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尾根に乗りました、行く手には白馬槍ヶ岳
前回はここで寒くなったけど、今日は風がなくて穏やか
(画像は全て無修正・上は一眼、下はiphone撮影ですが空の色が一緒でしたね(^^))
ここからは楽しい稜線歩き
後ろは唐松岳方面、今のところ後立山連峰は雲の中
この白馬鑓ヶ岳の斜面は”崖錐(がいすい)斜面”といい、白い砂礫と石が混じり合い35度の傾斜を作っている
この35度は「安息角」と言い、落石が崩れ落ちない最大角度とのこと。おもしろいなぁ~
(日本アルプス登山ルートガイドより引用)
息を整えつつ登っていたらガスってきた!山頂も真っ白!
曇り予報は知ってたけどまだ9時過ぎなのに早くない?笑
遠望は残念だけど、暑さは遮られるからま、いっか。
それに・・・
ガスのおかげで雷鳥さんにも会えたし!ウレシイ♪
ちっちゃな子供たちと、クゥクゥという鳴き声がとても可愛かった
稜線にはコマクサやテガタチドリ、ムカゴトラノオ、カンチコウゾリナかな など
杓子沢のコルあたりで早いランチタイム
だいたい、朝食後4時間立つとお腹がすいちゃう私。
山行中は汗をかきすぎておにぎりやパンなど固形物がとりにくい上にカップ麺が苦手なので、
山では最近汗をかいても食べれる日清のカレーメシシリーズonly
外装はゴミになるので中身だけZiplocに入れ替えサイズを抑え&ごみ削減
300mlの小さなタッパにお湯を入れてから4分程度で食べ始められるのも使いやすいのです。
(山SHOPで買うアルファ米シリーズより安い&出来上がりが早い)
右下に大雪渓を見ながら縦走は続きます
次は杓子岳 こちらも真っ白な世界でした( 一一)
以前歩いているので見えなくてもいいでしょう
そう、ガスっていても足元に楽しみがあるのが白馬の楽しいところ
イワオウギ タカネイブキボウフウかな
ミヤマムラサキ ミヤマオダマキ
トラノオ と シックなブローチみたいなミヤマアケボノソウ
前方に白馬岳が見えてきました
稜線歩きもいよいよ楽しみなゾーンへ
地味だけどいっぱい タカネシュロソウ
チシマギキョウ
仲良しチシマギキョウとタカネツメクサ
宿舎手前の登りに、たしか高密度な高山植物ゾーンがあったはず・・・
わー(゚∀゚) ここココ
やっぱり
ミヤマシオガマ・ミヤマダイコンソウ・アカモノ
ハクサンフウロやシラタマノキ、タンポポは何タンポポか見分けがつきません
ヨツバシオガマ・ミヤマアカバナ
ミヤマクワガタ
この登りの区間の密集度がすごい
高山植物の種類の多さも。
(花の名前が違っていたらご教示下さいませ)
この子はもしかして・・・リンネちゃんでしょうか?
しゃがむのが辛くなって撮らなかったのを後悔(*_*;
ここに来るまで他にも撮ったつもりで撮ってなかったり、そんなの一杯ある~
そして今夜の宿”白馬頂上宿舎”到着
テント場の斜面にはハクサンイチゲがまだまだ元気でした
・・・7月中旬から山小屋スタッフに感染者が出て小屋自粛、の情報が毎日のように入るようになってきたので、
私の行く日は大丈夫なんだろうか・・・と天気予報以上に心配していたら、
現実のものとなり、予約していた白馬山荘は7/27の時点で自粛となった。
慌てて頂上宿舎の空き情報を調べ予定を入れ直してこの山旅が成立しました、焦った~
(7/30、7/31は営業したけど8/1からまた自粛)
今日は生ビール♪
まだ早いから少し散策しようかと思ってみたけど、ビール飲んだらもうやる気がなくなりまたお昼寝zzz
携帯の電波もほとんど入らないので、何もしないぼーっとした時間もたまにはいいものです←
頂上宿舎に泊まるのは初めて。
以前からここの食事が良い、と聞いていたので楽しみにしていましたが、
本当に驚くほどの種類と美味しさでびっくり!
白馬山荘を選ぶのはスカイプラザで生ビールが飲みたい、という理由だけなので、次回もここにする・笑
村営施設なので商売っ気のないあっさり小屋でしたが、施設は清潔ですごくよかった。
日曜日だったせいか?宿泊客は40人程度で、16人部屋に私たち二人だけの個室状態
換気などの心配もなく安心して過ごすことが出来ました、スタッフの方のご配慮に感謝。
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【行程】鑓温泉分岐(稜線)8:45⇒白馬頂上宿舎12:30 16時過ぎ頃から雨
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