明神平への道が倒木で塞がっているとの情報があったので、急遽、例会の行き先が
高見山に変更になった。
車を、たかすみ温泉に回送し、高見登山口に戻っていざ出発、と、その時に、
T橋クンが同じ研究所の某ベテランさんの姿を発見。
「あれ、こんなところで。」いやー、さすが人気の山。こういう偶然もあるんやな、
と思っていたら、今度はともちゃんが、「あ、U炭先生や!」
U炭先生は、いつも、ともちゃんがハイキング教室のヘルパーとして手伝っている
プロガイド。ご夫婦でガイドなのだが、今日はお母さん先生が、山ガール教室として、
すごく美人のお客様たちを率いていた。
当パーティの若い連中は当然のごとく色めき立っていたが、登山教室の邪魔を
するわけにはいかない。後ろ髪を引かれる思いで、先に出発しよう。
どこかの中学生ワンゲル部を集めたような4-50人の団体に、追いつ追われつの
展開で、杉木立の中を登る。雪はまだ少なく、アイゼンも不要。
これだけの若者が山登りをしてくれているんだと思うと、なかなかうれしい。
皆、装備もしっかりしているし、歩き方も鍛えられている。
すぐれた指導者がいらっしゃるのだろう。
小峠でアイゼンを履く。慣れた急登だ。中学生達も、さほど戸惑わずにアイゼンを
装着している。おお、Mr.Dashの中学時代より、やるかも。
今日のチーフリーダーT橋クンは、意外にも高見山は初めてということで、
いろいろ物珍しい様子。
主稜線に出るが、風がなく、しかも暖かい。名物の霧氷はゼロ。
それでも曽爾方面の眺めは素晴らしい。
人でごった返す山頂の祠の裏手に回り、高見山脈の東側の展望を楽しむ。
皆、嬉しそうである。今日は一眼カメラを持参したので、できるだけ風景が
開けたところで写真を撮る。
下山に向けて出発間際、美人山ガールパーティも上がってきた。
ああ、すれ違いで残念。
たかすみ温泉への道はだらだらと長く、眠くなる。
高見杉、植林小屋を経て、木の枝越しに高見山の最後の姿を振り返ると、
間もなく村落に出る。川沿いに少し遡れば、たかすみ温泉への近道。
温泉に浸かると、やはり暖かかったとはいえ、身体は冷えていたのだろう。
手足がじーんとして気持ちよかった。
風呂から上がると、Mr.Dashの名を呼ぶ人が。
あ、K島夫人だ。ウチの山岳部の創設期メンバーの大先輩。
間もなくK島ダンナさんも姿を現した。今日は山には登らず温泉オンリーで
わざわざ来られたという。
K島さんは、山と渓谷社等からの著書も多く、いまだ毎月のように記事を
載せておられる。
Mr.Dashを文筆業として世に送り出してくださった恩人でもある。
考えてみればMr.Dashも、ともちゃんも、著作の実績で、実力以上に
受け入れられているフシがあるが、すべてK島さんがくださったご縁なのである。
K島さんは「おお、今日は例会の日か!と上機嫌。
今日の部員の中には、K島さんに初めて会う人もいて、「ほぉーっ」という感じ。
しかしまあ、今日はいろんな人に出会ったものだ。
さすがは人気の高見山、である。
そういえばK島さん、この山をいつも本で紹介するときには「関西のマッターホルン」と
冠される。んー、他にふさわしい山がないから仕方ないけど、それはちょっと大げさかな?
高見山に変更になった。
車を、たかすみ温泉に回送し、高見登山口に戻っていざ出発、と、その時に、
T橋クンが同じ研究所の某ベテランさんの姿を発見。
「あれ、こんなところで。」いやー、さすが人気の山。こういう偶然もあるんやな、
と思っていたら、今度はともちゃんが、「あ、U炭先生や!」
U炭先生は、いつも、ともちゃんがハイキング教室のヘルパーとして手伝っている
プロガイド。ご夫婦でガイドなのだが、今日はお母さん先生が、山ガール教室として、
すごく美人のお客様たちを率いていた。
当パーティの若い連中は当然のごとく色めき立っていたが、登山教室の邪魔を
するわけにはいかない。後ろ髪を引かれる思いで、先に出発しよう。
どこかの中学生ワンゲル部を集めたような4-50人の団体に、追いつ追われつの
展開で、杉木立の中を登る。雪はまだ少なく、アイゼンも不要。
これだけの若者が山登りをしてくれているんだと思うと、なかなかうれしい。
皆、装備もしっかりしているし、歩き方も鍛えられている。
すぐれた指導者がいらっしゃるのだろう。
小峠でアイゼンを履く。慣れた急登だ。中学生達も、さほど戸惑わずにアイゼンを
装着している。おお、Mr.Dashの中学時代より、やるかも。
今日のチーフリーダーT橋クンは、意外にも高見山は初めてということで、
いろいろ物珍しい様子。
主稜線に出るが、風がなく、しかも暖かい。名物の霧氷はゼロ。
それでも曽爾方面の眺めは素晴らしい。
人でごった返す山頂の祠の裏手に回り、高見山脈の東側の展望を楽しむ。
皆、嬉しそうである。今日は一眼カメラを持参したので、できるだけ風景が
開けたところで写真を撮る。
下山に向けて出発間際、美人山ガールパーティも上がってきた。
ああ、すれ違いで残念。
たかすみ温泉への道はだらだらと長く、眠くなる。
高見杉、植林小屋を経て、木の枝越しに高見山の最後の姿を振り返ると、
間もなく村落に出る。川沿いに少し遡れば、たかすみ温泉への近道。
温泉に浸かると、やはり暖かかったとはいえ、身体は冷えていたのだろう。
手足がじーんとして気持ちよかった。
風呂から上がると、Mr.Dashの名を呼ぶ人が。
あ、K島夫人だ。ウチの山岳部の創設期メンバーの大先輩。
間もなくK島ダンナさんも姿を現した。今日は山には登らず温泉オンリーで
わざわざ来られたという。
K島さんは、山と渓谷社等からの著書も多く、いまだ毎月のように記事を
載せておられる。
Mr.Dashを文筆業として世に送り出してくださった恩人でもある。
考えてみればMr.Dashも、ともちゃんも、著作の実績で、実力以上に
受け入れられているフシがあるが、すべてK島さんがくださったご縁なのである。
K島さんは「おお、今日は例会の日か!と上機嫌。
今日の部員の中には、K島さんに初めて会う人もいて、「ほぉーっ」という感じ。
しかしまあ、今日はいろんな人に出会ったものだ。
さすがは人気の高見山、である。
そういえばK島さん、この山をいつも本で紹介するときには「関西のマッターホルン」と
冠される。んー、他にふさわしい山がないから仕方ないけど、それはちょっと大げさかな?