■メイン写真
虎御前山のふもとから小谷山を望む。信長軍もこうして見ていたのかな。
■今回のコース
河毛駅⇒(タクシー)⇒戦国ガイドステーション→追手口→番所跡→御馬場跡→桜馬場跡→
大広間跡→小谷山城本丸跡→中丸跡→京極丸跡→小丸跡→大石垣→山王丸跡→六坊跡→
清水谷分岐→岩尾→小谷山(大嶽城址)→福寿丸跡→山崎丸跡→清水神社→虎御前山登山口→
柴田勝家陣地跡→木下秀吉陣地跡→織田信長陣地跡→丹羽長秀陣地跡→蜂屋頼隆陣地跡→
矢合神社→虎姫駅
虎御前山への前回の山行は、ここをクリック。
今年の干支「トラ」にちなみ、虎の字のつく山に登る。
長浜市の虎御前山は、織田信長軍が、向かいの小谷山に城を構える浅井長政との戦の際、
最前線の砦を築いた山である。
低山の虎御前山だけでは物足りないので、小谷山とセットで歩いてきた。
北陸本線の河毛駅前には、浅井長政と、妻のお市の方(信長の妹)の像がある。
駅からタクシーで、まず小谷山の登山口である戦国ステーションへ。
番所跡までは舗装道を利用することもできるが、本来の登城口である追手口から山道を歩く。
番所跡には大きな説明板がある。これだけでなく、道中には要所に道標やかなり詳しい
説明看板があり、大いに助かる。
本丸跡へ続く緩い坂を登っていくと、虎御前山が展望できるポイントに出る。
現在は、間に北陸自動茶道が横切っている。
御馬場跡の馬洗い池。みごとに凍りついていた。
今も澄んだ水をたたえているところがすごい。
姉川古戦場展望所。このあたり、有名な古戦場がいっぱいある。
北に賤ヶ岳、米原からちょっと東に入ったら関ヶ原。
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のロケにも使われた桜馬場跡は、近江平野北部が
一望できる絶景ポイントだ。
だだっ広い大広間跡の奥、石垣の上の高台が本丸跡だ。
この先には稜線を削り、中丸跡、京極丸跡、小丸跡が続く。
これは大石垣の跡。小谷山城で石垣が最もきちんと残っている場所だ。
だんだん雪が深くなってきた。
六坊跡。小谷山城を造ったとき、麓の6つの寺院を稜線上に集め移したという。
急登をしのぎ、絶景ポイントの岩尾でランチ。風も弱く、陽だまりがありがたい。
わずかの登りで、小谷山の山頂に到着。ここは同盟・朝倉氏が出城を構えていた場所で、
山頂は広々とした台地状になっている。大嶽城跡は、「おおづく」と読む。
平坦に削られた小谷山の山頂。
幾重にも曲輪が築かれた中を下山する。
午後になって気温が上がり、雪質は最悪。グズグズになって踏み抜きがちになる。
伊吹山が顔を覗かせている。
小谷山を下りて車道に出る。北陸自動車道のガードをくぐると、虎御前山登山口がある。
いきなり急坂になるが、そもそも低山。ほどなく柴田勝家陣地跡に着く。
その先に、地形図に224mと表示されている虎御前山ピークがある。
ここは木下秀吉陣地跡だ。
なぜかきれいな四角形に、雪が全くない。前夜、誰かがテント泊でもしたのか、
直下に温かい空洞でもあるのか(笑)、宇宙人が着陸したのか(笑)。
標高229m、もうひとつのピークは、織田信長陣地跡。この山は古墳群でもあり、
古墳の上に陣地を築いたようだ。
丹羽長秀陣地跡、蜂屋頼隆陣地跡の次には、木製の豪華な展望台が現れる。
矢合神社に下りて、あとはのどかな街道筋を虎姫駅へ。
距離もそこそこあり、一度下山してから虎御前山に登り返すルート。
しかも雪が最深60cm程度積もっている中を歩いたが、ご参加の皆さん、
がんばって歩いてくださった。
虎御前山のふもとから小谷山を望む。信長軍もこうして見ていたのかな。
■今回のコース
河毛駅⇒(タクシー)⇒戦国ガイドステーション→追手口→番所跡→御馬場跡→桜馬場跡→
大広間跡→小谷山城本丸跡→中丸跡→京極丸跡→小丸跡→大石垣→山王丸跡→六坊跡→
清水谷分岐→岩尾→小谷山(大嶽城址)→福寿丸跡→山崎丸跡→清水神社→虎御前山登山口→
柴田勝家陣地跡→木下秀吉陣地跡→織田信長陣地跡→丹羽長秀陣地跡→蜂屋頼隆陣地跡→
矢合神社→虎姫駅
虎御前山への前回の山行は、ここをクリック。
今年の干支「トラ」にちなみ、虎の字のつく山に登る。
長浜市の虎御前山は、織田信長軍が、向かいの小谷山に城を構える浅井長政との戦の際、
最前線の砦を築いた山である。
低山の虎御前山だけでは物足りないので、小谷山とセットで歩いてきた。
北陸本線の河毛駅前には、浅井長政と、妻のお市の方(信長の妹)の像がある。
駅からタクシーで、まず小谷山の登山口である戦国ステーションへ。
番所跡までは舗装道を利用することもできるが、本来の登城口である追手口から山道を歩く。
番所跡には大きな説明板がある。これだけでなく、道中には要所に道標やかなり詳しい
説明看板があり、大いに助かる。
本丸跡へ続く緩い坂を登っていくと、虎御前山が展望できるポイントに出る。
現在は、間に北陸自動茶道が横切っている。
御馬場跡の馬洗い池。みごとに凍りついていた。
今も澄んだ水をたたえているところがすごい。
姉川古戦場展望所。このあたり、有名な古戦場がいっぱいある。
北に賤ヶ岳、米原からちょっと東に入ったら関ヶ原。
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のロケにも使われた桜馬場跡は、近江平野北部が
一望できる絶景ポイントだ。
だだっ広い大広間跡の奥、石垣の上の高台が本丸跡だ。
この先には稜線を削り、中丸跡、京極丸跡、小丸跡が続く。
これは大石垣の跡。小谷山城で石垣が最もきちんと残っている場所だ。
だんだん雪が深くなってきた。
六坊跡。小谷山城を造ったとき、麓の6つの寺院を稜線上に集め移したという。
急登をしのぎ、絶景ポイントの岩尾でランチ。風も弱く、陽だまりがありがたい。
わずかの登りで、小谷山の山頂に到着。ここは同盟・朝倉氏が出城を構えていた場所で、
山頂は広々とした台地状になっている。大嶽城跡は、「おおづく」と読む。
平坦に削られた小谷山の山頂。
幾重にも曲輪が築かれた中を下山する。
午後になって気温が上がり、雪質は最悪。グズグズになって踏み抜きがちになる。
伊吹山が顔を覗かせている。
小谷山を下りて車道に出る。北陸自動車道のガードをくぐると、虎御前山登山口がある。
いきなり急坂になるが、そもそも低山。ほどなく柴田勝家陣地跡に着く。
その先に、地形図に224mと表示されている虎御前山ピークがある。
ここは木下秀吉陣地跡だ。
なぜかきれいな四角形に、雪が全くない。前夜、誰かがテント泊でもしたのか、
直下に温かい空洞でもあるのか(笑)、宇宙人が着陸したのか(笑)。
標高229m、もうひとつのピークは、織田信長陣地跡。この山は古墳群でもあり、
古墳の上に陣地を築いたようだ。
丹羽長秀陣地跡、蜂屋頼隆陣地跡の次には、木製の豪華な展望台が現れる。
矢合神社に下りて、あとはのどかな街道筋を虎姫駅へ。
距離もそこそこあり、一度下山してから虎御前山に登り返すルート。
しかも雪が最深60cm程度積もっている中を歩いたが、ご参加の皆さん、
がんばって歩いてくださった。