例年、この場所にベニバナヤマシャクヤクを見に来るのは咲き始めの頃。何でかというとまだ咲いていないころから様子を見に来ていて、咲き始めたところで満足してしまうからだ。
今年はもの場所に通い始めてから何年か経つので盛りの時に来ようと思っていた。前回、ここに来たのは3週間前。正直なところ、3週間は開け過ぎかな、と心配だったのだが・・・・、良かった。
この場所のベニバナヤマシャクヤクは紅色と言えるのはつぼみの頃くらいで、開いてしまうと淡いピンク色といったところ。
そしてピンク色のヤマシャクヤクが咲く場所は狭い場所に限定されている。
どう見ても真っ白なヤマシャクヤクも混じって咲いているのはベニバナの白花なのだろうと勝手に思っている。この場所の周囲にもヤマシャクヤクは咲くのだが、それは白花ばかり。でも開花の時期は僅かに違うだけだから、その差は積雪量の違いとか日照とかの違いに拠るのではないだろうか。
周囲では白花と紅花の交配が進んで白花ばかりになり、何らかの地理的な要因でこの場所だけベニバナが残っているのかな。。。だとすると、いずれはこの場所も白花ばかりになるのかもしれない。
ヤマシャクヤクの花を眺めながら昼飯を食べ、山を下った。