今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

岩壁の蘭            2013.06.01.(2)

2013-06-05 10:00:00 | Weblog
       
 



 友達の後をついて、滝を見に行った。週初めの天気予報では週末は雨ということだったが、天気はまあまあ。


 山道を登って行く途中には見覚えのある葉が見えた。






 



シソバタツナミソウとは思ったが、葉の三角形が尖っている?とか、こんなに茎が伸びたシソバタツナミソウは見たことないぞ、とかでペンディング。




 滝に着いたが滝を見上げるのもそこそこに、岩壁に張り付く。何とか攀じ登ったところに、ちらりと見えた。





ハナゼキショウ



 まだ蕾だが、開花はそれほど遠くないようだ。他には・・・・




イワギボウシ




 友達はこれを見せてくれるために僕を連れてきてくれた。登るのはまだ良いが、岩壁を下るのは難儀だ。慎重に濡れた急斜面を下った。





フタリシズカ




 そして、岩壁を見上げるのだが、張り付いた植物は遠すぎて良く分からなかった。イワギボウシが沢山張り付いているのは見えるのだが・・・・・



 岩壁の写真を撮って、帰宅してから調べることにした。




      





      




 帰宅後、写真を拡大してみると・・・・




          


 イワギボウシに混じってハナゼキショウが沢山、蕾を付けていた。ユリのようなものも育っているようだが、葉の細さからすると高砂ユリだろうか・・・。あそこには誰も行けないだろう。何が咲くか、また来てみよう。


 後は道の脇を眺めながら下っていく。





ミズタビラコ





? これが分からない。周囲に沢山あって、これまでも何度も見ているもの。











エイザンスミレ?



 スミレはもう種を付けていた。そして・・・・





クモキリソウ?  ジガバチソウ?

どちらも現物は見たことがないが・・・・ジガバチソウは葉に網目がはっきりするらしいので、クモキリソウかな。






葉をちらっと見て、花を付けていないネコノメの一種かとおもったが、



 よく見ると・・・・、タツナミソウの仲間。



 近くに・・・・










・・・・調査中



 戻る道で随分と道草をしたが、ようやく車に戻り走り始めたところで、また停まった。見えたのだ。





マツオウジ     Neolentinus sp. = Lentinus sp.




 気が付くと、マツオウジの出る季節になっていた。もうすぐ、きのこの季節になる。




コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭の近況  ウツギと紫陽花... | トップ | 朝と夕方、勤め先の庭で  ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (kouchan)
2013-06-06 07:31:32
調査中といいながら、全然調べてなくて・・・。
オカタツナミソウとは違うと思います。

オカタツナミソウには那岐山で会いましたので、そのうち写真をアップします。
返信する
調査中 (まいど)
2013-06-06 00:13:24
以前一緒に行ったエビネの咲く六甲山系の場所覚えてますか?あそこの入り口にも似た花が咲いて
オカタツナミソウかと思いましたが、、、違うんですね。
返信する
川越さん、お久し振り (kouchan)
2013-06-05 21:49:50
そうですよ。マツオウジは梅雨時のきのこです。
秋にはあまり見たことがありません。
マツオウジには2種類あるというひとがいますよ。
中るマツオウジと中らないマツオウジ、本当かな・・・。

でも、苦いマツオウジが出る場所と、苦くない場所があるのは事実です。
シイタケと同じ仲間ですが・・・・、やっぱりシイタケの方が美味しいですね。
これから、赤松の切り株や幹から沢山でだすでしょう。
松脂もしょうがないかも。マツオウジの飯ですから、赤松が。
返信する
Unknown (川越)
2013-06-05 19:54:54
こんにちは。マツオウジは今頃からでるんでしたっけ?何度か採ったことがあるのですが、秋のつもりでいました。今度見て来なくちゃ。でもこのキノコは場所によるのか、個体差なのか松ヤニのような味がするものがありますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。