カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

イタリア・世界遺産を訪ねる旅【出発~ミラノ編】

2010-11-24 | タビのこと

2010.11.13(土)十数年ぶりに海外へ行ってきました。
行き先は「イタリア」
ヨーロッパは初めてで、言葉も出来ないので添乗員付きのツアーを選びました。
なので写真も思うように撮れず、観光箇所も限られているので面白くない旅行記になりそうですが、
何かの参考になれば・・・ よかったらお付き合いください。


 
今回はロングフライトだったため、直行便にこだわりました。
アリタリア航空で成田~ミラノまで約12時間半の長旅です。

十数年前にハワイに行った時、ハリケーンの影響を受け、病人が出るほどひどい揺れを経験してから、
ちょっと苦手になってしまった飛行機。今回は大丈夫でしょうか・・・ドキドキ。

13:50、定刻通り出発。
今回のツアーは22人11組。そのうち6組が新婚さんでした♪
なので、どーでもいい私たちは往復とも通路挟んで席が離れてました(笑)
窓際で写真が撮れなかったのは残念でしたが、おかげで足が自由に出せてよかったかな。


 
機内といえば食事。
夕食・リフレッシュメント(おにぎりorサンドイッチ)・朝食、と3回も出ます。
画像は選べる夕食・左イタリアン。右は日本食です。
イタリアに着く前からイタリアンで失敗した~と思いましたが、いやいや、このラザニア、とても美味しかったのでした。

今はエコノミーでも各座席にモニターがあるのでいいですね!
ゲームも出来るし映画も見放題♪おかげでそれほど苦を感じず&全く揺れずにミラノへ到着。


 
photo:Milano-Malpensa

「マルペンサ国際空港」到着。
ターンテーブルの荷物は予想通り乱雑に流れてきます。
日本だとスーツケース等、ハンドルを手前にとか取り易い位置に置いてくれるそうですね。
見えないところでの配慮ができるのが日本人らしいといえば日本人らしい・・・
スーツケースが壊れているようなことはザラにあるそうで、ちゃんとチェックするように言われます。

ニャンコのイラストがかわいいポスター。
猫や生き物は荷物に入れちゃダメ、って意味かしら・・・(?)


 
現地時間18:30頃ですが既に外は真っ暗。
団体なので簡単に入国診査を済ませ、ツアーバスに運ばれてホテルへ。
1日目は移動だけで終了、お疲れ様でした。


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11/14、朝、起きたら外は雨。
旅の初日から雨でテンション下がります・・・これから1週間大丈夫なのでしょうか?



photo:Castello Sforzesco

まずはバスに揺られ「スフォルツァ城」へ。

ルネッサンス期最大の城という「スフォルツア城」の建設には、レオナルド・ダ・ヴィンチも関わっていたそうです。
現在は博物館等になっていて、中にはミケランジェロの最後の未完の作品「ロンダニーニのピエタ」があるそうです・・・
が中に入る時間はないとのことで終了


 
photo:teatro alla Scala

次はオペラの殿堂「スカラ座」へ。
殿堂、といわれる割にはとっても小さく地味。
中には衣装などが飾られた博物館があるらしいのですが、ここもスルーでございます。



スカラ座の目の前のスカラ広場には、ダヴィンチの像がありました。
その右手のアーチの中に入ると・・・


 
photo:Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ

そこがヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア。
1877年に完成したこのガレッリア、作りそのものもエレガントで素晴らしいのですが、
天井付近のフレスコ画も素晴らしかったです。
おなじみのマクドナルドもここでは規則があるので、黒×ゴールドの店舗となっています。



舗道のモザイクも見事ですが・・・



その中の一つ、牛?の×○に靴のかかとをあて、ぐるっと1回転するとまたミラノに来れる、
という言い伝えがあるとかで。
みんながくるくるするので、その1箇所だけすっかりえぐられておりました



ガレッリアを抜けると、ど~~ん、と現れたのはミラノのシンボル「ドゥオーモ」
ものすごい大きさに思わず一斉に「お~~~っ」イタリア内で2番目か3番目の大きさだとか。


 
photo:Duomo

中に入って更にビックリ。(服装&荷物チェック有)
天井までの距離ははたしてどのくらいあるのでしょうか?(100mとか?)
首を90度に曲げて仰ぎ見るほどの位置にイエスの十字架。
薄暗く荘厳な空間とひんやりとした空気。とにかく広く大きい教会内。
昔ながらの技法で作られた巨大なステンドグラス・・・何もかもが初めての体験。


ちょうど礼拝を行っていたのでより一層緊張感漂い、本物の教会とはこういうものか・・・
といきなりノックダウンさせられてしまいました


 
外側はゴシック建築の大傑作といわれるだけのことはある(ホントか?)
どれ一つとってみても見事な彫刻ばかり。
私が日本で今まで見ていたものは”なんちゃって○○”だったんだなぁ、と感じました。
135本の尖塔の先にもそれぞれ彫刻が。最も高い尖塔の上には聖母マリアの像が輝いています。
う~ん、すごい
14世紀後半に着工され、完成したのは19世紀はじめだとか。どれだけ手間がかかっているんだか
屋上に上りたかったなぁ・・・晴れた日はアルプスも見えるんですって。



とにかく何もかもが大きく深い!
やっぱりこの大きさは、その場に自分の身を置いてみないと解らないものだと痛感。
映像で見ただけじゃわからない・・・だから価値があるんですよね。う~んpriceless



  
そうそう、ミラノといえば「最後の晩餐」でもこのツアーでは見ることができません。
ミラノに来たのに素通りです・・・

この日は日曜日だったので市内のSHOPは全てお休み。ファッションの街ミラノを体験できぬまま、
ミラノ名物縦列駐車を車窓から眺めながら、バスにて次の目的地へ移動。


外国から来て大阪の見どころを3時間で見て終了、みたいな感じ?(笑)


続きます