GW明けから休日出勤、風邪を引いたりと全然出かけられなかった1ヶ月。
良い季節を逃してしまったけど、やっと山歩きに出かけられました。
【使用交通機関(6/9)】
山手線 新宿5:02⇒品川5:22
東海道本線 品川5:29⇒熱海7:09 熱海7:23⇒伊東7:45
東急リゾートシャトルバス 伊東駅8:00⇒天城高原ゴルフ場8:55 ¥500
(復路>天城高原ゴルフ場14:21⇒伊東駅15:12)
週末の天気予報は関東近郊は雨・雷・ひょう、などの荒れ模様との事でしたが、
前日の金曜日17:00の天気予報で「伊豆方面は日中曇り・夕方から弱い雨」
と変わっているではないですか!
諦めていた計画を急遽実行へ移しました。
伊豆ならもし雨で山を断念しても、温泉はあるし、遊ぶところもあるので
まあそれもよし、との二段計画で出かけました。
伊豆は子供の頃なら「家族旅行」の地。
車窓から見える海の景色は昔と変わらず、どことなくウキウキします。
晴れた日なら水面がキラキラ眩しく光ります。
早朝の電車は釣り客が多いのも特徴です。
シャトルバスの始発に合わせての計画。
天城登山口までタクシーだと約7000円、それを¥500で運んでくれるのはありがたい。
今日のお客は私たちを含め5組の登山客でした。(うち2組は推定20代!久々に若者に出会いました)
が、朝のうちは日もさしていたのですが、バスの発車と同時に小雨がパラパラ。
霧の中、登山口へ到着。もうここまでくれば開き直りです。
レインスーツの上下を着込み、いざ出発。
でも森の中なので、小雨はそんなに感じることなく歩けます。
新緑のミドリ一色の中、ドウダンツツジのオレンジが目立ちます。
実は今日は買ったばかりの登山靴の足慣らしに来たので、
とても緩やかな歩きやすい登山道で助かりました。
1時間で万二郎岳山頂。(既に汗だくでカッパ脱いでます)
ガスガスでもちろん何も見えません。
天気も心配なので、とっとと先へ進みます。
山頂ではトウコクミツバツツジとドウダンツツジの競演が慰めてくれました。
目指す万三郎岳へ、小規模なアップダウンを繰り返すと、
馬酔木のトンネルが迎えてくれます。
霧に煙ってとても幻想的です。ちょっと煙りすぎか・・・
空気もひんやりとして気持ちよいです。
石楠立を過ぎて、いよいよお目当ての【アマギシャクナゲ】エリアへ!
そうなんです、実は5月に来たかったけど無理で、まだ残ってるかも?
と淡い期待を抱き、あきらめきれずに来て見たのです。
でも・・・やはり時期は過ぎ、枯れてるシャクナゲばかり・・・
かろうじてひとつふたつ、その姿を見せてくれました。
私の執念深さに答えてくれたようです(笑)
雨がだんだん強くなってきました。
滑りそうな階段のところで何かあったの?と思うほど25人の団体さんが固まっていました。
「お若い方、お先にどうぞ~」若くないんです、スイマセン・・・
と譲っていただき、先を急ぎます。
カッパを頭からすっぽりかぶらなければ歩けなくなったので、
残念ですが、ブナの巨木はスルーしました。
万三郎岳の直前には、駆けたばかりと思われる木の階段がありました。
歩いていると突如!万三郎岳に到着!
もうもう、土砂降りずぶ濡れりでやけっぱちの仁王立ちピース。
ホントはココでお昼、だったのですが、
雨が強く、風もあり、立って休憩しているだけで寒くなります。
おにぎり一個だけほうばり、下山開始します。
アマギシャクナゲ群生地らしきエリアを(花はない)下りを、涸沢分岐点方面へ。
途中で雨がやんで、霧が晴れ、初めて景色らしいものが見えました。
その後は大きな石がゴロゴロとした歩きにくい道を進みます。
以前は2003年の集中豪雨で崩落して通行止めになっていたそうですが、
現在は歩けます。(ただし途中軽い崩落箇所がいくつかありました)
雨がやんでくれてよかったです。
ヒメシャラの森を抜けると、モスフォレストエリアへ。
こんなにたくさんの苔を見るのは久しぶり!
まるで屋久島に来たみたい、嬉しくって思い切り深呼吸。
地図には書いていなかったけど、ブナの巨木がたくさんありました。
こちら側を通ってこれて正解でした!復旧作業をしてくださった皆様、ありがとう。
悪天候の為、展望は全くなかったけれど、
天城の森の美しさを堪能できて大満足の山歩きでした。
1ヶ月ぶりに山を歩いて気分爽快!ストレス発散!!
は~・・・シアワセ
・・・後編へ続く。今日は真面目なレポですから。オチないですよ~。
森の空気はなぜおいしいの?
あちこちの山に行くようになると、自分の家の周りから
もっともっと範囲を広げ、違う場所にも足を踏み入れてみたくなるのは
自然なことですよね。
我が家は車を持っていないので(正しくは自分名義の車がない)
移動手段は電車かバスのみ。
ところが目的の登山口に行くために、
どうしても車じゃないと行かれないところがある。
その場合はタクシーを利用するしかないのだが、そういうところは
大体遠いので、タクシー代が¥7000とか¥12000とかかかるらしい。
4,5人で乗るなら安いが、私たちは2人で行動しているので
とてもじゃないけどタクシーで往復するなんてもったいない!
・・・と思ってしまい、結局それらのエリアには行けないのだ。
ならば、自分で車を持ってしまえばいいじゃないと安易に考え、
ではいったいいくらかかるのか?真面目に調べてみることにした。
【車両本体】100万円の車を5年間乗るとして・・・年200,000円
【自動車税】2500cc以下のもので・・・・・・・年 45,000円
【任意保険】月6,000円のものに加入したとして 年 72,000円
【駐車場代】月24,000円(我が家の周り相場)で 年288,000円
【ガソリン】一ヶ月4000円入れたとして・・・・・年 48,000円
【車検代 】2年に一度15万円として・・・・・・ 年 75,000円
と、ざっとこんな風に計算してみると、自家用車の維持費は年間
728,000円!
一ヶ月なんと約
60,667円!!
アイタタタ・・・車ってすごい金食い虫・・・
自家用車をお持ちの皆様ってスゴイ・・・
平日は会社員で夫婦共に電車通勤、休日だって毎週休みとは限らない。
月に二回山へ行けたとして・・・
一回も行けなくても維持費¥56,667はかかるし・・・
タクシー代払うのと一緒じゃん!(またはそれ以上)
ふぁふぁふぁふぁふぁ~ん・・・・・・・と一瞬で終了。
やはり車にも、電車にも一長一短があるのですね。
週末遊びにしか使わないし、下山後真っ先にビール飲みたい人達の私たちには
やはり車は不必要、もったいないですね。
思いっきりタクシーを使える口実ができました。(いざとなるとケチになるケド)
我が家から富士山まで行くとして・・・
CO2排出量:電車なら=1.8kg 車だと=17.4kg
父は若い頃からカメラが大好きだった。
山に登る人はそれぞれいろんな目的を持っていると思うが、
父の場合は山の風景、山の頂に登らなければ出会えない風景をカメラに収めたくて、
山に登っていたのではないか、と思う。
(父の部屋には写真の本が山ほどあって「日本カメラ]とか、「日本アルプス」とか「日本の山」とか、
たーーくさんのあったから、多分そうなのでは?と思っている。)
これらのモノクロ写真を見ると、父が家で現像していた時の、
暗幕の中でピンセットをゆらゆらさせている姿や、現像液のすっぱい匂いを思い出す。
これは私がとても好きな一枚。
この写真に写っているのは昭和30年頃の「燧ケ岳」・・・多分、行ったことがないから・・
モデルは同じ会社の人かな?ブラウスと短めのパンツがかわいい。
ニッコウキスゲらしき花が咲いている、なんて美しい風景なんだろう。
50年以上も前の山の姿と同じものが現代もまだそこにある。
地球の長い歴史から見れば当たり前のことでも、
もし戦争や災害があったら同じ姿では存在していないかもしれない。
そう考えれば「あたりまえのこと」は、実はとても奇跡的で、
大きな意味のあることではないかとも思えてくる。
父が好きだった山に、今頃興味を持った私という親子関係も。
父がまだ生きていた頃、私はカメラのことも山のことも、
全く興味がなかったのが、今となっては悔やまれる。
今なら、聞きたいこと、知りたいこと、教えてもらいたいことがたくさんあるのに。
趣味の話を父娘で話ができたら、さぞかし父も楽しかっただろうに。
近い将来、きっと私はこの場所に行くだろう。
湿った木々の匂いや、ひんやりとした空気の感触を
肌で感じながらこの目で見て来たい。
私が山を歩きたくなった理由がそこに、あるかもしれないから。
便利=豊か とは思わない。
イヤイヤ、長かったです。
GW明けから休日出勤や残業ですっかりお仕事イヤイヤ病になり、
挙句の果て風邪は引いて咳で眠れない日々が1週間続きましたが、
やっと今週から開放されました!
5月という良い季節の中、どこにもいけなくて悔しい思いもしていましたが、
明日がある、と思える自分の状況に感謝しなければ、と思います。
そんなくすぶった気持ちの中、ついに購入してしまいました!
NEWシューズ
【ローバー カラート ゴアテックス WXL 】
初代の靴はローカットで、先日の那須岳でちょっと苦戦したので(靴のせいじゃない)
思い切ってハイカットを買うことにしました。
初代の靴を購入したときは、自分自身「山歩き」がいつまで続くのか解らなかったので。(とにかく飽きっぽいので)
でも意外にも続いてしまい、この一年間でヤマグッズに投入した金額を
考えると・・・
・・・考えちゃいけません。
してこの靴のお値段は・・・
¥35,700ナリ
・・・こんな高価な靴、結婚してから買ったことないなぁ・・・
でも、自分の命の一端を支えてくれるモノだと思うと、
機能性や安全性の高いものでなければ。手は抜けない、値段じゃない。
一旦山に入ってしまえば、頼れるのは自分のカラダと今ここにあるモノたちだから。
・・・と、アタマでは解っているんですけど・・イタタ。
さっ!早く足慣らしに出かけたいぞー!
梅雨ちゃん、もう少し降るの待っててー
久しぶりにレシピのご紹介。
(たまには真面目に書かないと、ね)
簡単に出来ておいしい、私のワインの友達を今日は紹介します。
材料はどこのスーパーでも揃います。
春巻きの皮(生春巻き用は×)・カマンベールチーズ・ベーコン・トマト
フレッシュバジル・オリーブオイル・粗挽き胡椒・塩
です。
それを次のように切り分けて下準備。
次に、春巻きの皮の上にベーコン、チーズ、トマト、バジル、の順に並べ(順番にあまり意味はない)
粗挽きコショーと塩のみで味付け。
それをくるくるっ、と巻きます。
熱したオリーブオイルでこんがり焼けば・・・
あっという間に出来上がりましたっ
チーズがとろーーっと、トマトもアツアツでおいしいですよ。
ポイントは・・・
高級オリーブオイルを使うこと
です。
素材の味を生かしていますので、チーズに凝るのももちろんOKですが、
やはり薫り高いオリーブオイルを使うほうがよりおいしく出来るかな~・・
とにかく10分あればできるので、不意の来客の時のオツマミにも。
ビールにももちろん合いますよ
冷めてしまったら、オーブントースターで焼き直しも可能、なので、
ますます便利
食いしん坊の簡単レシピ、でした