あいにくの雨にも関わらず、300人の社員が岸和田・神於山に集まった。今日は、ここで社員による初めての植樹会が行われる。大阪府、岸和田市、そして神於山の保全会の皆さんなど、関係者も集まって、盛大に開会式が行われた。シャープ山岳部も、部を挙げての応援活動を行った。
なぜシャープが、神於山に木を植えるのか?
もちろんMr.Dashがガイド本でこの山を紹介したからではない。環境保全による企業の社会貢献を目的に、昨年10月、シャープが大阪府に「シャープの森」として適切な場所を紹介してほしいと頼んたのがきっかけだ。
ちょうど大阪府では、「アドプト・フォレスト(森との養子縁組)制度」を立ち上げるさなかで、自然再生推進法に基づく、国内唯一の里山保全事例である神於山を紹介し、シャープを制度適用第1号企業に指名した。
会社の説明文によると、「アドプト・フォレスト制度」とは、森林を養子に見立て、里親となる企業と森林所有者との縁組を大阪府が仲人することにより、自然の保護・再生を促進する制度、という。
2月には、シャープと大阪府及び岸和田市の3者による調印式も終えていて、この日、1800本もの木を植えることになったのである。
じつはMr.Dashが奈良工場にいたときの直属の上司が、「シャープの森」の担当部門の副本部長になっておられて、だからということでもないのだが、山岳部として、側面支援をすることになった。山岳部の知名度をアップさせ、新入部員獲得のキッカケにもつながるかもしれない。
山岳部からは、OBを含めて15名がエントリー。山岳部専用のオレンジ色の腕章まで用意していただいて、「山の専門家」などとおだてられる。雨に濡れたコースを走り抜けての事前チェック、300人の参加者の前でのストレッチ体操指導(これはMr.Dashがやって、かなり恥ずかしかった)、ウォークラリーのポイントでのレクリエーションで、展望台での説明や本格的クライミング装備を使った「木登り体験」などの演出を行った。
学生時代をキャンプカウンセラーとして過ごしたMr.Dashにとって、アウトドアでのレクリエーションは、まさに水を得た魚。仕事の場では決して見ることができない、イキイキとした表情、キビキビとした動きが自然に湧き出てくる。ガイド本の取材時にインタビューした保全会の方々にも再会し、笑顔を交換する。
「木登り体験」では、男の子たちが夢中。一人で何度も登る子もいた。お父さんたちも、負けずに童心に返る。果ては部員も1回ずつ記念に登る。ふだんはハイキングを中心にやっている部員もいるので、ザイルをつけ、ヘルメットを被っての樹木登攀は、かなり刺激的だったようだ。いかに小雨が続こうが、一本の木の周りで、歓声は夕方までやむことがなかった。
なぜシャープが、神於山に木を植えるのか?
もちろんMr.Dashがガイド本でこの山を紹介したからではない。環境保全による企業の社会貢献を目的に、昨年10月、シャープが大阪府に「シャープの森」として適切な場所を紹介してほしいと頼んたのがきっかけだ。
ちょうど大阪府では、「アドプト・フォレスト(森との養子縁組)制度」を立ち上げるさなかで、自然再生推進法に基づく、国内唯一の里山保全事例である神於山を紹介し、シャープを制度適用第1号企業に指名した。
会社の説明文によると、「アドプト・フォレスト制度」とは、森林を養子に見立て、里親となる企業と森林所有者との縁組を大阪府が仲人することにより、自然の保護・再生を促進する制度、という。
2月には、シャープと大阪府及び岸和田市の3者による調印式も終えていて、この日、1800本もの木を植えることになったのである。
じつはMr.Dashが奈良工場にいたときの直属の上司が、「シャープの森」の担当部門の副本部長になっておられて、だからということでもないのだが、山岳部として、側面支援をすることになった。山岳部の知名度をアップさせ、新入部員獲得のキッカケにもつながるかもしれない。
山岳部からは、OBを含めて15名がエントリー。山岳部専用のオレンジ色の腕章まで用意していただいて、「山の専門家」などとおだてられる。雨に濡れたコースを走り抜けての事前チェック、300人の参加者の前でのストレッチ体操指導(これはMr.Dashがやって、かなり恥ずかしかった)、ウォークラリーのポイントでのレクリエーションで、展望台での説明や本格的クライミング装備を使った「木登り体験」などの演出を行った。
学生時代をキャンプカウンセラーとして過ごしたMr.Dashにとって、アウトドアでのレクリエーションは、まさに水を得た魚。仕事の場では決して見ることができない、イキイキとした表情、キビキビとした動きが自然に湧き出てくる。ガイド本の取材時にインタビューした保全会の方々にも再会し、笑顔を交換する。
「木登り体験」では、男の子たちが夢中。一人で何度も登る子もいた。お父さんたちも、負けずに童心に返る。果ては部員も1回ずつ記念に登る。ふだんはハイキングを中心にやっている部員もいるので、ザイルをつけ、ヘルメットを被っての樹木登攀は、かなり刺激的だったようだ。いかに小雨が続こうが、一本の木の周りで、歓声は夕方までやむことがなかった。