カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

赤ぼっこ、ってなんだろう

2023-02-09 | ヤマのこと


以前から気になっていた”赤ぼっこ”という名前のお山へ
気になるものは行ってみないと、ね。



その”赤ぼっこ”は青梅地区のハイキングコースの中にあるピークらしい。
2023.1.30(月)青梅駅からてくてく歩いて”長淵ハイキングコース”の入り口となる天祖神社へ向かう

ここ青梅は父が東京都交通局に勤めていた頃、晩年青梅車庫勤務で通っていた場所
父が運転手をしていた頃は私はまだ子供だったので詳しいことは全然知らないけど、
緑の都バス(当時はそう呼んでいた)を見ると自家用車を滑るように運転していた父のことを思い出す。



駅から30分ほど歩いて”天祖神社”到着
階段を登ってハイキングコースに入ります。



いつ登りになるの?と待ち遠しくなるくらい平坦な道が続く
ほぼ杉林の中だけど、時々明るい尾根歩きも出来たり、



はっきりとした道標があちこちにあるので今日は迷わない
”二ツ塚峠”にくると、



こんな悲しい物語が・・・




片側は廃棄物最終処分場になっているようで見えないので黙々歩き
時々見上げる青空が気持ちいい



あ、富士山の頭だけ見えてる
でも残念ながら今日は富士山が拝めるピークには行かないんですよね~



二ツ塚峠あたりからようやくハイキングらしい道になり、階段を登ると一気に目の前が開け、



おーーー
ここが一本杉のある”赤ぼっこ”ですか



なんともすがすがしい



こちらは東京方面
今日は筑波山は見えないなぁ



すぐそばに大岳山ときれいな三角錐の奥の院、日の出山
高水山もすぐ近くに見え、奥の大きいのが川苔山
遠く谷間からにチョコンと見えたのは鷹ノ巣山かな?
無料アプリなので見えていない山の名前まで出てますが、方向的にはこんな感じのようです。



”赤ぼっこ”の名前の由来は関東大震災の時、表土が崩れ落ちて赤土が露出
その頃から地元の方が赤ぼっこと呼ぶようになった、と表記がありました。
ぼっこ、という響きが良いですね~



もうひとつの謎がこのトトロとまっくろくろすけ
石に書かれているものなのですが、どなたが書いて、どういう繋がりでこのエリアに?



しばらく眺めを楽しんだ後は”天狗岩”へ



5分ほど岩場を登ると行き止まり
ここからは大岳山方面のみ開けていました、赤ぼっこのほうが断然気持ち良い


要害山はどこだったか?見落として分岐までくると”愛宕山"へ片道15分
行ってみると特に眺めもないもない場所でしたが、愛宕神社跡とありました。
ここから”梅の公園”へ行けるらしい(正規ルートはない)ですが、踏み跡は今一つ?でした。



分岐に戻り、正規ルートから下山しましょう




民家の脇を通り、稲荷神社のある車道に出てハイキングコースは終了
ふと尾根に目が行くと、



あそこに一本にょきーーっと?
あの木は!あそこが”赤ぼっこ”じゃないかしら?うん、きっとそうだ、なんかカワイイ~



風が出てきて車道歩きも寒くて足早になり、30分ほど歩いて今日の目的地へ



今日のランチは手打ちうどん
「村山うどん」と呼ばれる関東のうどん
寒かったので温かい肉うどんと天ぷら一皿 この天ぷら野菜4品と小さなお餅がついてなんと¥300
お店の方も気さくで親切だからか、13時近かったのですが地元の方で賑わってました。
量も多くて安くて美味しくて大満足。

最近寒すぎて、山歩きも立ち止まると一気に冷えるので、山中でランチとかする気にならなくて。
でも食が目当ての山歩きばかりで、そろそろちゃんと歩かないと、とは思うのですが・・・


☆記事投稿の順序が入れ替わっています。2023.1.31作成





【行程】青梅駅8:30⇒天祖神社登山口9:00⇒赤ぼっこ10:15~10:40⇒天狗岩10:45⇒要害山11:35⇒
    天狗岩自然歩道入口12:15⇒うどん店12:40⇒青梅駅まで15分


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