ウラスジチャワンタケ Helvella acetabulum (L.) Quél.
土曜日、良い天気だったが何だか体調不良でゴロゴロしていた。その続きで日曜も庭をウロウロしていたが、思い立ち、車で20分ほどの山に登りに行った。2日も家にいたら・・・
ここは、秋に良く来る山。大抵、キノコ探しだから、低い辺りを廻るだけだ。でも、実はてっぺんまで登るのは結構、きつい山だ・・・
コガクウツギ
コガクウツギ、沢山咲いているとかなり匂う。この匂い、好きな人、苦手な人・・・。僕はと言うと、だんだんと好きになってきた匂い。
これは、今まで沢山見てきた花と少々違う。小型で黄色実が強い?
コツクバネウツギ
この山も、この時期、シライトソウが沢山咲く・・・
シライトソウ
沢の脇の薄暗い土手の苔の上にきのこがでていた。
ウラスジチャワンタケ Helvella acetabulum (L.) Quél.
まだ、ウラスジチャワンタケの季節か・・・・。今年は結構、雨が降って、このきのこには長い間、出会っている。
そして、その近くには・・・
左:コナスビ
右:ママコナの蕾
コツクバネウツギ
徐々に道は上り坂になり・・・・、そして急斜面となり・・・・はぁ・・・
山頂までは1.5kmの距離ながら、山頂の標高は約 730m。高度差 500m程を一気に登る。途中、何度か休みながら・・・・・
?シダ
斜面にシダの若葉が続いていてきれいだ。毎年見るシダだが、調べたことがない・・・
そして、久々のフウセンタケ。
cortinarius sp.
ちょっと古いが、特徴からするとキヒダフウセンタケのよう・・・。色あい的にはその面影はないが、この山には秋に沢山発生する。
cortinarius sp.
これも、フウセンタケの仲間だが、これは分からない。とか言いながら、休憩しつつ・・・一時間と少しで山頂へ。
山頂
疲れた・・・・、平地なしの登りっぱなしだから・・・・。ということは、帰りは下りっぱなし。木に掴まりながら下らなければならんな。
山頂から下を見ると・・・・・、どこがどこだか分からなかったが、小さく見える池が車を停めてきたところだということに気が付いた。そして、池の右上に光っているもの、あれは僕の車の屋根じゃないか!
なぁーんだ、という気持ちと、結構登ったなという気持ちが半々。昼飯にする。その間に、汗で濡れた服を脱いで干しておいた。山頂にはモチツツジと何だろう・・・ミツバツツジのようなツツジが咲いていて、カラスアゲハとか、タテハの仲間が飛んでいた。
ツツジ
トレーニングのような山登りだった。