5分ほど車を走らせて次の池の脇の空き地に車を停めた。前の池よりも高い場所にあるがつながっているわけではない。いつも水が青くて綺麗な池だ。
池沿いの道を歩いて行き、道が林の中に入ってから右へ折れて山から池に流れ込んでいる川を目掛けて歩いた。きのこを観察しに来た時に何度か中に入っているが、流れ込みまでは行ったことがなかった。藪がひどいし、松枯れ病で枯れたアカマツが幾本も倒れていて進むのに苦労する。おまけに油断するとサルトリイバラに引っかかってズタズタになってしまうのだ。
意外なことに川に出る途中の薄暗い林の中で糸トンボを見つけた。
あれ、グンバイトンボだ。
前に進む度にグンバイトンボが驚いて飛び立つ。
流れ込みの近くまで来た。
川に出て池に下って行く。
流れ込みに出たら産卵しているトンボが見られるかと思ったのだが・・・・・。来たのが遅かったのだろう。明るい場所にはトンボの姿はなかった。みんな林の中でお昼寝中?
また、薄暗い林の中に戻ってトンボを探してみた。
♀
マニュアルでピントを合わせて写そうとしたら・・・・
飛んで行ってしまった。
でも、次のグンバイトンボが飛んできてとまった。最初のは♂だったけれど、次のは
♀
♂
グンバイトンボは珍しいのだろうか・・・・・、確か準絶滅危惧種だったかな。ここには幾らでもいるので飽きてきた。林を後にした。道に戻るのが一苦労だ。イグチの季節になるとここはキノコだらけになるのだが、今年はまだ何も出ていなかった。
折角なので道を山の方に奥まで歩いて行き、別の湿地も見てみたがモウセンゴケが花を付けていたくらいで、目新しいものはなかった。車に戻る道で・・・・
ママコナ
毎年、この季節に見掛ける花。でも、周囲の木が切り倒されていて日向になってしまっている。
これは何だろう、ガガイモなんかの仲間の花・・・・
葉も写しておかなければ・・・・・
トリガタハンショウズルの葉
池まで戻り、水面を見ると・・・・・、誰が放したのだろう大きな錦鯉がのんびりと泳いでいた。
車に戻り自宅に向かって走った。また、道草・・・・・来る途中で気になっていた紫陽花。
今が花盛りだ。ついでにいつもきのこを見に行く山にも寄ってみた。
合歓の木
いつの間にか盛りを過ぎている・・・・・
オカトラノオもまだ蕾
きのこはやはりまだ出ていなかった。でも・・・・
出始めていたのは、シャクジョウソウ。
ざっとみたところ、今年は沢山咲きそうだ。