Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2016年2月10日(水) 摂丹境の名山・大野山の「岩めぐり遊歩道」をめぐる

2016年02月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
花立岩の上部から見た三田方面の里山群の眺め


■今回のコース
柏原→岩めぐり遊歩道入口(西側)→(岩めぐり)→岩めぐり遊歩道入口(東側)→
猪名川天文台→大野山→西軽井沢


意外にも、今まで歩いて登ったことがなく、いつも車でふらっと訪れていた大野山。
展望もウルトラ級だが、西尾根の林道に並行する「岩めぐり遊歩道」がチョット
気になっていた。
この日、ようやく、念願の岩めぐりができたのだが、予想以上の積雪も手伝って
すばらしい一日となった。

柏原バス停から長い舗装林道歩き。チェリーGCの前を通り、車1台がやっと通れる
ような幅の林道を登ると、標識が立つ岩めぐり遊歩道入口に着く。



略地図が掲示されているので、これをカメラに収めて、遊歩道に入る。

昨日までの冷え込みで、結構、雪が積もっている。
まったく油断して、ローカットのアプロ―チシューズで来てしまったが、
とりあえず進むことに。先行者のトレースはない。

巨岩には、それぞれユニークな名前が付けられている。
2011年の11月に、猪名川町が実施した「大野山岩めぐりモニターツアー」で、
幾つかの岩の名前が決定したそうで、まだ新しい「名所」なのである。



これは、おにぎり岩。



太鼓岩。



北側の、弥十郎ヶ岳方面の眺めが抜群である。



右下に見えるのが、鯉の滝登り岩。
なるほど、納得のフォルムだ。頭と背びれが水面から出て躍動している。



大きな岩が多すぎる。名称を表示した標識は大半が雪が隠れていて分からない。
どれがどの岩なのか、、、、



猿顔岩かなぁ。



重岩(界十三)。よく見ると、文字が刻まれている。
「界」と、摂津国、丹波国の境界を示しており、元禄12年(1699年)に起こった
国境争論の結果、奉行所が国境として明示したもの。
元禄界石は35番まであるそうだが、岩めぐり遊歩道には9番から19番までがある。



十界石の直下にある花立石。
(ここからの眺めは、メイン写真参照)



稜線は、そこそこ風が吹き付けるのだろう。少し樹氷がついていた。



光輝く樹氷の向こうに、猪名川天文台を望む。



猪名川天文台(アストロピア)。この日はお休み中。



大野山の山頂。ここからの眺めは360度。
山頂の南斜面は、アジサイ園になっている。また花が咲く頃に来たい。

電波塔群を過ぎ、阪急バス山の会の大野山荘の横を通る。



西軽井沢への道を下る。雑木林の、感じのいい道が続く。いいコースだ。



別荘街は、今では廃墟化している。



その地名もむなしく感じずにはおれない「西軽井沢」に下山。

いやー、見どころの多いコースだった。

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