今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

もういい加減、ホンシメジ?

2007-11-02 19:25:00 | Weblog
 先週は、運良くシャカシメジ、ホウキタケそして大量のコウタケに出会え、もう一生そんないい目には会えないんじゃないか、などと言って頂いた。

 それにしても、今年はホンシメジに出会っておらず、先週の勢いで探しに出た。僅かな経験では、シャカシメジが出たあとにホンシメジが出ている。先週のシャカシメジは例年からすると、とんでもなく遅いのだが、それが異常気象のせいだとすると、やはり今週はホンシメジに出会っても不思議はないのだ。

 まず、毎年ホンシメジに出会う、例のスイバに行ってみるが何にもない。次には何処に行こうかと考えたが、先週に行った隣町との境にある山に行くことにした。同行者がホンシメジを採ったことがあると言っていたところだ。

 まず、目に付いたのは小さなシロマツタケモドキである。


シロマツタケモドキ

 先週、既にそうだったようにクリフウセンタケはほぼ終わっており、バグサレたものがそこかしこにあった。先週、これに気が付いていたら食べ頃だっただろう。かろうじて残っていたものを採った。ナラタケは食べ頃のものが一株出ていた。

   
クリフウセンタケ(右)
ナラタケ(左)


 秋も深まり、色褪せたチシオタケが枯木から発生している。


チシオタケ

 クチベニタケは新鮮な個体だ。なんとも色っぽいきのこだ。


クチベニタケ

 赤松の多く混じったところを歩いていくと、少し開けた明るい所にでた。かなり辺りが見通せる。少し先に、大きなウラベニホテイシメジのようなきのこがいくつか出ているのが見えた。この辺りでウラベニはとっくに終わっているのになぁと思いながら近づくと、ヒダは紅色をしていない。ホンシメジのようだ。大きなもので傘径15cmくらいある。

   


ホンシメジ

 このあと、シモコシが本格的に出始めていないか、確認に行ったがまだだった。かわりにアミタケが沢山出始めているを見つけた。これからの天気しだいでは育つだろう。今日は収穫はわずかだったが、狙い通りどおりの一日だった。




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2 コメント

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Unknown (もせて)
2007-11-04 17:08:21
こんな形でホンシメジが生えてるなんて。書いてあるとおり、まるでウラベニみたいです。手にとって見るまではちょっと信じがたいですね。
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Unknown (kouchan)
2007-11-04 23:30:51
そうですね。僕の周辺では、このように株立ちではないポツンポツンとでるホンシメジは時々あるのですが、これほどでかくなったのは珍しいです。今晩、ホイル焼きにして食べましたが、味はホンシメジそのもの。いい出汁でした。
でも、環境がホンシメジに合わなくなってきているのではないでしょうか。落ち葉が厚く積もってきています。
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