2023.6.22(木)秋田駒ケ岳へ
(大好きなヒナザクラちゃん群生)
ムーミン谷はだいたい6月最終週が見頃なのだけど、今年は花が早いから、と一週間早めて計画したものの、
前日までの月~水曜日の三日間は晴れだったのに、今日から天気は下り坂 なんでやねん
でも翌週は予定あるし、天気予報はこの先ずっと同じように晴れマークなしだから行きましょう。
夜行バスから電車、バスと乗り継いで8合目で下車した時は帽子が飛ばされそうな強風
秋田駒は4回目だけど、今までで一番天気悪し(;´Д`)
時々小雨が降る状況なので避難小屋で合羽フル装備
地元の方にこの強風では大焼砂は歩けないし、ガスって熊遭遇率が高いから一番人が多いルートが良いよ、
とアドバイス受けて片倉岳方面から目指すことにした。
とはいえ、この時間のバスで来た登山者は私たち含め4組6名 静かです。
登山道脇にはイワカガミ・ゴゼンタチバナ・ズダヤクシュ・マイヅルソウ・ツマトリソウ・コミヤマハンショウヅル
アカモノ・ミヤマスミレ・ハタザオ・ヒメイワカガミ
手の届かない斜面にサンカヨウ
真っ白&真っ赤な片倉岳通過
キバナノコマノツメ
イワウメ
ミネズオウ
アドバイスの通り、こちら側は風の影響が少なく歩きやすい
途中、ガスが切れて一瞬周囲の山々が・・・あれは明日行くお山かな?
田沢湖チラ見せ
阿弥陀池への木道にのり、男岳・横岳分岐へ進むと
雨に打たれてもすっと立ってる、健気なヒナザクラちゃんがたくさん咲いていた
もうこれだけでも幸せよ、ホントに。
今日はこの急坂をムーミン谷へ降りていきます
この斜面にはたくさんシラネアオイが咲いていた
一昨年、来た時はほぼ終わっていたのに・・・という事はちょっと来るのが早かった?
う~ん、咲いているのか不安・・・
と思いながら降りていったら、いた。
いたいた
コレコレ
これですよ
これが見たくて来たんだから~雨でも強風でも~( ;∀;)
しばらくチングルマの群生に癒されながら歩き、駒池まで来たけれど相変わらずの小雨&ガス
ここからしばらくはチングルマがない、大焼砂の花たちも見たかったけど引き返すことにしましょう
今回はムーミン谷にもヒナザクラがたくさん咲いていた
アオノツガザクラも私にはめったに会えない好きな花
ミヤマキンバイ
お花の記憶も登った山の記憶とともに刻み込まれていて、このキンバイを見ると北岳を思い出し、
アオノツガザクラを見ると爺ヶ岳を思い出す。
今歩きながら見ている花の向こうに過去の山の記憶が重なりあい、何倍も楽しい気分になれる。
ふと流れてきた音楽を聴くとその当時にタイムスリップする、そんな感じもプラスされ(^^♪
どこかでチングルマを見るとココを一番に思い出すのでしょうね
今回もありがとう、次こそ晴れの日に・笑
(晴れの日のムーミン谷はこちら)
時々ガスが切れるけど、これ以上晴れることはありませんでした
さて、お花を見ながら登り返しましょう
オオバキスミレ
ムシトリスミレ
分岐まで来るとまた強風
男岳山頂までの稜線は踏ん張らないと飛ばされそうな勢いで
そそくさと降りて、避難小屋へ向かう。
避難小屋で昼食を取り、寒いのでもうどこにも寄らず下山。
ロープの向こうにミヤマウスユキソウ
オノエランの蕾かしら?
時折ガスが切れるけど、稜線の強風ですっかり冷えてしまい、
下りの風が寒くて途中でもう一枚羽織ってしまった、お日様が出ないとホント寒い~
ミネザクラ
ミヤマダイコンソウ
ベニバナイチゴ
ハクサンチドリの白花などを見ながら下山完了。
こんな天気でも団体さんとか、結構登ってきていました。
予定より早く降りたので田沢湖畔をちょこっと観光
実は初めて降りた、田沢湖
翌日へ
【行程】バスタ新宿MEX三沢21:40ー盛岡駅西口5:00(定刻は5:05) 盛岡5:18ー田沢湖線ー田沢湖6:07 8合目行き直通バス6:33ー駒ケ岳8合目BS7:32
駒ケ岳8合目BS12:55ーアルパコマクサ13:20乗り換え13:49ー田沢湖畔BS14:00・・・田沢湖駅15:37ー角館16:03
かくのだて温泉泊
【歩行】8合目避難小屋7:54⇒片倉岳8:25⇒分岐9:05⇒ムーミン谷9:35~10:05⇒男岳山頂10:55⇒阿弥陀池避難小屋11:20~11:45
⇒片倉岳12:20⇒8合目避難小屋12:45
※夜行バス盛岡駅到着時刻が遅れたら田沢湖線5:18発に乗れないのでちょっと賭けでしたがうまく行きました♪(5:18を逃すと次は7:58までない)
☆同じ日、mikkoさんがいらしてたと知りビックリ。2年前もここで偶然バッタリしたのに。今回はすれ違ってたみたいです、残念。
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