Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年7月10日(土)赤目四十八滝へ、涼しさ求めてお散歩

2010年07月12日 | 山登りの記録
週末ごとに雨で、このところ山歩きらしい山歩きができていない。
筋肉が落ちていくのがわかる。湿度もあって持病の腰痛が出始めた。

そんな中、ピンポイントの晴れの日。
かねてより予定されていた、赤目四十八滝めぐりのハイキングだ。
こからハイキングを楽しみたいという方々に、アウトドアの楽しさを
味わっていただこうという企画。

こういうときに、赤目四十八滝は、夏場の手ごろなルートだ。
サンショウウオセンターから、入場料を支払って遊歩道に入る。

思えば、中学の時、初めての合宿山行のスタートがここからだった。
あの時は、出合茶屋、落合へと抜け、槻乃木橋、倶留尊山、
お亀池とたどり、屏風岩で野宿。結構、歩いている。
翌日は、住塚山、国見山、クマタワ、宇野川橋、室生寺へと歩いた。
帆布のテントが夜中に崩れて、眠っている顔の上に落ちてきたのを
覚えている。夜露でびしょ濡れになったのも、懐かしい思い出だ。

そんなシーンを巻き戻しながら、美しい渓流沿いの道をたどる。
(それはそうと、「巻き戻しながら」と書くところがカセットテープ世代だ)
今週は雨ばかりだったので、水量が異常に多く、迫力満点だ。


しぶきを真横に飛ばす不動滝15m。
明治時代までは、この滝より奥には入れなかったそうな。

千手茶屋の正面、末広がりに落ちるのは千手滝15m(メイン写真)。
メンバーに先に行ってもらい、滝上の橋に立ってもらい、記念写真。


そして布曳滝30m。この落差は圧巻だ。
パンフレットによると、滝壺の深さも、30mあるという。
サンショウウオだけでなく、河童や竜が出てもフシギではない。

いずれも深く大きな釜をもつのが、この沢の特徴。
いやー、沢登りが許されるならば、泳ぎまくりで楽しんでみたい。


荷担滝は、高さ8mながら、幅広の2条の流れと、奥にまだ2段ほど
ナメ滝が覗く姿は、じつに絵になる。この谷を象徴する滝だ。


琵琶滝15m。優美なたたずまいが魅力だ。
滝壺の藍色と、手前の赤いナメが対照的。


最後は巌窟滝。滝壺直下まで下りられる。少し赤い水が横から
湧いていて、ほんのり硫黄のニオイがした。

遊歩道は、滑りやすいところもあったが、デートコースに最適で、
若いカップルの多いこと。
また、最近流行の「山ガール」も目につく。買ったばかりにしか見えない
真っ赤な登山靴をはいたりしている。いやー、山の世界のこれからが期待される。
若い女の子2人連れに「写真とってくださーい」と頼まれて
鼻の下を伸ばして喜んで撮ってあげていたら、そのシーンを後ろから
ともちゃんに撮られていた。

往路を忠実に戻り、対泉閣の赤目温泉で、ここの清水を原料に
している「清流ビール」(名張)を飲む。



露天風呂も、痛む腰に、ちょうどいい温度だった。

最終バスは17:00。最終としてはチョット早めと思うが、
仕方ないのかな。

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