キクバヤマボクチ
前日、夕食の買い物を済ませてから福山の家に着いたのは夕方のまだ、明るいうち。半年ほど来ていなかったけれど、何も変わっていなかった。
外食するのも何となく憚られたので、弁当と刺身とか缶酎ハイとか。でも、冷蔵庫の中を見ると前回、来た時に買ったビールとか缶酎ハイ、
炭酸水までもが残っていた。
今日は起きてから朝食を摂り、少し片づけをしてから、久しぶりの帝釈峡に来てみた。今回は福山の友達と一緒ではないので、何処へ行ったものか・・・
取り敢えず、谷に下っていく道の脇に車を停めて、記憶に残るキクバヤマボクチの様子を確認した。丁度、咲いていてホッとする。
コウヤボウキ
何故か、花は一輪しか咲いていなかった。こういうのも珍しい?
左:イナカギク(ヤマシロギク)?? 右:シラヤマギク??
ほんの5mくらいしか離れていないところに明らかに異なる野菊が咲いている・・・・
車に戻り、細い道を避けて谷まで下ることにした。それでも、すこし走っただけで、また、車を停めることになる。
野紺菊
イナカギク?
もうすっかり野菊の季節になっていた。
途中、道の脇のアキノノゲシが綿毛を飛ばしているところに出会い、撮ろうとするのだがピントが合わず・・・・
残念。。
谷の上の公園の東屋で昼飯を食べようと近づくと、頭上からキケンは音が聞こえて来た。一匹だけだと思ったのだが、見上げて息を飲む。
まるで熊に出会った時のように、相手を睨みながら、ゆっくりと後ずさりして退却した。まあ、熊に出会ったことがあるわけじゃないけれど、
そうしようとは思っていた。
昼飯は別の場所で食べよう。
そういえば玄関先のアシナガバチは大きな巣を離れて、どこかに移動したようです。でも流石に玄関を出るとブーンと羽音が自分の周りを飛ぶのは慣れないとちょっと怖いですね。
いつも野山を徘徊しているのでスズメバチ羽音に大きく反応することはないのですが、
以前、地下に造られたスズメバチの巣の近くを通った時のような圧力を感じるような音なので、上をゆっくりと見上げたのです。
触らぬ神に祟りなし。直ぐに退散しました。
子供の頃、玄関の上のアシナガバチの巣に気が付かず、刺激してしまったようで、
何匹ものアシナガバチに頭をボコボコに刺されたことがありました。
ハチが頭の毛にからまって取ろうにも取れず、逃げるために走り回ったり、転げまわったり。
誰も見ている人は居なかったですが、見ていたらさぞや滑稽だっただろうと思います。
言われてみれば確かに、頭に群がったら髪の毛で絡まって取れなくなりそうですね。考えただけでも恐ろしいです。
蜂の巣は見えるところだとそれほど怖くないですけど、知らずに刺激するのは怖いですね。スズメバチなどは羽音が強いので比較的すぐにわかりやすいとは思いますが。
高校か大学に入った頃だったか、独りで別荘に行って玄関のカギを開けようとしていたときのことです。
玄関のすぐ上にアシナガバチの巣があるとは聞いていなくて、カギをガチャガチャしているときに不意に襲われました。
車道から50mほど入り込んだ場所だし、周りの別荘には誰も来ていなかったので、観客なしのバトルロイヤルになりました。
その頃、肩くらいまでの長髪だったかな。時代ですよね。
へ〜、長髪だったんですか。時代ですねぇ、ほんと。実を言えば私も学生時代は(今も長いといえば長いんですが)肩まで髪があって、ジーンズも裾の広がったベルボトムが流行っていて、後ろから来た車に乗った数人のお兄ちゃんに、「彼女〜、どこいくの?乗って行かない?」って声をかけられたことがあります。(^^;
当時はそんな格好の学生が普通にいましたね。
高3の時はクラスの女子に女装コンテストに担ぎ出され、惜しくも準優勝(残念じゃないけど・・・)、大学生では赤ちょうちんで「女性ですか?それとも・・・」と言われました。
今はグレーヘアーのおっさんです。