ゲンノショウコ
また、親の住む福山に向う途中、岡山森林公園に寄った。この公園には春にも何度か訪れて、随分と花を楽しませてもらった・・・。あの5月の連休の時は沢山の人が訪れていて、車を駐車場に停めることもできなかったが、今日はほとんど人影がない。お盆前だから?花が少ないから?
春にミズバショウなどが咲いていた辺りは青い葉が茂っていたが、その隣の湿地には一面、ヌマトラノオが咲いていた。
ヌマトラノオ
カラマツ林の端にいつもガンタケが出る場所がある。
左:ガンタケ
右:Inocybe sp.
カラマツ林を過ぎた辺りで右に曲がり、森に入ってゆく。その入り口の看板に蝉がとまっている・・・。でも、逃げる様子がない・・・。大きさは中くらい、あまり見ない蝉だ。エゾハルゼミのようだが、なんと・・・・
エゾハルゼミからきのこが・・・
冬虫夏草が出始めている。なんとも不思議な光景だ。蝉はいつ菌に侵され、木にとまったまま息絶え、菌にその身を委ねてしまったのか・・・
さらに進むとカラマツの林の中を細い道が続く。その脇に・・・
カブベニチャ
出会いそうで、なかなか出会わない。
次は去年も出会ったLactarius
モチゲチチタケ
左:モチゲチチタケ
右:不明
右の菌は高さ5mmほど。多分、見たことはあるが名前は??
左:ニカワホウキタケ
右:Inocybe sp. オオキヌハダトマヤタケ?
道の脇に、これもまた綺麗なLepiota が。
Lepiota sp.
左:Lepiota sp.
右:ナガエノチャワンタケ
コナカブリツルタケ
ここで見るきのこはありふれていても、何故か綺麗に見える・・・。
こんなものでも、色が彩やかだ。
チチタケ
奥ブナの平に向っているのだが、傾斜が急になってきた・・・。
Tylopilus sp.
でかいニガイグチだが、良く分からない。ニガイグチモドキで良いように思うけど・・・。フモトかな?やっぱり分らない・・・。
これは、この公園のこの時期の定番だ・・・
タケリタケ
これ程、由来のはっきりしているヒポミケスも珍しい。隣に化け切れていない奴が立っているではないか・・・。Amanita sp. 多分、ガンタケが侵されたんだろう・・・。
タケリタケ
ヒポミケスが最後じゃ・・・印象悪いよな・・・
Mycena sp.
ブナの木の根元、苔から出ていた・・・。
奥ブナの平はもうすぐだ・・・乞う、ご期待!!
つづく