昨日は職場の忘年会だった。翌日、久し振りにきのこを探しに行こうと思っていたので、酒は控える積りだったが、勧められるままに飲んでしまった。朝、起きて、大したことはないなとは思ったものの、なかなか起き上がれず、結局、起きたのは10時を過ぎていた。
11時に家を出て、心当たりの場所に向かう。車を降りて細い道を歩いて行く。昼が近いというのにとんでもなく寒い。
エノキタケ Flammulina velutipes (Curtis) Singer
エノキタケはあっさり見つかった。この木の根元や地表からもエノキタケは出ていた。そして、直ぐ近くの枯木からは・・・・。
ヒラタケ Pleurotus ostreatus (Jacq.) P. Kumm.
ヒラタケも出ていた。採って驚いた。傘の上を氷が覆っていた。寒いわけだ・・・。このヒラタケはシロコブ病に侵されているようだ。最近、自宅庭で採ったヒラタケもシロコブ病に罹っていた。
この場所を過ぎて、細い川沿いを歩いて行く。道の右手の枯木に巻きついた枯れたツタからハチノスタケが出ている。地上から2m程のところ・・・。
ハチノスタケ Polyporus alveolaris (DC.) Bondartsev & Singer
さらに歩いて行く。針葉樹の林の中に転がった枯木から出ているのは・・・
ツガサルノコシカケ? Fomitopsis pinicola (Sw.) P. Karst.
よく来る林に着いた。今年、驚くほどのサクラシメジの菌輪に出会った山・・・。コナラの木々は、ほぼ、葉を落としきり、明るい山に変わっていた。そして道は落ち葉に厚く覆われている。
これでは、きのこがあったところで見つかるわけはない・・・、そう思って、ふと地面を見ると・・・あった。
アシナガタケ Mycena polygramma (Bull.) Gray
山を降りていく途中、湿った枯葉から小さなきのこが沢山出ているのに出会った。傘径3mmほど。
不明
この後、朝光寺に行きツクバネの木をながめてから帰った。
ツクバネの木
この時期、去年もこのコースを歩いていたことを思い出した。