【1日目:出発~ミラノ編】
【2日目:ヴェネツィア編】
【3日目:サンジミニャーノ編】
【3日目:シエナ編】
旅も4日目に入りました。
この日も朝から小雨。季節柄か?朝は雨のことが多かったです。
またバスに揺られ約1時間半でフィレンツェへ。まず到着したのが「ミケランジェロ広場」
ここからはフィレンツェの街が一望できます。
中心には「ミケランジェロの記念碑」が建ち、ダヴィデ像のコピーが置かれています。
夜景もきれいだそうで、デートスポットになっているようです。
天気が悪いのが残念ですが・・・
動画でご覧下さい。
街中に大型バスは入れないので、中心部は徒歩での観光となります。
街燈の足の変わったデザイン・・・これが「グロテスク」の語源になったものだとか?(スイマセン、意味は忘れました)
アルノ川にかかる橋を渡ると、先ほど見下ろしていたルネッサンス時代の優美な建築達を見上げるようになります。
街自体が絵画のよう・・・これがフィレンツェ・・・。
シックな色合いが素敵ですね、日本との違いを目のあたりにします。
フィレンツェといえば「皮革」の街でもあります。
まずはツアーにつきものの革製品の店に連れて行かれます(笑)
最初から購入する気のない私たちはすぐに飽きてしまい、外に出るのですが、
他の方達の買い物がなかなか終わらなくて、小さい店なのになんと40分も費やします・・・
これがまた、後々にひびいてくるのですが・・・
photo : Cattedrale di Santa Maria del Fiore
やれやれ、やっと観光開始です。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母教会)
13世紀末に建てられたフィレンツェの象徴ともいえる建物で、
クーポラの高さは100mを超えます。
白と緑とピンクの大理石で飾られた幾何学模様の美しいイタリア的なゴシック建築です。
洗礼堂の東門にある「天国の扉」
美しいクーポラのドゥオーモとジョットの鐘楼、
大きすぎて広角で撮っても入りきれませんでした。
さて、大聖堂の中に入ります。
華やかな外観とは違い、シックな内部。
奥が明るくて・・・クーポラに近づいていくと・・・
巨大なクーポラ内部に描かれたフレスコ画『最後の審判』が圧巻です。
どうやって書き上げたのか?想像できない・・・
この絵の近くまで登っていくことができます。
ここは自由時間に来て見ようね、と簡単な説明を受け次へ進みます。
photo:Palazzo Vecchio
シニョリーア広場へ来ました。
ダヴィデ像と・・・右はなんだっけ?(汗)美術の授業で模写したっけなぁ。
ヴェッキオ宮殿の正面入口脇に置かれていて、傍まで行くとかなり大きいです。
ここがこの像が本来あった場所だそうです。(本物はアカデミア美術館にある)
右手奥がウフィッツイ美術館です。
これはウフィッツイ美術館の前。
「ロッジア・ディ・ランツィ」という、雨の日でも集まって話をしたりできるように作られた場所だそうです。
photo:Galleria degli Uffizi
さて、フィレンンツェで一番の楽しみだった【ウフィッツィ美術館】に入ります。
入口でしっかり(リュック・ペットボトル禁止)セキュリティチェックを受けてから中に入ります。
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」ダヴィンチの「受胎告知」ラファエロの「びわの聖母」など・・・
世界に誇る名画が納められているほか、廊下の天井の美しさやそこここに置いてある彫刻などが素晴らしかったです。
(ポストカードでどうぞ)
フィレンツェといえばメディチ家。
ご存知の方にはもう説明は要らないほど有名な・・・メディチ家抜きにしてはこの「花の都」を語ることはできないそうで。
メディチ家とはルネサンス期のフィレンツェで銀行家、政治家として台頭したそうです。
フィレンツェの実質的な支配者として君臨し、後にトスカーナ大公国の君主となった一族です。
その財力でボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどの多数の芸術家を支援し、
ルネサンスの文化を育てるうえで大きな役割を果たました。
これらの芸術作品だけを取ってみても、ミディチ家サマサマですね。
話は変わりますが、成田出発時から各自に持たされたものがこちら「耳太郎」
ガイドさんが話す言葉をキャッチするイヤホンガイドのようなものです。
これがあるおかげでいわゆる昔のようにガイドさんが旗を持ち、周りに集まって説明を聞く、という形式ではなくなったようです。
おかげで美術館の中でも説明を聞くことが出来ますし、
離れていても鮮明に聞き取れるので便利です、これはよかったですね~。
美術館内部はもちろん撮影禁止なので写真はありませんが、窓の外から街を撮影して良いスポットが2箇所ほどあります。
そこからの眺めは本当に素晴らしいものでした!
あそこに見えるのが「ヴェッキオ橋」名所なのに行かないんですよね・・仕方ない。
ミュージアムショップで欲しかったものをGETし、終了。
ミラノで最後の晩餐をみれなかったけど、こちらで満喫できました♪
ちなみに左の写真は・・・撮ったところを見られるとお金を払わなければならないらしい。
右はヴィーナスのハダカを覆う衣服の着せ替えマグネット、SHOPで購入♪
お茶目なこと考えますよね~。ホントはこれのダヴィデバージョンがあったらしいのですが、売切れでした。
昼食のレストランではポロネーゼを頂きました。
昼食後自由時間なのですが、サーブが遅くて時間がどんどん削られて・・・自由時間が1時間に。
この時点でクーポラに登るのは断念しなければならなくなりましたが、
(混雑していると最上階まで30分以上かかる)
ジョットの鐘楼だけは絶対に登りたくて、デザートは頂かずに飛び出しました。
先ほどの買い物時間も自由時間が削られる原因にもなるんですけどね、団体行動では仕方ありません。
この塔は14世紀にジョットによって着工されたゴシック様式の鐘楼で、414段あります。
最上部まで約20分・・・、とにかくダッシュで登り、
駅近くの集合場所まで戻らなければなりません。
私たちだって山ノボラーのはしくれ・・・と頑張ってみるものの息切れ
途中窓の外を見ながら息を整え、狭くなった螺旋階段をぐるぐる登り・・・
やったー!10分で着いた!
金網に覆われていますが、フィレンツェの街を見下ろせて気分良いです!
わおっ
お隣の大聖堂のクーポラにも人がいます、見えますか?
こちらは駅方面。青空だとやっぱり気分が違います。
でも実はちょっと足元がナナメになっているし、狭いので下を見ると怖かった。
ここは高さ84mらしいです。
【世界遺産フィレンツェ歴史地区】
景色に満足し、集合場所へと戻ります。
路地裏のオシャレな店を見る時間も、買い物している時間も、ジェラート食べる時間もありません。
ヴィネツィアもそうでしたが、全く時間が足りませんでした・・・ああぁ、もったいない・・・フィレンツェーーーー
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全員でサンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで行き、この後は鉄道にてナポリへ移動します。
こちらの駅のホームは切符をもっていなくとも入れるそうで、またしても「すりひったくり注意ゾーン」です。
ESスター?で3時間ちょっと。東京盛岡間と一緒な感じ(笑)?
車内は特に特徴ある感じではなかったですが、テーブルも席も向かい合わせで固定、
ちょっと狭くてう~ん、と思いました。
ナポリに到着したら真っ暗・・・
とてもキレイで大きな駅でした。外へ出たらゴミ問題のゴミがあっちゃこっちゃに散らばっていましたが・・・
今日からナポリに二泊です。
海沿いのホテルは今回初めてホテルらしいホテルで満足♪
夕食はホテル近くのレストランでラビオリ。疲れた割にはイマイチな夕食でがっかり。
日本みたいにどこにでもコンビニがあるわけじゃないから、食べたりないときは辛いですね。
ワインは「ラクリマクリスティ(キリストの涙)」1本飲むにはつまみが足りないよぉ~~~(飲みましたけど)
ホテル前の「卵城」ライトアップされていますがなんだか不気味・・・
これにて4日目も終了。明日は今回の行程の中で、一番晴れて欲しい日なのです。
がホテルに入ったら大きな花火?と思うほどの轟音と光?
なんとのようです・・・強風と雨の音が夜中まで・・・嫌な予感です・・・
5日目へ続く。
志の輔さんの記事見に来たら
イタリアになってるので「あれっ!」
イタリアって、ほんとにまるごと美術館のようですね。
ヴィーナスのマグネットも楽しい!
ダヴィデはどんな服着せるのか見たかったなぁ。
続き楽しみです♪
いや~素晴らしい画像が次々と~
やっぱ現地に行ってその目で見ると圧倒されるのでしょうね
いいなあ・・・でもスリは嫌だなあ・・・
個人的には芸術的なものにとても興味がありまして
特にダ・ビンチさんやラファエロさんはど真ん中ストライクなのでありますた
個人的にはと前置きした理由はと言いますと(聞いてないって?)
まぁ相棒ちゃんがですね・・・興味ないみたいw
ちなみに美術館巡りのラストステータスなんですが
たしか伊藤若冲さんの絵を見た相棒ちゃんが
『これ虎?ケケケ』みたいなことをほざいたのが最後だと思います。
なので今度、相棒ちゃんに美術についてレクチャーしてやって下さいっ<(_ _)>
あーこの素晴らしい街並み。なんかウズウズしてきます
また美術館巡りしたいなーと若い気持ちが蘇りました
国内しか行けないけどね・・・
耳太郎・・・渋すぎる
ヘラクレスとカクス・・・思い出してもらえん
キリストの涙・・・いつのまにか蒸発したんじゃねって飲みっぷり
などなど、旅の小ネタも面白かったですw
さてさて週末は
昔に美術館で買った本でも引っ張り出して読みなおすかな・・
ではでは
ナマステ(*^^)v
『あれ??なんでイタリア旅行になちゃったんだろ?
どこかクリックしちゃったのかなぁ?』
と思ってしまった。
まさか志の輔さんの後にウプするとは思わなんだ~(笑)
ところで、いいわぁ~フィレンツェって響き。
ホントイタリア行きたい♪
その街の中に佇んでいるってだけで興奮しそうです^^
で、受胎告知や最後の晩餐ってイタリアにあったんですね。
うぅ~知らなかった~
宗教画は余り興味ないんだけれど、本物は別!!!
歴史の重さ、その時代の背景を表す絵は迫力あるでしょうね~~~
いいな~~本物!!
全然関係ないけど(こればっかり?^^;)
『最後の晩餐』と聞くと、ダビンチ・コードを思い出すのは私だけ?
で・・・最後の晩餐は見れなかったと書いてあるけれど
ツアーに入ってなかったんでしたっけ?
どうせなら片っ端から見て見たいですよね(笑)
それと、ジョットの鐘楼
84m分の階段を10分っ!!すごっ!大腿筋、プルプルしそう(笑)
今、イタリア旅行とニュージーランドトレック旅行プレゼントされたら
どっち選ぼう??空想の中で悶絶中ぅ~~
続き、お待ちしておりますです♪
フィレンツェはホントに美しいですねェ
レポ見て行った気分になっちゃった アリガト♪
花の聖母教会 とっても綺麗・・・
こういうタイプはあんまり見たことないかもです
やっぱイタリアはオサレだね~!
そうだった、駅にはドイツも改札なかった
だからまぁある意味キセル乗車出来たりするわけで・・・
でもドイツ人は必ず切符を持ってるの
時々車内切符拝見する人が来るから
持ってなかったりするとまわりからも罵倒されるらしいの
でもね ドイツ語学校のお友達のイタリア人♂はもちろん
定期券なんか買わずに毎日学校へ来てて
ある日検察さんに捕まったの で罰金60マルク(当時はまだユーロじゃなかった)払った~ってクラスで
えばってて
月の定期代と変わらないとか安いとかでそのほうが得だとか言ってて
なんかドイツ人とも日本人とも全然違う国民で驚いたけど
そこがイタリア人らしくていいなぁなんて思ったりしたの
思い出しました!
あの方達は文法もめっちゃくちゃでも平気で喋って
ドイツ語上達も早かったし
真面目な性格の日本人学生は羨望の目で見ていたのでした
あ、話が反れちゃった・・・
階段よく登ったねェ(笑)
眺め最高だね 赤(オレンジ?)い屋根がホントに美しい!
筋肉痛にならなかったですか?
私、どこかの教会の塔って言っても3階建て位の小さな町の教会の塔で
なぜがそれはそれは酷い筋肉痛になりその旅行中歩けなかったことがありまして
多分階段の幅とか高さとかの微妙な関係によるんだろろうけど
それからは塔は怖くて・・・(一緒に行ったお友達みんな筋肉痛になったの!のろいか!)
でも折角塔があれば登って景色を眺めて見たいですもんね♪
フィレンツェだけでも何日も必要だったでしょ?
またまた行かないとですね(*^_^*)
ふふ、今頃旅行記の続きが出るとは思わなかったでしょう・・・(笑)
今月中に全部終わらせます!・・・多分。
えっと、ダヴィデはですね、ギャングみたいなスーツと、アロハだったかな?
欲しかったのに・・・残念です!
いかがでしょうか、ダヴィデの下から画像。
アートだから堂々掲載できる、ちゅーもんですね(笑)
>たしか伊藤若冲さんの絵を見た相棒ちゃんが
『これ虎?ケケケ』みたいなことをほざいたのが最後だと思います。
なので今度、相棒ちゃんに美術についてレクチャーしてやって下さいっ
いや、ゴメン、私もそのレベルです。
色とか表情とか塗り方とか、そんなとこしか見てません~。
とにかく何かを記憶するのが苦手なので、歴史も解らないし、レクチャーできる引き出しも持ってないっす。
よく色んなこと知ってて、ホントすごいな、と感心しきりです、岳猿さん。
私が知ってるのはラファエロ様がイケメンでモテモテだったために、実は××が原因であの若さで亡くなった・・・
とかそんな知識ばかりです。
>ヘラクレスとカクス・・・思い出してもらえん
そーだったの!連日の突っ込みありがとうございます。
あとで加筆しておきます。
>耳太郎・・・渋すぎる
キリストの涙・・・いつのまにか蒸発したんじゃねって飲みっぷり
うひゃひゃひゃ見てた?
>美術館で買った本でも引っ張り出して読みなおすかな・・
ウチにもありますよ~。一度しか開いてないような美術本、いろいろ。
最近は日本画が好みです♪
そっか!そこまで考えてなかったよ。
実はこれ、昨年の12月上旬に書き始めて、今頃まで書き上げられなかった。
スタンバってる旅行記が他にもあって、どんどん後ろのページに行っちゃうからさー、焦って一番古いものから書き上げてるっす。
>宗教画は余り興味ないんだけれど、本物は別!!!
なるほど、そういう見方もあるのですね。
私は全て「感覚」の人なのでなんでもアリ
>全然関係ないけど(こればっかり?^^;)
『最後の晩餐』と聞くと、ダビンチ・コードを思い出すのは私だけ?
で・・・最後の晩餐は見れなかったと書いてあるけれど
ツアーに入ってなかったんでしたっけ?
どうせなら片っ端から見て見たいですよね(笑)
ツアーに入っていませんでした・・・
あっちを立てればこちらが立たずな感じで・・・
一回で全てを網羅するのは無理なんですね・・・
>それと、ジョットの鐘楼
84m分の階段を10分っ!!すごっ!大腿筋、プルプルしそう(笑)
あはは。毎日バスに揺られてばかりだから身体が鈍っていたので快適でしたよん♪
>今、イタリア旅行とニュージーランドトレック旅行プレゼントされたら
どっち選ぼう??空想の中で悶絶中ぅ~~
いいねいいね~~悶絶~~
わたしも空想の世界へ旅立とうっと。
どこいく?
後半がやっと始まりました(笑)
>でもね ドイツ語学校のお友達のイタリア人♂はもちろん
定期券なんか買わずに毎日学校へ来てて
ある日検察さんに捕まったの で罰金60マルク(当時はまだユーロじゃなかった)払った~ってクラスで
えばってて
月の定期代と変わらないとか安いとかでそのほうが得だとか言ってて
なんかドイツ人とも日本人とも全然違う国民で驚いたけど
そこがイタリア人らしくていいなぁなんて思ったりしたの
思い出しました!
なるほど。あっけらかんとしてていいですね。
そういうちょっとしたことが、文化や生活の違いではっとさせられること、ありますよね。
>あの方達は文法もめっちゃくちゃでも平気で喋って
ドイツ語上達も早かったし
真面目な性格の日本人学生は羨望の目で見ていたのでした
この後出てくるヘンなイタリア人(失礼)ガイドも同じような事言ってたし、
関東の人と関西の人の違いを真似てて、あ、当たってる。
こんな風に写るのかーと思って恥ずかしかった&面白かった。
そういう意味でも日本を出ると、ちょっとだけ覚めた目で自分の国を見れるからいいですよね。
常識の違いが浮き彫りになる。
あちらは塔が多いような気がしますね?
上から見ると街がキレイなので、あっちもこっちも見たかったな、塔の上から。
こうして振り返って書いていても、やっぱり又行きたくなる・・・
休みくれ~~~
宜しければ機種名、レンズ名を教えて頂けませんか?
カメラはNIKON D40、レンズは最初から付いていた18-55のものが主で、あとはタムロンの広角です。
室内画像はPanaのLUMIX-3です。
どの画像もオートです。