ベニイグチ
友達から連絡があり、以前に同行した場所にソライロタケが出始めているから見てこい、との指令。ついでにヒナノシャクジョウも確認せよ!
土曜日は精神的にはお疲れモードだったけれど、いつものように朝の5時過ぎには目が覚めている・・・・、ほな、行ったろかという感じ。
朝9時には家を出て目的地を目指す。というより、天気が良くて気温が上がりそうなので早く家を出なきゃという気分。
車を停めて取り敢えず、カメラだけ持って様子を見に行く。友達の話では駐車スペースから10mくらいの所に一つ、ソライロタケが出ているとのこと。
でも・・・・、何もない。気が付いたのは苔の上にマリモのようにカビに覆われた何かだけ。直径10cmに足りないくらいの大きさ。
そんなはずないと思って、径の反対側を見るとベニイグチが出ているだけだった。あのカビの中身がソライロタケ?
一度、車に戻って荷物を持って来てから散策を再開した。
Entoloma sp.
よく分からない。検鏡をしない僕にはイッポンシメジの仲間だろうとしか言えない・・・
細い雨上がりの道を歩きながらきのこを探すのだが、沢山出ているはずのソライロタケはさっぱり見つからないのだ。
Entoloma sp.
これはさっきのEntoloma とは違いそう。コンイロイッポンシメジの老菌じゃないかなと思う。もう少し、早く来たかった。
ベニヒガサタケ
赤い小さなきのこがパラパラと出ていた。
Entoloma sp.
これは何だろう?若き頃を想像するけれど・・・・
ソライロタケ
あ、やっぱり。遅かったんだ。
高温、多湿の環境ではきのこは生長も早いし、あっという間にカビにやられてしまう。白くなってしまったイグチの仲間やカビだらけのきのこも多い。
ソライロタケ探しは諦めてヒナノシャクジョウを探すことにして、水が山から沁み出している辺りから山に入り込んだ。
ツルリンドウ 咲き始めている・・・・
ヒナノシャクジョウはちょっとだけ見つかった。自宅近くの場所と比べると発生数はとても少ない。
自宅近くのヒナノシャクジョウの咲く場所で観察していたホンゴウソウと思っていたものが、どうやらウエマツソウだったようなので、
この山であらためてホンゴウソウを探そうと、細流沿いを辿って探してみたが何にも出会うことなく・・・・、別の林道に出てしまった。
キツネノカラカサ?
合流した林道は多少、乾燥はしていたけれど、何かには出会えるかと思って散策は続けることにした。