2021年10月8日(金) [北摂]阿武山から摂津峡へ近況確認ハイク！

■メイン写真
エノキのご神木近くから、山手台方面を望む

■今回のコース
安威バス停→稲月大明神→アセビ峠→阿武山→北大阪変電所出合(阿武山口バス停)→
萩谷総合公園→東海自然歩道出合→白滝→摂津峡→塚脇バス停


慣れたルートだが、しばらく歩いていないので近況を確認してきた。
10月とは思えない暑さで、参った参った。



阪急茨木から阪急バスで安威バス停へ。
道路を渡って、武士自然歩道の登山口から山道に入る。



すぐに大きな朱塗りの鳥居が現れる。



おいなりさん(稲月大明神)に手を合わせて、先を急ぐ。



京都大学阿武山地震観測所の建物を右に見送り、阿武山古墳に立ち寄る。
戦前に、地震観測所の建設に伴い発見された
きらびやかな装飾品とともに見つかった長身の人骨から、「貴人の墓」と呼ばれ、
藤原鎌足の墓との説もある。
墓は、のちに奈良の御破裂山に移設されたとの史料もあるようだ。



高槻市の中心街が見下ろせる展望所を通過。



阿武山のご神木と呼ばれるエノキの大木。



歩きやすい登山道。たいした急坂もないままに、阿武山の山頂に到着。
アセビ峠と同様に、ユニークな形のトーテムポールの彫刻が置いてある。
丸太ベンチとテーブルは、来るたびに増えている。
地元の方々に愛されている山なのだ。



武士自然歩道は、茨木市が設定した自然歩道のひとつ。
他にキリシタン自然歩道と竜王山を絡めて歩くルートはオススメだ。



かつてダンプトラックが土砂を運んでいた広大な土地は、現在は静まり返っている。
あの砂埃もなくなり、快適に歩けるようになった。
美しい形の竜王山が見える。



路傍の雑木林は手入れが行き届いていないので、つる性植物も元気いっぱいで、
ちょうどアケビが熟していた。控えめな甘さが魅力だ。



北大阪変電支所の出合で、いったん車道に出る。



萩谷総合公園に到着。園内に入る。



子どもの頃にこんな遊具が近所にあったら、まるまる一日遊んだことだろう。



野球場を回り込んだところで、摂津峡方面へ下る。
ちょっと舗装道にも飽きてきたので、ようやく山道に戻るのが嬉しい。



摂津峡公園は、来るたびになんとなく寂びれてきているような気がする。



白滝に到着。気持ちのいいところだ。
滝を登るとしたらどこから取りつくかな～と眼でシミュレーション。



摂津峡の遊歩道に出る。子どもの頃、遊んだ渓流を観ながら歩く。

バス停の近くにある日帰り温泉「祥風苑」。
この日は入浴はせずに、そのまま高槻市営バスでJR高槻駅へ。



数年ぶりに歩いてみたが、大きな変化はなく、市街地にほど近い、手ごろな
ハイキングルートは健在だった。