気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

真夏の丹沢 塔ノ岳登山

2021-07-20 | 登山
今回は久しぶりの夏山登山。

数日後には2年振りの富士登山を控えており、体力確認も含め、ストレス発散、自然と接したい意味も込め、近場にある丹沢系の塔ノ岳に登ってみた。

前回、塔ノ岳に登ったのは3年前。

あの時はまだ春先で涼しかったが、梅雨明けした今は真夏の暑さで、汗だく必至。

タオルを沢山用意し、凍らせたペットボトル3本をリュックに忍ばせ、スウィッシュで塔ノ岳の玄関口である大倉に向かった。

6時45分 秦野市内のコンビニで朝食

新しく出来た高速の右手に、青空に映える大山がキレイに見えた。↓

今回、大山でも良かったが、塔ノ岳の長丁場にどれだけ体力が持つか確認したかった。

7時30分 大倉に到着

自宅を6時10分に出発し、朝のR246は殆ど混まずスムーズに来れた。

バス停には朝から沢山の登山客が集まっている。

バイクを降りたら、そのままスタート可能な状態だったので、準備を整え早速登山を開始した。

7時45分 大倉をスタート

先ずは登山口へ向かう。

しばらく進むと国定公園の表示。

ココが登山口。

高い杉を見ながら緩やかな坂を進む。

しばらく進むと腰を降ろせる場所に到着。

まだ序盤なのでそのまま突き進む。

大観望経由(左)と通常ルート(右)の分岐点。

過去に大観望ルートを通った記憶がないので、そっちに行ってみる。

それほどキツい坂でもなく、黙々と歩く。。。

8時20分 大観望に到着

ちょっと期待していた景色ではなかったが、相模湾などが見渡せる。

ココまで木々の中を歩き、周囲の景色が見えなかったので嬉しさはあった。

その先を進むと通常のルートに合流。

この辺りは平坦なので、少しまったりペース。

この後から色々と苦しくなる。

まだこの辺りは頑張れる。

だが、既に汗だく。

再び、平坦になったり。。。

長〜い木道が続いたり。。。

塔ノ岳まで2.8km。

まだまだ先は長い。

9時10分 堀山の家に到着

何だかちょっと怖い。

おっ!

ここから富士山が見えた。

塔ノ岳登山で初めて見れた気がする。
(いや見たかな。。。)
ここからは長い登りが続くのであった。

まだ体力的には大丈夫。

木道はそれほど苦にならない。

少し先で初めて一息をついた。

冷たいお茶がとても美味い。

あまり飲み過ぎるとバテてしまうので控えめに。

途中、開けた場所で再び富士山が見えた。

少し雲が掛かるも見えたのは嬉しい。

次の経由地まであと少し。。。

もうこの辺りでペースは落ちていた。

9時50分 花立山荘に到着

ココまで来れたらあと一息。

富士山も何とか見える。

ココでお茶をごくごく飲んでしまった。

まだ一本目だが、このあと少しバテ気味に。

座って休み過ぎると気力が減るので、5分程で再び出発した。

周りの高い木々がなくなり、尾根沿いを登る。

右手を見ると大山(左の奥)と二ノ塔、三ノ塔の尾根(真ん中手前)が見えた。↓

大倉から三ノ塔に登り、表尾根伝いで塔ノ岳を目指すルートは、なかなか楽しめて良かったが、あの時は初夏の暑さにより喉がカラカラになり、最後まで喉の渇きと戦うとても苦い思い出だった。

10時05分 金冷シに到着

鍋割山(左)と塔ノ岳(右)への分岐点。

あとは塔ノ岳まで直登するのみ。
しかし、まだ600mもある。。。

体力は削られるも、気力で足を一歩一歩繰り出し、ゆっくり登って行くと。。。

10時20分 塔ノ岳山頂に到着

やっと着いた。

登頂時間は2時間35分。

頑張ったなぁ。

向こうには山小屋。

各方面の案内板。

丹沢山や蛭ヶ岳にいつか行ってみたい。

ココにあった日時計を見ると。。。

現在は10時23分なので、やや正確だ。

日差しもあり、暑いと思っていたが、案外涼しい風が吹く。

左から雲が入って来たからかな。

富士山はよく見えたが。。。

あちらも雲が被ってきた。

丹沢山や蛭ヶ岳方面を見る。

蛭ヶ岳は丹沢の最高峰。

良く見ると山頂の山小屋も見えた。

今から行って戻って来ると、帰りは遅くなるだろうなぁ。

お腹は減っていなかったが、この後まだまだ長いのでココで食べておく。

食べ始めると意外と喰えるもんだ。

お茶を1本飲み干した。

残りはあと2本。

雲がかなり入り込んで来た。
汗をかいたシャツは乾き、若干肌寒く感じる。

あっと言う間に雲の中に。。。

ココからは金冷シまで戻り、鍋割山に向かう。

30分ほどゆっくり出来たので、陽射しが隠れている間に出発した。

鍋割山まで2.6km。

稜線を進むのでアップダウンを繰り返す。

11時03分 金冷シに到着

ココまで13分。下りはラクだ。

こちらが鍋割山へのルート。

大倉尾根に比べると人はかなり少ない。

途中のポイント[大丸]。

鍋割山まで1.9km。

平坦路が気持ちイイ。

雲のすき間から下界が見えた。

鍋割山は手前の山だったかな。

クネクネした道を下る。

あと少し。。。

鍋割山荘が見えて来た。

11時40分 鍋割山に到着

約50分ほどで到着。

結構バテバテだが、黙々と歩いて来れた。

地図を見るとこんな感じ。

さっきの[大丸]から鍋割山を通らず下山するルートがあったのか。

こちらは鍋割山荘。

名物の鍋焼きうどんは、暑いので食べないつもりだったが、意外と食べれたかも。

でもいつの間にか1500円に値上がりしていた。
以前は1000円だったのに。

少しだけ座って休憩する。

秦野方面は相変わらず雲が被っている。

こちらはキレイな青空。

10分ほど休めたので、そろそろ下山開始。

木道は歩きやすいが、湿った場所など滑りやすいので、注意しながら下る。

ウグイスの鳴き声が爽やかに感じる。

大倉まで6.8km。

遠い。。。

今度はひぐらしの鳴き声を聞きながら下る。

あちこちで鳴いていた。

12時25分 後沢乗越に到着

大倉方面は下に向かう。

この辺りは滑るので頑丈な手すりに頼った。

ココも補強された渡し。

助かるなぁ。

しばらくすると沢の音が聞こえて来た。

水場があると気分も変わる。

ひぐらしの大合唱で思わず上を向く。

スゴい鳴き声だった。

大倉まで5.4km。

まだまだ長い。。。

ようやく水場に出た。

ちょっと手や顔をゆすぐ。

サッパリして気持ちイイ。( ꈍᴗꈍ)

この滝にも手を伸ばした。

ヒンヤリして気持ちが良かった。

ようやく林道に出る。

鍋割山荘へ持ち込むためのペットボトル。

皆さん手伝ったのかほとんどない。

12時40分 ココから西山林道を歩く

周囲の景色を見ながら、ほぼ平坦な道を歩くので気持ちはラクだが、延々と続く道のりは長い。

浅い水たまりのような川をまたぐ。

増水時は大丈夫なのかな。。。

橋を渡ると上下に揺れる。

調子にノッて落ちないように。

広々とした場所に出た。

ガードを跨いで進む。

また橋。。。

13時 二俣に到着

大倉まで4km。

ヤマビル対策用の塩。

途中で暴れまくるヤマビルを数匹見たが、自分への被害はなかった。

あっちこっちへの行き先表示。

寄方面は左、自分は右手側から下りて来た。

大倉まで3.5km。

鍋割山を振り返ると雲に覆われていた。

今回、アメはないだろうとカッパを入れて来なかったが、山の天気を舐めちゃダメだな。

この花は何だろう。

近くに咲いていた。

黙々と歩き、気付いたら大倉まで700m。

13時45分 ようやく大倉かと思ったら

まだ大倉バス停まで20分だった。

以前はあのゲートがなかった時に、この分岐を見落とし、そのまま突き進んだら、大倉バス停まで遠回りで戻った事があった。

そういう人もいるので、それで作られたりして。

再び山道に入り、しばらくして牛の鳴き声を聞きながら、突き進んだ。

ようやく町っぽいところに出る。

そして。。。

14時 大倉バス停に到着

いや〜もうヘトヘト。

水場で靴の汚れを洗い落とし、ご褒美の炭酸をごくごくと飲み干した。

活動量計の歩行距離は34624歩。

距離にして25.6km。

歩いたなぁ。。。

鍋割山からは2時間10分の下山だった。

バイクの元へ。

もう汗だくさはMAXなので、綺麗サッパリするため、鶴巻温泉に向かった。
バイクは楽チンだ。

14時45分 弘法の里湯に到着

何だか左太ももの筋が痛い。

お風呂セットは別に用意。

料金は1000円。

ココは登山客にも優しい日帰り温泉なので、靴の洗い場やリュック置き場も設けられている。

結構、人は多かったがとても気持ち良かった。

風呂上がりはソフトクリームと炭酸水でクールダウン。

あとは帰るのみ。

渋滞気味のR246だったが、機動力の良いスクーターなので問題なく帰れた。

今回の塔ノ岳登山データ。

大倉〜塔ノ岳 2時間35分
塔ノ岳〜鍋割山  50分
鍋割山〜大倉 2時間10分

全行程は休憩も含め、6時間15分だった。

次はいよいよ富士登山だ。

-Danke-


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