Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

10/10(月)、岐阜・高原川支流・白水谷に沢登り

2005年10月13日 | 沢登りの記録
9日、沢上谷(そうれだに)でゆったりした気分になった後、新平湯温泉で渓流臭さを落とす。沢上谷は、確かに美しいが、まだ上流に若干の民家があり、水を飲むのは避けたい。

この夜は、いったん沢上谷の入渓点に戻って、焚き火&酒盛りと、お決まりのコース。拾った薪が、どれもかなり湿っていて、なかなか火が安定しない。スギの枯れ枝とホオ葉の落ち葉でつなぎながら、皆んな夢中で火の番をした。そして久しぶりの寝袋、車中泊。心地よい疲れと酔いで、深い眠りについた。

翌朝、ついでに同じ高原川支流の白水谷を歩く。まずクルマをデポしに行ったら、林道が閉鎖されている。住民の方に聞いたが、やっぱり開けてくれない。この沢の水を、簡易浄水施設から引っぱって、飲料水にしているから、沢には入ってはいけないという。

仕方なく入渓点にクルマ2台を置き、影響のない所まで入ることにした。ところが、どうもMr.Dashの右腰が痛んでよくない。昨夜、身体が冷えたのと、焚き火で変な姿勢を長時間続けたのと、そこでも背中が冷えたのと、そして車中泊の全部が原因だろう。なんとかゴマカシながら沢に入る。

白水谷は、昨日の沢上谷とはまったく渓相が異なる。ナメはない。滝は小ぶりだが、ほとんどに立派な釜が備わっていて、大峰山脈の沢のよう。あまり人が入っておらず、川床は滑りやすい。

愉しく遡行を続けていたが、腰痛で右足の踏ん張りが利きにくい。濡れた岩の小さなスタンスに右足をかけたとき、とうとうスリップ。あまり深くなかったが、水中にドボン。この時、右ひざの内側を強打してしまった。

腰はどんどん張ってくるし、こりゃ大変と思う。しかし、歩けないほどではない。左足と、両腕をフル活用して遡行を続けた。やがて、やや難易度の高い岩を、M村さんが鮮やかに越える。ともちゃんも、Y井カメラマンも、そそくさと横を巻くが、Mr.Dashはこの性格だ。無謀にもM村さんのルートを選ぶ。左足はきっちり岩をつかんだ。しかし、次の右足のムーブで、激痛が走った。滑落しないようにしがみつき、何度かリベンジを図るが、もうダメ。結局、情けなくも、ここでネを上げる始末になった。

痛みが収まるまで、左岸の平たい岩の手前でうずくまる。ともちゃんは、この岩の上にヤマブドウがたわわに実っているのを発見し、鼻の穴をふくらませて収穫に忙しい。まあ、ここでリタイアしなかったら、ヤマブドウを見つけることもなかったから、いいか。結局、途中で遡行を断念し、引き返すことになり、M村さんにも、みんなにも申し訳ないことになった。くうっ、残念。

今、右ひざは紫色に腫れている・・・
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