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今年の夏は、南アルプス・聖岳から光岳への縦走だ。この計画、3年前に計画しながら、大雨の被害で林道が寸断されてドタキャンとなっていた。そのリベンジである。体力勝負のコース。夏恒例のパーティは、往年の「高速登山隊」のメンバーだ。
初日12日。便ヶ島の聖光小屋は満員。軽い宴会のあと、車とテントに分かれて就寝。夜のうちに、少し雨が降ったが大勢に影響なし。車の窓が少し開いていて、Mr.Dashが蚊の攻撃にさらされる。大騒ぎして、夜中に4匹を叩き潰し、やっと平穏な時間を得た。
13日。晴れている!嬉しい嬉しい。便ヶ島を朝6時に出発。西沢渡で、珍しい野猿(手動牽引式の渡し籠)を使って沢を渡る[写真]。こういうのがあると、愉しさも倍増する。
ここから長い長い樹林帯の登りが続く。難所はないが、ランドマークもないので、単調なこと、このうえない。とにかく、ひたすら登る。まあ、苔むした針葉樹林は、確かに美しいが。
地図に載っている2314.1m三角点は見つけられないまま、マルバダケブキやハクサンフウロなどの花が目につくようになった。「植生が変わったのかなと」思った矢先に、あっけなく稜線・薊畑分岐に到着した。マルバダケブキの黄色い花の大群落が美しい。それより景色がいきなり開けたので、パーティ一同、歓声をあげる。右側が崩壊していて、荒々しい迫力を感じる。
ここから小聖岳は見えているが、聖岳の本峰(前聖)はガスの中。まだ11時になっていないので、時間的に聖岳を往復できなくもないが、このガスは簡単に晴れそうもない。お楽しみは翌日に回すことにして、今日はおとなしく聖平小屋に早々にチェック・インした。
初日12日。便ヶ島の聖光小屋は満員。軽い宴会のあと、車とテントに分かれて就寝。夜のうちに、少し雨が降ったが大勢に影響なし。車の窓が少し開いていて、Mr.Dashが蚊の攻撃にさらされる。大騒ぎして、夜中に4匹を叩き潰し、やっと平穏な時間を得た。
13日。晴れている!嬉しい嬉しい。便ヶ島を朝6時に出発。西沢渡で、珍しい野猿(手動牽引式の渡し籠)を使って沢を渡る[写真]。こういうのがあると、愉しさも倍増する。
ここから長い長い樹林帯の登りが続く。難所はないが、ランドマークもないので、単調なこと、このうえない。とにかく、ひたすら登る。まあ、苔むした針葉樹林は、確かに美しいが。
地図に載っている2314.1m三角点は見つけられないまま、マルバダケブキやハクサンフウロなどの花が目につくようになった。「植生が変わったのかなと」思った矢先に、あっけなく稜線・薊畑分岐に到着した。マルバダケブキの黄色い花の大群落が美しい。それより景色がいきなり開けたので、パーティ一同、歓声をあげる。右側が崩壊していて、荒々しい迫力を感じる。
ここから小聖岳は見えているが、聖岳の本峰(前聖)はガスの中。まだ11時になっていないので、時間的に聖岳を往復できなくもないが、このガスは簡単に晴れそうもない。お楽しみは翌日に回すことにして、今日はおとなしく聖平小屋に早々にチェック・インした。