今年のゴールデンウイークのメイン山行は、南アルプスへの春山登山。
当初6名の参加が予定されていたが、言いだしっぺ氏を含めリタイヤが
続出し、最終的にMr.Dash、ともちゃん、N尾クンの3名で、
行き先も、日程も変更しての実施となった。
5月2日、朝の6時に奈良を発つも、例の高速道路1000円制度の
おかげで、渋滞の連続。慣れないドライバーも多いのだろう。事故渋滞にも
2回出くわした。トンネル内で7~8台が玉突きしていたのには驚いた。
それで、仙流荘発14:10の、南アルプス林道バスの最終便に
乗り遅れそうになった。1000円は確かにおトクだが、功罪あり。
N尾クンの必死の峠越えの運転で、なんとか間に合い、待合所で
遅い昼食をとることもできた。ここのお焼きが最高にうまかった!
南アルプス林道バスは、4月25日に今年の開通を迎えたばかり。
当局の許可の関係で、本来の北沢峠まで運行できるのは6月14日から。
今は、歌宿までの運行ということで、そこからは舗装道を延々、
1時間半以上の徒歩となる。
しかし、快晴のもと、鋸岳が“ド迫力”で対峙するのをみていると
「ああ、山に来たな」と、すがすがしい思いになる。
北沢峠の長衛荘では、今年から小屋の管理人さんが36歳の若い兄ちゃんに
替わった。
Mr.DashのKELTY社製のザックが珍しいようで、早速、話し込む。
新しい小屋で、いろいろ試行錯誤されている様子が微笑ましい。
今回は、長衛荘をベースに、仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳をピストンする。
明くる3日も快晴。登山日和。6時に出発。今日は仙丈ヶ岳に挑む。
前回(http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/b382f170613984de583e531686a856e2)は
秋に丹渓新道から登り、藪沢から下山したので、今日の小仙丈ヶ岳ルートは
初めてだ。アイゼンを装着し、気合を入れる。
とにかく、ひたすら登り坂である。トレースもシッカリしていて、
特に難所はない。汗をかきながら、2合目を過ぎる。北岳が見えてきた。
息を弾ませながら、大滝ノ頭を過ぎる。鳳凰3山が見えてきた。
やがて森林限界を過ぎると、白銀の世界。キモチいいのなんの。
小仙丈ヶ岳には、9:08に着いた。
西に中央アルプス、北に遠く北アルプスの山並み、鋸岳の向こうに
八ヶ岳連峰、甲斐駒ケ岳、鳳凰3山、そして彼方に富士山、手前右側に
北岳、中白根へと続く主稜。すばらしい眺めだ。
グエッ、グエッという声の方に目をやると、ここ25年で個体数が半減したと
いうライチョウもいた。
聞けば、シカやサルの数が増え、食料不足から、なんと標高3000mまで
棲息範囲を拡大し、ライチョウの餌を横取りしているという。
貴重な高山植物(北岳の固有種・キタダケソウなど)も被害を受けているという。
仙丈ヶ岳では、360度の眺望を楽しむ。以前、冷たい強風に打たれた
馬の背あたりには、やはり雪がついていない。1年中、風が通り抜けているのだろう。
カールには、スキーのシュプールがついていた。
下山は、往路をそのまま戻る。
薄い雲が出始め、ほぼ天頂にあった太陽の周りに虹のような「かさ」がかかっている。
それ以外にも、北岳方面上空に、彩雲が出ていた(トップ写真)。
明日から天気は下っていくのかなと思いつつ、14:00前に長衛荘に戻った。
当初6名の参加が予定されていたが、言いだしっぺ氏を含めリタイヤが
続出し、最終的にMr.Dash、ともちゃん、N尾クンの3名で、
行き先も、日程も変更しての実施となった。
5月2日、朝の6時に奈良を発つも、例の高速道路1000円制度の
おかげで、渋滞の連続。慣れないドライバーも多いのだろう。事故渋滞にも
2回出くわした。トンネル内で7~8台が玉突きしていたのには驚いた。
それで、仙流荘発14:10の、南アルプス林道バスの最終便に
乗り遅れそうになった。1000円は確かにおトクだが、功罪あり。
N尾クンの必死の峠越えの運転で、なんとか間に合い、待合所で
遅い昼食をとることもできた。ここのお焼きが最高にうまかった!
南アルプス林道バスは、4月25日に今年の開通を迎えたばかり。
当局の許可の関係で、本来の北沢峠まで運行できるのは6月14日から。
今は、歌宿までの運行ということで、そこからは舗装道を延々、
1時間半以上の徒歩となる。
しかし、快晴のもと、鋸岳が“ド迫力”で対峙するのをみていると
「ああ、山に来たな」と、すがすがしい思いになる。
北沢峠の長衛荘では、今年から小屋の管理人さんが36歳の若い兄ちゃんに
替わった。
Mr.DashのKELTY社製のザックが珍しいようで、早速、話し込む。
新しい小屋で、いろいろ試行錯誤されている様子が微笑ましい。
今回は、長衛荘をベースに、仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳をピストンする。
明くる3日も快晴。登山日和。6時に出発。今日は仙丈ヶ岳に挑む。
前回(http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/b382f170613984de583e531686a856e2)は
秋に丹渓新道から登り、藪沢から下山したので、今日の小仙丈ヶ岳ルートは
初めてだ。アイゼンを装着し、気合を入れる。
とにかく、ひたすら登り坂である。トレースもシッカリしていて、
特に難所はない。汗をかきながら、2合目を過ぎる。北岳が見えてきた。
息を弾ませながら、大滝ノ頭を過ぎる。鳳凰3山が見えてきた。
やがて森林限界を過ぎると、白銀の世界。キモチいいのなんの。
小仙丈ヶ岳には、9:08に着いた。
西に中央アルプス、北に遠く北アルプスの山並み、鋸岳の向こうに
八ヶ岳連峰、甲斐駒ケ岳、鳳凰3山、そして彼方に富士山、手前右側に
北岳、中白根へと続く主稜。すばらしい眺めだ。
グエッ、グエッという声の方に目をやると、ここ25年で個体数が半減したと
いうライチョウもいた。
聞けば、シカやサルの数が増え、食料不足から、なんと標高3000mまで
棲息範囲を拡大し、ライチョウの餌を横取りしているという。
貴重な高山植物(北岳の固有種・キタダケソウなど)も被害を受けているという。
仙丈ヶ岳では、360度の眺望を楽しむ。以前、冷たい強風に打たれた
馬の背あたりには、やはり雪がついていない。1年中、風が通り抜けているのだろう。
カールには、スキーのシュプールがついていた。
下山は、往路をそのまま戻る。
薄い雲が出始め、ほぼ天頂にあった太陽の周りに虹のような「かさ」がかかっている。
それ以外にも、北岳方面上空に、彩雲が出ていた(トップ写真)。
明日から天気は下っていくのかなと思いつつ、14:00前に長衛荘に戻った。