下から登りなおしてようやく見つけた。どうも、なぜこの場所に咲いているのか不思議な場所。

誰かが植えたのかとも、思ってしまうような場所なので、見つけられなかった。

半日蔭で雨が降ると雨水が集まるような浅い谷筋に自生するように思うのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春だから明る過ぎるように感じるだけなのかもしれない。兎に角、この場所に何年も自生しているのは確かなのだ。

 

 写真を撮り終えてから斜面を登り車道に戻ったところで、先ほどのケスハマソウの保護を手伝っている人に出会ったので、

自生地の話をすると、驚いたことにご存じなかった。お礼の積りで教えてあげることにして再度下り、また登り車に戻った。

良い運動にはなったかな。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ、再開。オカメザクラが咲き始める。     2023.03.21.(2)

2023-03-26 13:42:37 | 山、花、山野草

ミツマタの花

 

 

 天気は曇天のまま。気温もさほど上がっていない。でも、雨が降り出さないだけマシというものだ。先を進む。

 

 

 

アマナ

道の脇の土手の斜面にアマナを発見。以前にも見ていたと思うけれど、かなり殖えたようだ。

 

 

 そして、今日の目的の花の咲く場所へ。

 

 

 

 

 

 

 

ヒロハノアマナ

2週間前に来た時は葉が出始めで、小さなつぼみの姿も確認していた。

 

 

 大きく育っていてつぼみも沢山付いているのだが、いかんせん天気が悪くて開いてはいない。周辺を歩いて他にも咲く場所がないか探していると・・・

 

 

 

        

ヒロハノアマナ

周辺に見えているのはヤマエンゴサク?他はオドリコソウ?

 

 

 

 

 

 

 

セリバオウレン もう終盤。

 

 

 

ヒサカキ 小さな花を付け始めている。

 

 

 

 

 

 

 戻って来て、さっきのオドリコソウ?をじっくりと見てみる。

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

以前に周辺でラショウモンカズラの花を見たことがあるので気になったのだが、咲いていたのは5月頃だし・・・・

 

 

 先に進むと、またアズマイチゲの群生があった。ここは最近、地元の人が畑の脇に殖やしていたものなのだが、随分と殖えていた。でも開いていない・・

 

 

 

 

 

 

 

 

脇から見た時には廃墟かと思っていた。その割には庭がすっきりしているので不思議に思ったのだが・・・・正面まで来てみると喫茶店のようだった。

でも、人気がなくてどうなん??

 

 

 ここを二週間前に歩いた時に近くでビジターズハウス(所謂、民宿)の開店を準備中の主に聞いた、川沿いのオカメザクラのことを思い出して、

行ってみた。道かどうか分からないような草原を進んで川まで出る。

 

 

 

       

これって・・・・、あれかな。凄い群生。。。

 

 

 

オカメザクラ

三分から五分咲きってところかな。

 

 

 

       

 

また、あれかな?

 

 見えているコンクリートの橋を渡ってオカメザクラの植えてある方に移ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じカメラで撮っているのだけれど、光の加減でオカメザクラの色合いが変ってしまう・・・・

 

 

 川沿いを歩いて橋を渡って元の散策路に戻った。アズマイチゲの花はどうだろう・・・・

 

 

 

開きかけた花もあるけれど・・・・

 

 

 

 

ニリンソウも少し開いたかな・・・・

 

 

 

 

ユキワリイチゲはやっぱり、ダンマリのまま。

 

 

 停めておいた車に戻る時には雨がパラパラと降りだしていた。車に乗ってスマホを見てみると、WBCで、日本が9回逆転サヨナラ勝ちを収めたとのこと。

時計を見ると11:40。2時間弱の散歩だった。自宅に戻る途中で雨は土砂降りになり、途中で昼飯の焼肉弁当を買って帰宅。録画しておいたWBC決勝戦をじっくりと見た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろ、再開。     2023.03.21.(1)

2023-03-25 23:24:35 | 山、花、山野草

 

 

 最後にブログをアップしたのは今年のカレンダーのために選んだ画像をした時。あれから2か月ほどがあっという間に経ってしまった。

そろそろ、再開しなければと思うのだがどこから始めようかと迷う。迷った上で一番、最近に花を見て歩いた時のことを書くことにした。

 

 最初の写真を見ると分かる人には分かってしまうのだが、ここは自宅から1時間ちょっとの神社。周辺には自生や植栽の山野草が多くて、

地元の人が草刈りなどをして管理してくれている散策路があるのだ。今年、ここを訪れるのは二回目。一回目はセツブンソウの咲く頃だった。

この日は天気予報では昼からは雨になりそうだということだったので、休日としては早めに家を出て正午くらいまで散策する積りで家を出た。

 

 朝起きてテレビを点けた時点でWBCの日本とメキシコ戦の状況は3:0でメキシコが先行していて家を出るのを止めようかとも思ったけれど、

録画することにして思い切って家を出たのだった。さて、神社の石塀の上のユキワリイチゲは閉じていたが、気温はそれほど低くはなかった。

 

 

        

 

 

 まだ、10時頃なので戻るころには開くかもしれないと思い、散策路を進むことにした。人影はほとんどなく、のんびりと歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

    

ニリンソウ

まだ咲き始めで、花数は少なく二輪目はまだつぼみ。

 

 

 

 

 

 

 

ノカンゾウ or ヤブカンゾウの芽

水滴を宿している・・・・、期せずして写り込んだイチリンソウにはつぼみが付いていた。

 

 

 

        

 

 

 

 

シキミの花

散策路の右側には栗の木が植えてあって、その境に大きなシキミの木が続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのシキミの木が満開なのだ。

 

 

 

        

 

 

 

 しばらく進んで行くとヒメリュウキンカがポツポツと咲いていて、その先にアズマイチゲの群生があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

        アズマイチゲ

半開き? これから開くのかもしれないけれど・・・・。午後には雨が降り出すだろうから、今日は開いたところは見れそうもない。

 

 

 

 その後、セツブンソウの咲いていた斜面に着いたが当然のように花は終わっていて種が出来始めている。そして、キクザキイチゲが僅かに咲き

残っていた。

 

 

 

キクザキイチゲ

 

 

 

 そして驚いたことにこの斜面では見たことが無かったヒロハノアマナが咲いていた。

 

 

 

ヒロハノアマナ

誰かが移植したのだろうか・・・・。

 

 

 

ミツマタの花 紅

 

 

 セツブンソウの斜面の先にはミツマタの花が咲いていた。これは毎年のことなのだが、紅のミツマタが植えてあったという記憶はないのだ。

 

 

 

 

 

 

 ミツマタの木は幾つか植えてあって、どれも若木ではない。この場所にはセツブンソウの咲く時期に来ることがほとんどだったので、ミツマタが

咲く時期に歩いたことが無かったのかもしれない。

 

 この時、携帯に日本が3:3の同点に追いついたという速報が入った。思えば、WBCで日本はこれまで全戦で先に得点され逆転して勝ってきた。

この日もきっと勝つだろうと思いつつ、先に進んだ。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回想  ジエビネ、キエビネ、タカネエビネ     2022.05.04.

2023-01-05 21:50:39 | 山、花、山野草

ジエビネ




 そろそろエビネが咲いている頃だと思って行ってみた。見頃の株もあるのだがエビネを取るには天気が良過ぎ。曇り空の方が良いのだけど・・・
木漏れ日も入り過ぎて花だか木漏れ日だか分からなくなってしまう。







僕の技術では綺麗に撮るのは無理かな。



 背景が煩いので上から撮ってみたりするけれど・・・・






分けわからん写真。まだつぼみが多いようだ。











 キエビネの様子を見に行く。






まだ、咲き始め。








このキエビネは随分、大株になった。去年はこんなに花を付けていなかったように思う。






        

近くにはタカネエビネも一輪だけだが咲いていた。その位置関係は・・・・






        

キエビネから飛んだ種から育ったのだろう。






        









ここは以前にはキエビネしか咲いていなかった場所。でも、その周りに種が飛んでタカネエビネが生えてきている。



 周囲にはいろいろなタイプのジエビネが生えているので、タカネの花色のバリエーションも大きい。色とりどりのタカネ達。





        

 



 真ん中の肝心のキエビネがまだつぼみなので、何ともならない。1週後に来ていれば良い写真が撮れただろう。来年のお楽しみ、というところ。















        

周囲のジエビネの花。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回想  青い花 ホタルカズラ、ヤマフジ、フデリンドウなど   2022.05.03.

2023-01-04 21:11:16 | 山、花、山野草

ホタルカズラ





 5月の連休は始まっていたけれど、3日から福山の家に行った。両親が亡くなってからは年に数日しか来ていない。これからどうしよう、
と思案してはいるが仕事が一段落しないといろいろと動き出せないなと思っている。

 さて、初日、帝釈峡では・・・・、まずは青い花から。









 ホタルカズラは花盛りだったのだが、この日も目の具合がイマイチ。こういう時にマクロレンズで撮るのは良くないなぁ。アップに耐えない。































    



 花色は青からピンクに変わるのか、逆なのかと友人と意見が合わなかった記憶があるのだけれど、僕は青からピンクと思っている。
でも、ヤマルリソウの花を見た時に開いたばかりの花がピンク色だったのを見てから分からなくなってしまった。














フデリンドウ
幾つか見掛けたが、撮ったのはこれだけ。













        
ヤマフジ
沢山咲いているので撮るという意識がなくて、撮ろうと思うと状態の良い花は少なくて焦った。

























多分、これもヤマフジ。







ラショウモンカズラ
これ、カズラかな。でも、オチフジの仲間と聞いてやっぱり、と思った。とすると、これもカズラなのかな。



 ちょっとおまけ。黄色い花。




        









どこにピントを合わせるのが正解なのか。これは正解ではなさそうだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする