カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

尾瀬ヶ原とアヤメ平

2013-09-11 | ヤマのこと

2013.9.7(土)また夜行バスを利用して日帰り尾瀬へ。



自然の中に身をおくのは約1ヶ月ぶり。
曇のち雨予報でも尾瀬なら問題ないかな、と鳩待峠へ降り立つといつもの賑わいはなかった。
帰りの時間だけが決まっているけど、他は何も決めずに来たのでまずは山ノ鼻へと降りていきますか。



熊にエサをあげてるひとって・・・見たことないですよね?いるのかなぁ?
食べ物を放置しないで、ってことかな。



川上川の橋を渡ると、



ひとつひとつが大きいヤマトリカブト



海の中の生き物みたい。真っ赤な枝はオオカメノキミズキ



山ノ鼻からは尾瀬ヶ原へ。こちらへ進むのは久しぶりです。



振り返れば至仏山へのルート、蛇紋岩が見え隠れ。7月に登ったばかりだったっけ。
あの時はお花が一杯でキレイだったなぁ。




花も少なく、紅葉にも早いこの時期は行きかう人もまばら。この時期は人気がないのでしょう。
ほとんど誰にも会わない尾瀬ヶ原、でもそれが私にはとても心地よく感じられた。



右に左に、風に揺れるイワショウブ。



ワレモコウもユラユラ。



ほんのり色づくヒツジグサ。



サワギキョウはもう終わり。


 
なかなか顔を見せてくれない燧ケ岳。足元にはエゾリンドウ。



ヤマドリゼンマイの先端が少しだけ秋を先取りしてた。



この木、あたりまえだけどいつも同じ場所にあって、ああ、またここに来れたんだってなんだかほっとする。
新しいものも良いけれど、変わらぬ風景ってなぜか心が落ち着くもの。



時折日が差すと、涼しいだろうと思っていた尾瀬ヶ原も湿気が多くてなかなかな残暑ぶりでしたが・・・



このまま往復じゃいかにも寂しいから、変更して竜宮から「アヤメ平」へ廻り鳩待峠へ戻ることに。



長沢を渡って・・・長沢新道へ。




緑の中に吸い込まれていく・・・でも階段キツイ



ほんとうに久しぶりの山歩き。山の歩き方忘れちゃったみたいな私(^^;;
足は重いし、風が抜けないから暑くて苦しくて・・・久しぶりに汗かいて「富士見小屋」へ




原では青空も見えていたので、アヤメ平に着く頃には・・・と期待したけど甘かった。
ガスの中でランチもなぁ・・・と思ってジュースを買いに小屋へ行くと、
小屋のおやじさんがお茶を出してくださり、中で食べて良いよって、オールフリーでおにぎりタイム。

他には誰もいない小屋の中で、親切なおやじさんとおしゃべりしてたらなぜだか心が温かくなった。
赤いギンガムチェックのテーブルクロスもノスタルジックな香りがして良かったな。



「尾瀬で一番美味しいお水、汲んで行きなよ!」とおやじさんに言われたとおり小屋のお水を頂いて、アヤメ平へ。
この頃には残念ながらあたり一面真っ白に・・・


 
ま、そんな日だってあるさ。
雨が降るから晴れが眩しく感じられるけど、晴ればかりでは潤いが欲しくなる。勝手だけどそんなもんだ。



夏の賑わいから静かな秋へと移り行く、ほんの短いひととき。



静かな尾瀬を歩けて良かった。強張っていたカラダが少しだけほぐれたような気がしました。



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おまけ


↑木道で立ち上がれないひと(^^;;

濡れた木道は滑る、って気をつけてたのにまたしても転んでオシリ強打!!自分に呆れる!
今回のは酷くてあまりの痛さにしばらく起き上がれませんでした。
よって4日経っても下半身打撲状態は続いております。前傾姿勢が痛いのなんのって・・・


おまけ

 
前回来たときに目をつけておいた「戸倉温泉」バス停から1分なのでありがたい。
硫黄泉&つるつるで施設は狭いけどとてもイイお湯でした!
食べ物はないけどビール&ジュース自販機あり。入浴料¥500


【行程】新宿駅22:00→戸倉~鳩待峠5:20 5:45→山ノ鼻7:00→竜宮8:20→
    富士見小屋10:15~10:55→アヤメ平経由鳩待峠13:00・・・戸倉バス停15:10→新宿19:00頃


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つぶやき
仕事で大きなイベントを担当している為9月末まで超超超!忙しくて、毎日ヘトヘト。
なかなかNETに入る時間も体力的余裕もない日々が続いています。
更にPCの調子が悪く動きが遅くて作業も進まず。
夏山も登っていたんですけど、そのレポも着手できず・・・いつか書きますので気長にお待ち頂けたら嬉しいです。