今日は雨が止んだら友達から教えてもらったミズオオバコの生息地を訪ねてみようと思っているのだが、雨脚は強くなるだけ。いつまで降ることやら。
そこで、そろそろ出始めるだろうAureoboletus sp.の写真を整理しておくことにする。
日本に確認・同定されているAureoboletus ヌメリコウジタケ属は1種だけ。それは、属の名の通り、ヌメリコウジタケだ。ちょっとブログ内検索して写真を取り出したので、典型的とは言えないけれど参考に。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
管孔が永続的に鮮黄色で肉には青変性がないのが特徴。そして子実体は全面粘質物に覆われる。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
ヌメリコウジタケの特徴はそのまま、ヌメリコウジタケ属の特徴になっている。今のところ、一属一種だけだからだ。北陸のきのこ図鑑には(最近、新刊が出るらしいが・・・)ミヤマヌメリコウジタケ Aureoboletus sp.が仮名で記載されている。特徴を読んでもこれまでに出会っているかどうか、分らない。要するに、ヌメリコウジタケに類似した形状で、見た目だけでは個体変異の範囲内かそうではないかの判断は難しいから。
実際にヌメリコウジタケにはこれまでに何度も、個体数も山ほど見てきているが、採集した時の気候、気温や湿度、幼菌、成菌か老菌かで見た目は違うし、傘のヌメリの有無も変わるので、見た目と食味だけで判断する僕には踏み込めない世界だ。
しかし、ここ数年、見た目だけで明らかにAureoboletus sp.であって、ヌメリコウジタケではないものに出会うようになった。その写真をHDの中から探し出してきたので、ブログにまとめておこう。HDの中の無数の写真は整理されておらず、ブログから遡って検索している始末。だからブログにまとめておくのが一番具合が良い。
はっきりしているのは2種。最初の1種はBlue Aureo.仲間内で大西アウレオと言っている。
Aureoboletus sp.1 2011.09.11.
大西さんが、かなり前に見つけたのが最初だと聞いている。自宅周辺でみつけたのは2009年が最初だったと思う。それから3年続けて観察している。傘の青いイグチは他に例を知らない。幼菌のうちは青みは強いがだんだんと水色になり、成菌ではそのほとんどは青みを失う。
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
淡い水色に色褪せる
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
管孔をナメクジに喰われた個体。傘の肉の部分は弱く赤変している。食味は酸味あり。
Aureoboletus sp.1 2012.09.08. 地点 K
老菌の姿 傘の径は15cmほど。
Aureoboletus sp.1 2012.09.08. 地点 K
去年は列をなして発生していたが・・・・、成菌の時期を見逃してしまった。
二つ目は、去年、初めて見たもの。10km以上離れた2か所で見掛けた。水色のAureoと比べると傘は小さく、柄が長い。
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
これは傘の開ききっていない幼菌。傘の径は4cm弱といったところか。
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
目立った変色性はなかった記憶だが、今見ると根元の辺りが僅かにグレーに変色しているような・・・
Aureoboletus sp.2 2012.09.17. 地点 C
翌日に違う場所で観察。外見から同じ種だろうと判断した。成菌になっても大きくはならないようだ。黄色味は強くなる。
Aureoboletus sp.2 2012.09.17. 地点 C
昨日、知人と去年の観察地を歩いたが、雨が降って1週間が経過したというのにきのこは何もない状態。やはり、今年の暑さは半端じゃなかったということだろう。
そこで、そろそろ出始めるだろうAureoboletus sp.の写真を整理しておくことにする。
日本に確認・同定されているAureoboletus ヌメリコウジタケ属は1種だけ。それは、属の名の通り、ヌメリコウジタケだ。ちょっとブログ内検索して写真を取り出したので、典型的とは言えないけれど参考に。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
管孔が永続的に鮮黄色で肉には青変性がないのが特徴。そして子実体は全面粘質物に覆われる。
ヌメリコウジタケ Aureoboletus thibetanus (Pat.) Hongo & Nagasawa
ヌメリコウジタケの特徴はそのまま、ヌメリコウジタケ属の特徴になっている。今のところ、一属一種だけだからだ。北陸のきのこ図鑑には(最近、新刊が出るらしいが・・・)ミヤマヌメリコウジタケ Aureoboletus sp.が仮名で記載されている。特徴を読んでもこれまでに出会っているかどうか、分らない。要するに、ヌメリコウジタケに類似した形状で、見た目だけでは個体変異の範囲内かそうではないかの判断は難しいから。
実際にヌメリコウジタケにはこれまでに何度も、個体数も山ほど見てきているが、採集した時の気候、気温や湿度、幼菌、成菌か老菌かで見た目は違うし、傘のヌメリの有無も変わるので、見た目と食味だけで判断する僕には踏み込めない世界だ。
しかし、ここ数年、見た目だけで明らかにAureoboletus sp.であって、ヌメリコウジタケではないものに出会うようになった。その写真をHDの中から探し出してきたので、ブログにまとめておこう。HDの中の無数の写真は整理されておらず、ブログから遡って検索している始末。だからブログにまとめておくのが一番具合が良い。
はっきりしているのは2種。最初の1種はBlue Aureo.仲間内で大西アウレオと言っている。
Aureoboletus sp.1 2011.09.11.
大西さんが、かなり前に見つけたのが最初だと聞いている。自宅周辺でみつけたのは2009年が最初だったと思う。それから3年続けて観察している。傘の青いイグチは他に例を知らない。幼菌のうちは青みは強いがだんだんと水色になり、成菌ではそのほとんどは青みを失う。
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
淡い水色に色褪せる
Aureoboletus sp.1 2011.09.11. 地点 K
管孔をナメクジに喰われた個体。傘の肉の部分は弱く赤変している。食味は酸味あり。
Aureoboletus sp.1 2012.09.08. 地点 K
老菌の姿 傘の径は15cmほど。
Aureoboletus sp.1 2012.09.08. 地点 K
去年は列をなして発生していたが・・・・、成菌の時期を見逃してしまった。
二つ目は、去年、初めて見たもの。10km以上離れた2か所で見掛けた。水色のAureoと比べると傘は小さく、柄が長い。
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
これは傘の開ききっていない幼菌。傘の径は4cm弱といったところか。
Aureoboletus sp.2 2012.09.16. 地点 H
目立った変色性はなかった記憶だが、今見ると根元の辺りが僅かにグレーに変色しているような・・・
Aureoboletus sp.2 2012.09.17. 地点 C
翌日に違う場所で観察。外見から同じ種だろうと判断した。成菌になっても大きくはならないようだ。黄色味は強くなる。
Aureoboletus sp.2 2012.09.17. 地点 C
昨日、知人と去年の観察地を歩いたが、雨が降って1週間が経過したというのにきのこは何もない状態。やはり、今年の暑さは半端じゃなかったということだろう。
楽しみです。
東広島で。。。
このブログの影響大笑
他にもいろいろあるようですね。
10月はきのこ狩りの最盛期、楽しみですね。
最近、雨も良く降っているし、気温も下がってきたので、秋のきのこの動きは早いのでは・・・・。