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昼になり、暑くなってきた。今日の天気予報は曇りのち雨だったはずが、晴れのち曇りに変わっていた。天気の悪化が遅れたのだ。昼飯を食べ、日陰の森の中を歩こうと、峠を越えて山の反対側に廻った。
森の中の道を歩くがやはりきのこは少ない。いつもなら、蚊が沢山いて悩まされる森には、ほとんど蚊の姿は見えず・・・、いるにはいるのだが・・・、歩きやすかった。その道の脇にかたまって地味なフウセンタケが出ていた。なんだろう?
でも、それはナメクジの齧ったあとを見れは明らかだった。
イロガワリフウセンタケ Cortinarius rubicundulus (Rea) Pearson
試しに柄の部分を爪で削ってから袋に入れておく。後でその部分を見ると赤く変色していた。
左:ドクベニタケ Russula emetica (Schaeff.) Pers.
右:イタチタケ Psathyrella candolleana (Fr.) Maire
道に横たわる枯木からはかろうじて・・・
チシオタケ Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.
きのこは少ないが、何故か粘菌には出会う。
ウツボホコリ
ツノホコリ?
はっきり言って・・・粘菌も分らない。違っていたら失礼・・・。
イグチが出ていた。柄のササクレが気になったが、さっぱり分らなかった。
シロヤマドリタケ(仮)かもしれない・・・・
去年も何度かシロヤマドリタケにはこの山系で出会っている。そして、試食もしたのだが、今回のイグチがシロヤマドリタケだという考えが起こらなかった。NB氏に指摘されたが、形状、傘の色合いなど・・・、いつも見ているものとはかなり違う。言われてみると、それは個体差の範囲内なのかもしれなかった。
たいした収穫はなかったが、この位にして自宅に戻ることにした。その途中、雨が少ない時期の取っておきの場所に寄ることにした。昼も薄暗い、川沿いの道・・・。その中ほどに墓地があり、不気味な小道だ。
珍しいものが出ていた・・・。
カブラマツタケ Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.
食用とされているし、過去に何度か収穫しているのに、一度も食べたことがない。なぜかというと、これまでに最高で一日に2本しか採れたことがないから。食べるのを忘れてしまう。
そして、次は・・・これは食べられないな。
ヒロヒダタケ Megacollybia platyphylla (Pers.) Kotl. & Pouzar
ヒロヒダタケは白いヒダがきれいなきのこだが、幼菌だとさらにツエタケのような印象があり、透明感が美しい。
遠くで雷が鳴り出した・・・。そろそろ帰らなければ・・・。
オカトラノオ
今日は、いろいろなところでこの花を見た。
そして、やはりこの時期の花・・・。
合歓
アップの写真、とても綺麗です。
小さな花が集まって、夏の白い花火のよう・・
kouchanさんは、写真がお上手ですね。
こんな風に撮れたら、きっとどんどん撮りたくなっちゃうだろうな。
合歓も初めて見ました。こちらもふわふわと可愛らしい。今夜はとても良いものに出会えました。
この写真を撮ったとき、結構風が強くて花が動きまくり、フォーカスが合わなくて・・・。
まとまった雨が降ったので今週末はきのこに期待しています。
カブラマツタケは一度も見たことがありません。どんなところに出ていたんでしょうか。
カブラマツタケは暗い杉林の樹下に出ていましたが、ブナ林の苔の中から出ていたこともあるし・・・、どうなんだろう・・・。これまで、四、五回は見ていますが、発生場所に共通する点はあるんだろうか・・・。分らないです。