お久し振りです。随分、御無沙汰です。福山に発つ前に歩いた里山の様子を書いてから随分経ってしまったけれど、その日の夜のことから続きを書きましょう。翌日には家族を福山のホテルに集めて会食をする予定。その時は送迎を担当しなければならないから、のんびりと飲むこともできないので、前夜は母と姉といつもの福山駅前の多幸半で飲むことにしていた。
店は自宅を出て高速に入る前に携帯から予約。いつもカウンターの席しか予約しないので問題なく予約できるのだけれど、今回は確認に時間がかかったところを見ると混んでいるのかな。結局、何とか予約できて安心して高速を走った。
予約は6時過ぎ。そのためには5時半には母の家に着かなければならないのだが、どうもギリギリになりそう。電話ですぐ出掛けられるように用意をしておくように連絡をする。予定通りに着いたけれど、女性はどうも支度に時間がかかる。しょうがないね。
生ビールを飲みながら、注文を考える。
生うに
母も姉も好物。最初から生うにとは・・・・
くわいの唐揚げ
これば絶品だった。大きめの銀杏くらいの大きさなのだが、塩が効いていて美味。今の時期は小粒で唐揚げに最適なのだ。正月くらいには大きくなっていて、おせちでは煮物になっている。
今回は珍しくさざえがあるという。大喜びで造りを二つ頼む。出てきたのは・・・・
特大さざえ
瀬戸内のさざえ。貝殻に角がない。ここの店は寄島の魚貝を料理して出してくれる店だから、毛蟹!なんて言ったって出てこない。
黄にら
姉がサラダを頼むと僕は不機嫌になるのだが、黄にらなら許容。
赤貝の造り
これも久し振り。大粒の赤貝。
白子を頼んだら、店の板前さんに鯛と河豚とあるけど、どっち?と聞かれた。そんなこと聞かれたら、やっぱり河豚と応える。二つと言ったら、一つしかできないと言われてしまった。
河豚の白子
冬が近くなると美味くなる魚。かわはぎも薄造りを頼んだ。もちろん、肝和えで食べる。
かわはぎ造り
ちょっと頼み過ぎかな・・・・。この頃の定番、鰭酒を頼む。
ふぐ鰭酒
こいつの良いところは、注ぎ酒が出来るところ。
銀杏の唐揚げ
車海老の塩焼き
でかい。
注ぎ酒・・・・二回目。
流石に腹いっぱい、酔ってきた。最後は・・・・
鰻の白焼き
これがびっくりするくらいの肉厚で旨かった。しかし・・・・、堪えた。
お勘定をお願いしたが、やっぱり高かった。今思うと、〆の茶そばを頼み忘れたのが残念。