Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年7月30日(土)~8月1日(月) 北アルプスの女王、燕岳に登る!! 

2022年08月05日 | 山登りの記録
■メイン写真
山頂直下のめがね岩にて、槍ヶ岳をバックに。


■今回のコース
7/30 移動日⇒[泊]ダイヤモンドあずみ野温泉ホテル[泊]
7/31 ホテル⇒第3駐車場→中房登山口→第1ベンチ→第2ベンチ→第3ベンチ→富士見ベンチ
   →合戦小屋→合戦沢ノ頭(三角点)→燕山荘→燕岳→燕山荘[泊]
8/ 1 燕山荘→(往路を戻る)→中房登山口→第3駐車場⇒そば「双葉」⇒しゃくなげの湯


久しぶりに燕岳へ。
朝、クルマで移動中に、初日に宿泊予定の有明荘からメールを受信。従業員にコロナ陽性者が
出たとのことで、なんと突然の営業停止。急遽、安曇野近辺で泊れるホテルを探し、素泊まり。
近くの食堂で食べた信州サーモンのづけ丼が美味かったので、結果オーライ。

翌日、朝4時半に中房登山口に向け出発。早くいかないと駐車場が埋まってしまう。
果たしてこの時間でも第1、第2駐車場は満車だ。少し遠いが第3駐車場に駐車できた。



5:40ごろ、中房登山口をスタート。
今回は、オーソドックスに合戦尾根を往復するプランだ。



いきなりの急坂はつらいが、第1ベンチの道祖神に慰められる。
ウチのパーティのペースは、他パーティに抜かれることはあっても、追い抜くことはない。



第3ベンチの手前で南側の展望が開ける。いい天気だ。



奇妙なカタチのキノコ。ウスタケだろうか。



第3ベンチからは、ふたたび急坂となる。少し登ったところで、合戦小屋と有明荘手前を
結ぶ、荷上げ用の索道を下りていくゴンドラが見えた。たぶん燕岳荘から連日出される
ゴミを下ろしているのだろう。



やがて富士山が見えてきた。
富士見ベンチに着く頃には、富士山は上のほうが雲に隠れてしまった。



さすがは「北アルプス3大急登」とされる合戦尾根。富士見ベンチを過ぎても、急坂は続く。
このあたりは六甲や比良のような風化花崗岩のザレた道となる。
まあ「3大急登」と言っても、個人的には重太郎新道、笠新道、七倉尾根などのほうが
しんどかった印象があるが。



合戦小屋に到着。
桓武天皇の命を受け、初の征夷大将軍として蝦夷征伐に乗り出した坂上田村麻呂が、
安曇野の民を苦しめていた魏石鬼八面大王と戦い、勝利したことが「合戦」の由来だ。



合戦小屋の名物と言えばこれ、スイカ!



合戦沢ノ頭にある三角点。このあたりから上は森林限界で、樹木も矮小化する。
雲で槍ヶ岳は見えない。



霧が晴れて、燕山荘が見えてきた。いよいよだ。



11:15、燕山荘に到着。ここに泊まることが夢、憧れという人も多い。
数日前まで、この小屋も従業員がコロナに感染したため数日間、小屋を閉めていた。



まだまだ時間に余裕があるので、荷物を小屋の前にデポして燕岳の山頂をめざす。



山頂までの砂礫地には、貴重なコマクサの群落が広がる。



有名なイルカ岩。



そして、メガネ岩。



山頂に到着するころ、雲に隠れていた槍ヶ岳の穂先が姿を現した。



山荘にチェックイン。まずはコーヒータイム。
名物のケーキセットが、コロナ対策で販売停止中だったのは残念。



まだまだ時間があるので、お散歩。山荘の北側斜面に白いコマクサが4株咲いていた。



翌朝、待ちわびた日の出を迎える。
たくさんの登山客が表に出てカメラやスマホを構えていた。



富士山も顔を覗かせている。



槍ヶ岳も。



そして紅に染まる燕岳。



朝食を済ませて、山荘を出るころには、すっかり空は明るくなっていた。



来た道を戻る。登れた道だから、必ず下りられる。
今回の行程の標高差は、お客様の中には余裕の方もおられたし、なかなかの
チャレンジだった方もおられた。それぞれの思いを抱いての下山だ。



無事に下山し、安曇野のそば店「双葉」さんでランチ。天ざるが最高だった。
そのあと、しゃくなげの湯で汗を落としてキレイさっぱり。
初めに予定外のハプニングがあって、どうなることかと気を揉んだが、
終わりよければで、楽しい山行となった。

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