気ままにツーリング

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2011年 北海道ツーリング 5 / 黒岳石室で一泊

2011-08-29 | ツーリング(北海道)

2011年8月29日(月) (-本日2回目のアップ-

今日は大雪山の旭岳から、黒岳石室まで縦走した。

北海岳で写真を撮ってもらった、山の達人?さんと会話し、結局、ここ黒岳石室で一泊する事に決めた。

黒岳石室で一泊

ここですぐに折り返せば、夕方ぎりぎりには、また姿見駅に戻れそう。。。

だが疲れもあるし、更に疲労が溜まりペースダウンとなると、ロープウェイの時間に間に合いそうもない。

ここは計画通り、石室で一泊し、明日、下山する事とした。

黒岳

黒岳石室は特に予約してなかったが、管理人さんに言えば泊まれた。

黒岳石室は80年間もそのままの形らしい。

石室利用は2000円、夜は冷えるので寝袋(1000円)も借りた。

早々のチェックインだった為(お昼)、リュックを置き、黒岳に登った。

【黒岳へと向かう

黒岳

【黒岳石室から15分で、黒岳山頂に到着

黒岳

先程、北海岳で写真を撮ってもらった山の達人と、ここでも再会する。

また山の話しをした後、途中でナキウサギを見たと言う。

2年前に黒岳に来た時、ナキウサギは見れなかった。

山の達人は、ここから層雲峡へ降りるので、サヨナラし、こちらは石室までの、戻る途中の岩場でナキウサギを待った。

【黒岳石室へ戻る

黒岳

途中の岩場でナキウサギの鳴き声が聞こえる。

チッ、チッ。。。

と鳴き声はあちこちで聞こえた。

鳴き声を察知すると、すぐ様カメラを構えるが姿は見えない。

暫くして、また鳴き声がしたのでよ~く見ると。。。

いたいた

Dscn0532

リス。。。やん。

今度こそ。。。

ナキウサギだ

ナキウサギはなんとも可愛らしい姿。

ロープウェイのマスコットになるのも納得だ。

だが、なかなかタイミングよくシャッターが切れない。

その後も2回程姿を見掛けた後、ようやく、カメラに収める事が出来た。

Dscn0533

もう少し全体が綺麗に写るよう、再チャレンジしたが、寒くて時間切れ。

山の天気はすぐに急変し、晴れてたのが、一気にガスが入り寒くなった。

まぁ2年越しでようやく見れたし、写真も撮れたから良しとしよう。

この後は石室へ戻り、少し休憩した後に、夕飯。

まだ16時前だが、早く寝床に入るので丁度いい。

黒岳石室で一泊

カレーヌードルのパックみたいなのを好日山荘で購入。

黒岳石室で一泊

朝、握ってくれたおにぎりと一緒に、雪渓ビールなるもの(サッポロクラシック)を石室で購入し頂きました。

こういう場所では最高に美味しいかったです。。。

‐Danke‐♪


2011年 北海道ツーリング 4 / 登る。旭岳!

2011-08-29 | ツーリング(北海道)

2011年8月29日(月) 大雪山旭岳の麓は、晴れ

今日はツーリングではなく、大雪山旭岳への登山を行う。

大雪山

ツーリングはひとまず休憩だ。

バイクとツーリング用の荷物は大雪山白樺荘YHに置かせてもらった。

YHで作ってもらったおにぎりを持参し、チョコレートも売店で買ったし、大丈夫だろう。

さて今回の行程は。。。

旭岳山麓駅(ロープウェイ)⇒ 姿見駅 ⇒ 姿見平 ⇒ 周遊散策路 ⇒ 旭岳 ⇒ 間宮岳 ⇒ 北海岳 ⇒ 黒岳石室 となる予定。

ただし、明日の天候状況によっては、当日の下山も検討予定だ。

朝5時に起床し、5時40分に大雪山白樺YHを出発する

登る。旭岳!

YHから出るのは一人だけ。。。

今日は天気も良いので、最高の登山となりそうだ。

旭岳ロープウェイ乗り場までは、ここから歩いて10分ほど。。。

旭岳

【ロープウェイ乗り場手前の案内板

旭岳

【10分程で旭岳ロープウェイ乗り場に到着

旭岳

6時始発のロープウェイに乗車(往復2800円)。

6時15分 ロープウェイ姿見駅を降りると、目の前には旭岳がそびえる

登る。旭岳!

標高1600mの姿見駅は、涼しく、何とも清清しい。。。

旭岳の傍らからは、朝日が上り、眩しい。。。

これより、あの旭岳に登る。

2年前は、層雲峡側から大雪山 “ 黒岳 ” に登った。

今回はその反対側に位置する “ 旭岳 ” に登ると言う訳だ。

先ずは、姿見周辺の散策路を歩いてゆく。

旭岳2

第三、第四展望台と歩いた後、“ 噴気孔 ” へと近づく。

旭岳2

硫黄の臭いはここから漂っていた様だ。

次に第五展望台へ到着すると、目の前には “ 姿見の池 ” があった。

【第五展望台にある、旭岳石室(左)と、姿見の池(右)

旭岳2

あの石室は、非難小屋として建っているので、通常は使用出来ない。

ここから上は旭岳への登山路となる。(ここまでは観光散策路)

【登山路半ばで振り向いたところ(小さく姿見の池と噴煙が見える)

旭岳2

六合目、七合目、八合目と、富士山よりか距離は短めだ。

【ようやく九合目に到着

旭岳2

ここから山頂まであと少し...

と言う訳でもなかったが、久々の登山で息も上がる。。。

8時30分 ようやく旭岳山頂に到着

旭岳3

この旭岳(標高2290m)は北海道で一番高い山。。。

山頂には4、5人ほど先に登った人が休憩していたので、写真を撮って頂き、周囲の景色を眺めた。

【こちらはトムラウシ方面

旭岳3

【黒岳方面

旭岳3

ここからは裏旭岳へと下って行く。

旭岳3

下りの最初は順調だったが、途中から砂の斜面となり、踏ん張る箇所がない為、2回ほど尻餅を着いた。

【裏旭岳の斜面に残る雪渓(その横を通る)

旭岳3

裏旭岳を下ると、そこは平坦な場所が広がる。

そこにはテントが2つ設営されており、雪解けの川で水汲みをしている人がいた。

昨晩はそのテントで一泊し、2泊3日の行程で大雪山に来たらしい。

汲んだ水は、ろ過器で飲める様に、別容器に移していた。

念の為、エキノコックスを予防しての処置だと言う。

9時30分 間宮岳に到着

旭岳4

次は北海岳を目指す。。。

【北海岳へ向かう左側には、お鉢平が広がる

旭岳4

このお鉢平の右側から、ぐるっと左側へと稜線を歩いて行く。

【この稜線の先が北海岳

旭岳4

10時15分 北海岳に到着

旭岳4

北海岳山頂には、先ほどから前を歩いていたご年配の男性が一人休憩していた。

この先、黒岳方面へ行くと話すと、色々、アドバイスを頂いた。

ご本人は昨日、銀泉台から赤岳に入り、ここ北海岳を経由し、昨晩は黒岳石室に一泊。

今朝は黒岳石室から、お鉢平を一周し、黒岳から層雲峡へ降りるとの事だった。

バンで北海道を3ヶ月も旅し、北海道の山々を登っているという。。。

な、なんと、山の達人ではないか...

でも、それだけ北海道が魅力的なんだろう。。。

こちらが休憩に入ると、先に山の達人は黒岳へと歩いて行った。

【黒岳は写真真ん中の少し右辺り(コブみたいなとこ)

旭岳4

こちらも、すぐに出発し、達人と少し間隔を開けて歩いて行った。

【途中、大きな雪渓の横を歩く(上の写真の一番大きな雪渓の箇所)

旭岳5

【雪渓から流れ出た雪解け水が、川となっていた(ここを渡る)

旭岳5

【更に先に行くと、少し幅のある川を渡る(すね位の深さ)

旭岳5

手を浸けると、冷たくて気持ちよかった。

11時30分 黒岳石室に到着

旭岳5

ようやく本日のゴールだ

と言っても、まだお昼前。。。

どうしよう...ここでお鉢平をぐるっと周って戻る事も可能だ。

先ほどの、山の達人がベンチに居たので、再び、挨拶を交わす。

彼と話しをすると、戻るのもぎりぎり行けるし、留まるのも良いと言う。

さ~て、どうするかな...

‐Danke‐♪