Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年1月6日(金) 琵琶湖を望む絶景ポイント、奥島山、長命寺山へ

2017年01月08日 | 山登りの記録
■メイン写真
天之御中主尊の巨岩前からは、琵琶湖と比良山系が一望のもと!

■今回のコース
渡合バス停→若宮神社→休暇村の分岐→広い林道と交差→天之御中主尊の巨岩→
奥島山(津田山)→ご神体の巨岩→絶景の巨岩→小豆ヶ浜分岐→長命寺山→
長命寺→長命寺バス停


近江八幡の八幡山の北側に、西国第31番札所の長命寺を擁し、長命寺山、奥島山から
なる半島状の小さな山塊がある。
それだけと思ってしまうと、この低山には魅力を感じないだろうが、実際に歩いて
みると、磐座信仰の巨岩のオンパレード、琵琶湖の向こうにそびえる比良山系が
すべて見渡せる超ワイドビューに、激しく感動させられる。
空気が澄む、冬の晴れた日にゆったりした気持ちで歩くにはピッタリのコースだ。



長命寺にかかる渡合橋から、これから歩く2つの山を見上げる。



島小学校の横を通り、田園風景の中を北へ。
若宮神社の左横の林道に入る。



延命寺(霊園)の前を過ぎ、竹林にさしかかる。左の道標を目ざとく見つけて、
山道に入ると、いきなり植林の急登だ。

このあと林道と、作業林道を横断し、小尾根を越えてトラバースぎみに一旦
下っていく。休暇村への分岐は直進して、道なりに左にカーブを切ると、
進路は南に転じる。



左の斜面に大きな岩がごろごろと現れ始める。
このあと磐座信仰の巨岩が連続することになるのだが、期待が高まる。



下草はシダ。歩きやすい道が続く。



広い林道を横断すると急登になり、小ピークを越えて、もう一度急登すると、
天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)の巨岩に着く。

巨岩の前で、比良山系が北から南まで見渡せるすばらしい眺めに息を呑む。



ズームでとらえた打見山と蓬莱山。雪が少ない。



すぐ先に奥島山(津田山)の三角点がある。展望はなく、地味なピークだ。
北に少し外れ、薮を分けたところに電波反射板が建つが、そこからは
眺めはあまり得られない。



さらにすぐ先に、ご神体の巨岩が鎮座している。



大きな岩が累々と続く尾根道。ふと、右の薮越しに、大きな岩が「呼んで」いる
ような気配を感じ、ふらふらと吸い寄せられた。
岩の上に立つと、先ほどの展望とは比較にならないような大パノラマが
待っていた。ここは自分の影を入れた写真だけ載せておこう。



続いて、二つ目のご神体の岩。いやー、すごい。パワースポットの連発だ。



ここからは尾根を下降する。植林帯に入り、長命寺山への分岐で左折し、
長命寺山に寄り道する。ここは倒木などで雑然としたピークだが、標高が
333mと、東京タワーと同じなので面白い。



石仏が折り重なったところで、長命寺への舗装道に合流する。
坂を左へ進み、長命寺の境内へ。
西国31番札所にふさわしく、荘厳なたたずまいだ。



斜面に南向きに建つ巨大な本堂。



その東側を固める三重塔。



西側の太郎坊大権現社の前からは、南側の長命寺港と、近江富士(三上山)の
美しい光景が広がる。お天道様の光が反射して、美しいのなんの。



寺からの下山は、長い石段をひたすら下る。808段あるそうな。



途中、変わった形の鳥居がある。



長命寺港に下りる。水のある風景は、それだけで美しい。
晴れやかな気持ちで、バスに乗り込んだ。

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