カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

高川山ハイキング

2009-11-10 | ヤマのこと

11/9(日)高川山へ。

二週連続で土曜日出勤だったので、今日は軽いハイキングにしよう、
と近場の山、色々なコースの中から最短コースを選んでみた。
JR中央本線は高尾駅から大変な混雑!
でもほとんどの人が藤野駅で降りました、陣馬山方面かな。
今話題の若者やトレランの人も多かったです。

 
高川山も人気の山、とのことだったのですが、なんと「田野倉駅」で降りたのは私たちだけ^_^;
駅前をまっすぐ歩き、いつもの「桂川」を越えていきます。


 
静かな住宅街を抜けて登山口へ向かいます。
「あそこに見えているのが”高川山”だよ」と農作業中のおとうさん、おかあさん。
「今日は歩くにはいい日だね、暑くなく寒くなく。ゆっくり行っても2時間くらいだよ
と教えてくれました。掘っていた里芋がおいしそうだった・・・


 
登山口はハッキリしていました。
前回のことがあるので、道迷いしないように・・・(笑)最初はこんな緩やかな登山道でした。


 
樹林帯ですが、「弁慶岩(けっこうあちこちにありますよね)」「馬頭観音」
があり、メリハリ付けてくれます。


 
大月方面へ行く「むすび山」への分岐を越えると、少し広いところに出たので休憩。
ここからちょっと傾斜が付いて、イワイワの斜面になりました。

 
所々町が見えたり、山が見えたり。

 
(右:何~?ぐるんぐるん巻きの木!)
ロープの張られたやや急斜面を登りきると、緩やかな尾根になりました。
朝天気が悪かったので今日も期待しなかったのですが、めずら~~~しく!
山頂近くなってお日様が顔を出してくれました。いつも私が山頂に近づくと曇るのに


 
(右:人が見えてきたら・・・山頂)
やっぱり天気が良くなると気分も違う!
今日の紅葉アーチは黄色。尾根歩きが楽しい、優しさのある山だな~と感じました。
でも本当に人がいません。ここまでで出会った人は一人だけ・・・
と思っていたら前方から賑やかな声がして・・・


うわっ!山頂に着いたら人だらけ!!!
写真撮るのも順番待ち。座るところもないくらいの人人人!



でも・・・正面に富士山が。
あ~、よかった。晴れていてくれた。



富士山と三ツ峠山・・・



富士山と御正体山方面・・・写真はイマイチですがホントに綺麗でした。


 
ここも富岳12景の一つの山なので、それはそれは素晴らしい眺めです。
2時間で登ってこれて、ほぼ360度の眺めを得られるのだから人気があるのも解りますね。


山頂にいたワンちゃんは、ビッキーと言うそうです。リブルさんのところで知り、
知らなかったので調べてみました。有名なワンコだったのですね。
小さくて、おとなしく優しげな顔をしていました。
夜も一人でいるのでしょうか・・・でも富士山見るには特等席だね


 
山頂ではおにぎりを一個だけ食べ、20分程度で下山。
帰りは「初狩駅」を目指して降りていきます。
こちらは緩い下り。森の散歩道、といった感じで楽しい道でした。
まだまだたくさんの人が登ってきます、ほとんどのはコチラから登ってくるようです。

 
分岐。どこかで「女坂は滑って大変」と読んだ気がしたので、「男坂」へ。
男坂といってもまっすぐな斜面なだけで、別に危険なところはありませんでした。
雨の日は間違いなく転びそうですけど・・・私は。


 
山頂から40分くらいのあっという間の下山でした。
ここから(恐怖の)林道歩き。でも今日は一本道なので迷いようがありません、ほっ。

 
林道も20分ほど歩いたら線路が見えてきます。

さて、おにぎりを一つにした訳はココ。初狩駅前の「八幡荘」立ち寄り湯です。

温泉ではありませんが、立ち寄り湯ハンター(?)としてはずっと気になっていたこちら。
今日はたいして動いてもいないのですが、試さないわけには行きません!

まだ13時前の到着だったので、誰もいません、一番目だったみたいです。
右の写真は檜風呂。洗い場は2つしかありませんでした。

 
湯上りに待ち受けていたものは・・・こちら。
白菜のお新香と、大皿一杯のおでん。これは料金に含まれています。
入浴料¥1000はお高いのですが、これがセットなら仕方ないかな・・・
ウワサを知っていたので、おにぎり一つで下山してきました
お腹が空いていなかったら、ちょっと食べきれないかも。残すのも悪いし・・・

で、肝心な立ち寄り湯の感想は・・・今回はコメントナシとさせていただきます



全部で3時間のハイキング。昼間からビール飲んで電車で昼寝しながら帰る。
なんともゆるゆるとした日曜日でした。


※追記
【往路】新宿駅→高尾駅→JR中央本線高尾駅→JR大月駅→富士急行線:田野倉駅
(JR~富士急直通河口湖駅行き利用)
【復路】JR中央本線初狩駅→JR高尾駅→新宿駅


てぬぐいいろいろ

2009-11-07 | モノのこと

11/7(土)今日も仕事の土曜日。
帰りに時々行く店に立寄ると、偶然にもとてもかわいくてタイムリーなものを発見した。

なになに?なんか書いてあるよ。


うんうん。そうだよね。


そのてぬぐいのタイトルは「富士さがし」
そして柄は・・・


おーっ!Mt.fuji

そうそう、ホントにこんな感じに見えるのよね。

てぬぐい大好きでつい買っちゃうけど、たまにはこんなてぬぐいも楽しいネ
衝動買い、バンザイ♪

----------------------
※これは新宿店限定てぬぐいです。
>>かまわぬ





富士山遠望

2009-11-03 | カメラ

11/3(祝)あまりの天気の良さに・・・
どうしても山が見たくて・・・

都庁へ行きました(笑)

以前は家からも見えていた富士山、ビルが邪魔をして見えなくなった。
冬の天気の良い日に、富士山を見るのが楽しみだったのに。

家から一番近くて富士山の見える場所といえば、都庁。
やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、雲が出ないうちに、と早歩きで出かけました。


東京ではこれほどの澄んだ青空は珍しい。


庁舎前も休日なのでがらんとしていて気持ちよい。
一瞬、ここが新宿とは思えないほどキレイに見える。


5分と待たずに展望台へ。
ここが出来たばかりのころ、混雑の中見に来たきりで十数年ぶりです。


目指すはただひとつ。
おおーー!やっぱりきれいに見えています、富士山


三ツ峠や雲取山、大菩薩方面もしっかり見えていますが、
相変わらずどれがどの山か解りません・・・誰か見分けるコツ教えてクダサイ


私のお家はあそこだよ~~(ウチ)
こうしてみると、富士山まですぐ近いような錯覚に。
富士山ってとにかく大きいんだねーー、と今更思う。


遠くにうっすら見えている山はナンダロウ?
多分、関越方面だと思うんだけど・・・あのでこぼこ???


東京タワー方面。摩天楼。
羽田から飛行機がひっきりなしに雲の中に吸い込まれていく・・・
夜景もきれいでしょうね・・・今度は夜に来て見ようと思いました。



天気の悪い日ばかり山にいて、天気の良い日に山に登らず、遠くから拝む私の休日・・・










箱根お気楽ハイキング、のはずが・・・

2009-11-02 | ヤマのこと

11/1(日)箱根へ行ってきました。
土曜日は仕事だったのですが、夕方、急に明日行こう、と言う事になり箱根へ。

なんだか天気は下り坂らしいけど「明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔ノ峰」を
ハイキングの予定で、今回は初めてのコースを行きます。

 
小田原駅から大雄山線に乗換、大雄山駅で降ります。初めての電車や、初めての駅はなんだかワクワクします。
足柄だけに、金太郎の銅像が迎えてくれました。私のイメージとはだいぶ違った金太郎だけど・・


駅前からバスに乗り約10分、「道了尊バス停」で下車。
参道がかなりりっぱで、由緒あるお寺のように感じました。


 
「大雄山最乗寺」曹洞宗の寺院で、1394年 開山されたそうです。
手を合わせてから登山口へ。赤い大きな下駄の横から入ります


 
登山道はとても静か。脇にひっそりとたたずむ12石仏が古道のようです。


 
登山口から50分ほどで「見晴小屋(避難小屋らしい)」到着。天気がイマイチで何も見えませんでした。
そこを過ぎると樹林帯を抜け、明るい尾根に出ました。


そこから30分ほどで「神明水」到着。冷たい水ががんがん出ていました。
ここの水場は枯れる事がないそうです。


そこからはまた緩やかな尾根、ススキが生い茂って箱根らしい道です。
でも・・・残念ながら紅葉にはまだ早いようでした。

 
標高1100m辺り、そろそろ「明神ヶ岳」が近いかな・・・
と思った頃、天気が更に悪化。ガスが出て、小雨も降り、風も強くなってきました。



山頂直下の分岐で、ヒュルル~~という強い風の音がして嫌な予感。
案の定、山頂の稜線に出たら飛ばされそうな強風!
神明水から約一時間、山頂到着。「明神ヶ岳」の標識を撮影しますが、


(ダンナの手ぬぐいが強風で仮面ライダーみたいになってる・・・)
ガスで何も見えないし、かがまないと歩けないほどの風、
まっすぐ立ってるのもままならない。
写真だけ撮って20秒くらいで退散です。
毎度毎度、こうも天気が悪いと嫌になります、雨女&ガス女な自分が。
見たかったのにな~、金時山と紅葉のキレイな稜線を

この日は気温26度近くと暑かったのでまだ良かったのですが、
笹の茂みで風をよけ、さあ、どうしましょう、と相談。
とりあえず、予定通り「明星ヶ岳」方面に進むことにしたのですが・・・

問題はその後勃発。
とにかくガスって視界が悪く、何も見えない登山道でしたが、道標を見落としたか?
ピンクテープの着いた方向に進み、なんとなくハイキングコースにしちゃ不安定な足元かな?
と思ったらやめときゃいいのに進み・・・


こんなハイキングコースでありえないであろう「道迷い」に突入しました・・・


道迷いする時って、思い込みが先立つんですよね。
「なんとなくあまり歩かれてなさそうだけど、こんなもんかな?」
とか、自分の行動に若干不安はあるものの、肯定しようとするんですよね。
そして大体が下り登山道。登りの時には迷わない、だから戻るのが嫌でなってどんどん下っていく・・・

そして自分の間違いに気づかされたのは林道にぶつかったときでした。
歩いているはずの登山道は、林道にはぶつからないはず・・・
林道の先にも登山道はあるものの、1、2分進んでみたもののもうルートがなく危険を察知。
そして林道に戻りますが・・・完全に自分の居場所をロストです。


さっき入ってしまった分岐に戻ったって3、40分だと思うのですが、もうダンナ様のご機嫌が悪化してて・・・
先頭を歩く私のミスなので仕方ないのですが、「もう戻らない!このまま林道を歩いて降りる!」
という結論に。


だがしかし!この林道甘くはなかった!!!!


 
(左:私が下山するといつも晴れる・・・ 右:標識は泥?だらけ・・・車も通らない)
歩けど歩けど変化のない道。遠くに町は見えているのに何にもぶつからない。

本当に時々、携帯の電波が届くところで自分の居場所を確認するも、おおまかな位置しかわからない。
自分の予測とは大きくかけ離れ、とんでもないエリアにいるらしいことだけは解ったけど
相変わらず自分の居場所が断定できない。
こうなったらタクシーを呼んでしまえ!と思ったのですが、自分の居場所がわからなくては呼ぶに呼べない・・・


それにこの林道、1本道ではなく、林道同士が山中で交差点を作っている。
箱根だからとなめて1/25000の地図など持ってきていないから、交差点に書かれた地名を見ても、
それがどこなのか?エアリアの1/50000地図には乗ってない、
自分の歩いているであろう林道すら地図の表記はないみたいだし・・・

林道が左右に分かれていたり、下りかと思えば登ったりアップダウンのある林道、
舗装道に出た!と思ったら又砂利道、舗装道と繰り返す・・・
まっすぐかと思えば大きく左右に曲がり、まるで迷路のように・・・
コンパスを使ってもどっちへ進んでいけば正解なのか?全く解りません。
ダンナ様の山育ちの勘だけで進み・・・なんとか・・・

みかん畑に着いたけど、ひとっこ一人いません・・・ここはどこ?

そして迷った地点から約3時間林道を歩いて、なんとか里に出ました!
それでもここがどこなのか?まだ解りませんでした。番地表示など一切ないものですから・・・

ミカン畑から眼下遠くにビールのケースが見えたので(私視力だけは良いの 1.2と1.5)、
酒屋さんならなんとかなるだろう!と、歩くこと10分、が着いたものの定休日でしたが、
ちょうど店の若旦那らしき方が外に出ていたので、
「スイマセン!ここはどこでしょうか?なんという地名ですか?」
そんなこと急に言われて困惑したでしょうに・・・

 
迷ってここにたどり着いた、と事情を話し、私たちは「風祭駅」に(15:00までに行きたい訳が)行きたいので、
タクシー会社の電話番号を教えて欲しい、と言うと、
自分の携帯に登録してあったようで、即かけてくれて、10分後にくるから店の前で待っていて、と。

待っている間に「いや~町内のイベントがインフルエンザで中止になっちゃって。
先輩に¥5000持って来い、と言われて行ったら、このパン持たされてさぁ・・・パン食べてよ
と紙袋にどっさり入った中から、4つも頂いちゃって(よく見たら富士屋ホテルのパンだった)
・・・世の中には本当に親切な人がいるものです感謝感謝です。
今回も助けられちゃいました、山聖さん、本当にありがとうございました。

10分後に来たタクシーの運転手さんも親切で、
「酒屋の若旦那はいつもお客様を紹介してくださる大のお得意さんなんです!どこでも行くよ~~!」
と明るくてノリの良い方でした。


 
こうして無事下界に戻り、目的の「鈴廣」で目的のものをGETし、いつもの温泉に入り、
今日の最終目的のいつもの鮨屋で疲れを癒し、ロマンスカーで爆睡して帰って来ました。


林道途中で気づいたのですが、ピンクテープはどうやら水源なんとかの作業道のものだったようです。
箱根は以前も道迷いしましたが、案外こうした踏み跡や作業道が多いのです。
こんな有名なハイキングコースで道迷いは私ぐらいなモノでしょうから、迷ったらしき位置は書きませんが、
今日も悲しい事故があったばかりなので、また緊張感を持って歩かなければ、と反省しました。


・・・てか、何回道迷いやってんだろう、私
思いつきで突っ走る、この性格が問題なんです、多分。
今日は過去に痛くなったことない場所が筋肉痛でした、やれやれ