Mr.Dashのぶろぐ館

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2022年3月19日(土) 三重県南部の名山、おいしいトコめぐり (1)伊勢・朝熊ヶ岳

2022年03月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
朝熊山頂展望台の"映えスポット"、「天空のポスト」


■今回のコース
朝熊山頂展望台→金剛證寺→朝熊ヶ岳→経塚群→金剛證寺→朝熊山頂展望台


3連休を利用し、三重県南部の名山を3箇所、絶景・奇景のスポットを厳選して
おいしいところ取りで巡ってきた。
初日は伊勢の朝熊ヶ岳。時間の関係で伊勢志摩スカイラインで展望台まで
一気にクルマでアプローチし、金剛證寺と朝熊ヶ岳を回ってみた。



伊勢志摩スカイラインの朝熊山展望台。鳥羽の海が眼下のもと。
この日は晴れたのはいいが、かなりの強風で、帽子を飛ばされないように気をつけて
歩いた。



金剛證寺は、825年、空海が真言密教道場として建立し、のちに臨済宗の寺となった。
まずは極楽門をくぐる。
この門をくぐると、仏様の慈悲の誓願によって、皆、極楽浄土に往生できるという。
当然、くぐった。



金剛證寺のユニークなところは、巨大な卒塔婆。これが奥ノ院までずっと立ち並んでいる。
江戸時代以来の地元の風習「岳参り」の特徴である。



寺の本堂に行く前に、朝熊ヶ岳の山頂に向かう。
結界門のデザインは真言密教の名残をとどめる。



沼地にたくさん見られたのは、ヒキガエルの卵。ともちゃんが発見。
こんなものまで手に触れながら…



朝熊ヶ岳の山頂へはすぐ。山頂にはコンクリート造りの八大竜王社がある。



山頂からの眺めは、ここもすばらしい。



山頂には立派な石材(赤御影?)でつくられた山名表示板がある。



金剛證寺に戻る途中、朝熊山経塚群に立ち寄る。国の史跡である。
1959年の伊勢湾台風後に倒木を整理したところ、1962年、ここに43基の経塚が
発見された。平安時代の末法思想により、人々が仏典を埋めたそうだ。

今ある石塔は、お経が埋められていた位置を正確に残すため、当時の寄進者が
建てたもので、アラビア数字で番号が振ってある。



金剛證寺に戻ってきた。本堂にお参り。豪華な建屋だ。
金剛證寺は伊勢神宮の鬼門にあたることから、「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊
駆けねば片参り」と唄われ、伊勢神宮とセットでここをお参りする人たちで賑わった。



ミツマタが咲き始めていた。春やなぁ。



連珠橋。美しい太鼓橋で、1672年に創建された。
連間の池(つれまのいけ)の手前が此岸、向こう側が彼岸を表現している。
なお、連珠橋は渡ることはできない。

寺で売っているのは、伊勢参りの古くからの土産品、和漢胃腸薬「萬金丹」と、
飲みやすく黒糖で味つけした「萬金飴」。この寺が発祥だという。



さすが南国。もう咲いている桜もあった。

昼食は伊勢志摩スカイラインの山頂展望台にある「朝熊茶屋」で、「志摩うどん」を
チョイス。伊勢うどんほどではないが太めのうどんに、青海苔のきいた竹輪の天ぷら、
新鮮なアオサ、かつおぶし、とろろ昆布が入っており美味だった。



明日の山行に備えて、尾鷲の町に入る。
時間に余裕があったので、三重県立熊野古道センターを見学。



前回もそうだったが、ここの職員さんはホスピタリティがたいへん篤く、りっぱなパンフを
頂き、PR動画も大画面で見せてもらった。大感激である。



センターの前から見た便石山、馬越峠、天狗倉山。明日登る予定の山々を眺める。



センターの奥にある日帰り湯「夢古道おわせ」に入浴。明日に向けて英気を養った。

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