カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

黒部源流の山旅・太郎兵衛平編

2022-09-28 | ヤマのこと

2022.9.24(土)~9.27(火) 一番好きな山域、黒部源流へ


(白い虹・太郎兵衛平にて)

2022年のSW前半に3年ぶりに大好きな黒部へ行こうと、6月から山小屋予約を入れていたけど
台風13号が発生し、しかもかなり大型との予報
今年から山小屋は4日前からキャンセル料がかかるようになったので、悩んだ末一旦保留
その時点でSW後半の天気はまだ解らなかったけど、諦めきれないので後半に賭け予約を変更してもらった。

予約を入れなおすと言っても、どうしても行きたい山小屋を中心に3日連続で予約を取らなければ実現しないこの山旅
毎日NET予約状況をチェックし、電車・バス・山小屋・自分の予定の4つの条件が揃ったのがこの日程しかなかった。

しかし13号が過ぎる前からまた、台風14号の発生・・・ (被害が大きかった地域の情報は下山後に知ったので呑気ですみません)
予報では日本海側は早く回復しそう、うん、行こう!
出発の夜、時折雨が強く音を立てる中、バスは日本海へと走っていった。




9月最終週のこの週末で、2022年度の運行終了の折立行きのバスに乗る
富山駅を出発し有峰林道を走る頃はまだ雨の中だったが、折立の登山口に着いたら不思議と雨は止んでいた
この日の富山県の天気予報は台風は過ぎ去り8時に雨は止み、13時から晴れ、だった
珍しく天気予報通りの空模様、私にしてはうまく行き過ぎている、大丈夫か?



まだ登山道はドロドロだったのでレインウェアのズボンだけ履いて登り始める
すると、だんだんと木々の間から光が注ぐようになった



歩き始めて約1時間、アラレ平にアラレちゃんの姿はなく、”太郎を愛する会”に変わっていた
それにしても気温が高く風もなく蒸し暑い
ここまでですでに滝のような汗をかく



足元にたくさん落ちてる弾けた球果
誰が食べたのかな?



三角点まで来ると稜線はまだガスの中
ここからが長いこのルート、何度も来ているのに地味にこの登りが辛い
今回は一眼レフもやめ、最低限の荷物にしたつもりでもザックの重量は飲み水入れて9.5kg
その8割が衣服なのってなんだかなぁ、っていつも思うけど減らないのよね



登山道は一部付け替えられ新しい階段になり歩きやすくなっていた
一歩一歩進み、振り返れば雲海が




五光ベンチ手前でガスが切れて、薬師岳が姿をあらわした
周りの景色が見えるようになると、少しだけ体が軽くなったような気になるから不思議



ここまでくればあと少し



太郎平小屋さんお久しぶりです、お元気でしたか?



今回も一日の行程はここで終了 チェックインもしないうちにまずビールを買いに行く
太郎平小屋の前のベンチで山々を眺めながらモルツを飲むのがわたしの幸せ時間



太郎兵衛平はガスったり晴れたりの繰り返し
ガスが晴れると小屋の外に人がいっぱい集まってくる
天気予報通り空はどんどん青くなって、みんなどんどん笑顔になっていく



水晶岳~鷲羽岳~祖父岳・雲ノ平~間からギザギザの北鎌尾根~三俣蓮華岳~双六岳

ここから眺める黒部の山々が好き
何度体験しても飽きない、この時間
また会えたね、嬉しいな



明け方、外に出てみたら満天の星空
今日から2日間は晴れの予報だったはず、今回はもしかして予報通りになるのかも???



2日目へ





【行程】バスタ新宿22:00 JRグランドリーム金沢1号@¥6,660 富山駅5:00/富山駅6:10⇒(富山地鉄バス有峰線@¥4.400)⇒折立8:10
折立登山口8:30⇒三角点10:20⇒五光ベンチ12:00⇒太郎平小屋13:00




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