今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

八子ヶ峰の hyutte ALBIREO      2013.06.22.(3)

2013-06-30 10:00:00 | Weblog





 八子ヶ峰山頂に向かう途中にはサラサドウダンも咲いていた。どうして、レンゲツツジにサラサドウダンなんだろう・・・・。オレンジ色ばかり。


















 八子ヶ峰山頂付近は広い草原になっていて、その中にレンゲツツジがぽつぽつと咲いていた。朱色が目立たないのは、まだほとんどが蕾だからのようだった。








 









 ヒュッテに到着。







 無人のヒュッテと思っていたが、建物から水が道に流れ出していた。そして、管理している人だろう・・・・、人影が見えた。前を通った時に外に出てきたので話をすることができた。


 この八子ヶ峰は特にレンゲツツジの名所としてPRすることもないし、名もない山なので訪れる人も少ないのだとか。この時期だけ、レンゲツツジが山を彩り華やかになるという話。でも、ちょっと前は桷(ズミ、またはコナシ)が満開で綺麗だったらしい。この山頂付近が何故、開けた草原なのか不思議だったのだが、何でも70年ほど前に山火事があり、この辺り一面は木々が燃えてしまったらしい。それから今までで少しずつ木が育ってきたのだとか。。


 山頂までもう少しだから、どうせならそこまで行ってみたら?という勧めに従い、もう少し歩くことにした。










蓼科山




      










Hyutte ARBIREOと北横岳



もう、6時半だ。宿に入らなければ・・・・・



 急いで車に戻り始めた。





夕日が影を作る・・・・




カマツカ?



 確かに下る斜面には花後の桷の木が沢山あった。一気に車道まで下ると車を停めていた場所から50mほど離れた場所に出た。道の脇が湿地のようになっていて、そこにコバイケイソウがポツポツと咲いていた。



      







 7時になった。それから、蓼科にとった宿まで走り、チェックイン。晩飯はホテルの近くのそば庄という店で鴨の付け汁の蕎麦。いつもの奴だ。昼に食べられなかった・・・・




ビールが染みる・・・・、昼の火傷を思い出した









 初日は無計画の割に収穫の多い一日だった。帰宅後、読んでいた新妻喜永氏の「花の山旅・八ヶ岳」に八子ヶ峰がこんな風に紹介されていた。

「ひとむかしほどもまえのこと、笹平に通ずるひょうたん坂を登っていて、眼下に山火事をみた。三角屋根の山小屋が炎につつまれていた。-花盛りの蓮華躑躅とすぐわかったが、八子ヶ峰を認識したのはこのときである」。なんだ、書いてあったんじゃないか・・・、勉強不足だな。

 そして、その本によると八子ヶ峰の草原は夏の終わり頃には一面、松虫草の咲く草原になるのだとか、その頃にまた行ってみたいものだ。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山が燃えている・・・  八... | トップ | 翌朝、目的の花、ベニバナイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。