3連休、仲間達はスキーに出かけたが、Mr.Dashは腰痛からの
完全復活を果たすためにも、コケて腰をひねる可能性のあるスキーは
自粛し、代わりに、残雪期の大山に登ることにした。
久しぶりに、ともちゃんと二人だけの宿泊登山になった。
20日のうちに、大山近辺入り。岸本温泉で風呂と夕食を済ませたあと、
公衆トイレのある駐車場を見つけて車中泊。
明け方は少し冷えたが、それでも日頃より長時間、ぐっすり寝た。
21日、大山寺橋のたもとの駐車場(今は無料期間)に駐車。
蓮浄院から夏道コースをとる。
すぐに雪が現れたが、歩いていると、とにかく暑い。
どんどん薄着になっていく。
他の登山者は、上着を着込み、スパッツ、アイゼンの重装備。
こちらも持参はしていたが、腐った雪にアイゼンは本来不要だ。
ピッケルもザックに縛りつけたまま。
美しいブナ林の中、どんどん登る。1合ごとに標識がある。
この他に、標高100m登るたびに標高標識もあり、やや「せわしない」。
そうそう、ブナ林は、西日本最大規模という。
振り返れば、青い海が光る。隠岐ノ島は見えない。
後日、よほど空気が澄んでいる日は、弓ヶ浜の向こうに見えると、
大山に30回は登ったというK菅クンが教えてくれた。
5合目の山ノ神、元谷への分岐を過ぎ、6合目の避難小屋に到着。
このへんから森林限界。避難小屋は、3-4人が座ったら満員という狭さ。
全部で3畳あるかないか。緊急救助用のオレンジ色の担架が置いてあった。
キックステップとフラットフッティングを巧みに使い分けながら、
快調に登り続ける。ダイセンキャラボクの群落が始まる。
登山道は木の桟橋となっている。
大山頂上小屋は、まだ半分、雪に覆われている。
2月ごろには、窓が完全に覆われていたらしい。
山頂は人だかり。しかし、三角点の鋭峰には、あまり人が寄らない。
崩れる恐れがあるからだろう。せっかくなので立ち寄ったが、
まるでヒマラヤの山頂のように狭く、雪がついた尾根にコーフン!
向こうを覗くと、稜線が雪で覆われている。岩が崩壊して止まらない
そうだが、雪が安定する時期なら、剣ヶ峰までの縦走もできそうだと
思えたほどだ。実際、数人の縦走者が尾根上に見えていた。
晴れているのは気持ちいいが、風が強くなってきたので、頂上小屋で
昼食をとった。
そして下山。腐った雪を、グリセード気味に下りる。
帰りは、行者コースをとる。ブナ林の急斜面を、ザッザッと滑りながら
下りるのは楽しい。
大堰堤から見上げる、黒々とした大山北壁の迫力!
ぐるっと囲む主稜線の威圧感! 思わず、息を飲んだ。
大神山神社に近づくにつれ、赤く花粉をつけた杉の大木が目立つようになると、
てきめん。鼻ずるずる。
大山神社を経て、元の駐車場にあっけなく到着。
大山ロイヤルホテルの豪華?温泉でぷはー。
ペンション村の、伽羅木にチェックイン。しゃれた宿だ。マスターの車で、
久米桜酒造のビアレストラン・ガンバリウスに送っていただく。
ここで6種の地ビールに舌鼓。もちろん、グラス1杯ずつも飲めるはずが
ないので、ともちゃんとシェアしながらだが。
快晴の大山、大好きなブナ林、そして美味いビール。
極上のシアワセとはこのことである。
完全復活を果たすためにも、コケて腰をひねる可能性のあるスキーは
自粛し、代わりに、残雪期の大山に登ることにした。
久しぶりに、ともちゃんと二人だけの宿泊登山になった。
20日のうちに、大山近辺入り。岸本温泉で風呂と夕食を済ませたあと、
公衆トイレのある駐車場を見つけて車中泊。
明け方は少し冷えたが、それでも日頃より長時間、ぐっすり寝た。
21日、大山寺橋のたもとの駐車場(今は無料期間)に駐車。
蓮浄院から夏道コースをとる。
すぐに雪が現れたが、歩いていると、とにかく暑い。
どんどん薄着になっていく。
他の登山者は、上着を着込み、スパッツ、アイゼンの重装備。
こちらも持参はしていたが、腐った雪にアイゼンは本来不要だ。
ピッケルもザックに縛りつけたまま。
美しいブナ林の中、どんどん登る。1合ごとに標識がある。
この他に、標高100m登るたびに標高標識もあり、やや「せわしない」。
そうそう、ブナ林は、西日本最大規模という。
振り返れば、青い海が光る。隠岐ノ島は見えない。
後日、よほど空気が澄んでいる日は、弓ヶ浜の向こうに見えると、
大山に30回は登ったというK菅クンが教えてくれた。
5合目の山ノ神、元谷への分岐を過ぎ、6合目の避難小屋に到着。
このへんから森林限界。避難小屋は、3-4人が座ったら満員という狭さ。
全部で3畳あるかないか。緊急救助用のオレンジ色の担架が置いてあった。
キックステップとフラットフッティングを巧みに使い分けながら、
快調に登り続ける。ダイセンキャラボクの群落が始まる。
登山道は木の桟橋となっている。
大山頂上小屋は、まだ半分、雪に覆われている。
2月ごろには、窓が完全に覆われていたらしい。
山頂は人だかり。しかし、三角点の鋭峰には、あまり人が寄らない。
崩れる恐れがあるからだろう。せっかくなので立ち寄ったが、
まるでヒマラヤの山頂のように狭く、雪がついた尾根にコーフン!
向こうを覗くと、稜線が雪で覆われている。岩が崩壊して止まらない
そうだが、雪が安定する時期なら、剣ヶ峰までの縦走もできそうだと
思えたほどだ。実際、数人の縦走者が尾根上に見えていた。
晴れているのは気持ちいいが、風が強くなってきたので、頂上小屋で
昼食をとった。
そして下山。腐った雪を、グリセード気味に下りる。
帰りは、行者コースをとる。ブナ林の急斜面を、ザッザッと滑りながら
下りるのは楽しい。
大堰堤から見上げる、黒々とした大山北壁の迫力!
ぐるっと囲む主稜線の威圧感! 思わず、息を飲んだ。
大神山神社に近づくにつれ、赤く花粉をつけた杉の大木が目立つようになると、
てきめん。鼻ずるずる。
大山神社を経て、元の駐車場にあっけなく到着。
大山ロイヤルホテルの豪華?温泉でぷはー。
ペンション村の、伽羅木にチェックイン。しゃれた宿だ。マスターの車で、
久米桜酒造のビアレストラン・ガンバリウスに送っていただく。
ここで6種の地ビールに舌鼓。もちろん、グラス1杯ずつも飲めるはずが
ないので、ともちゃんとシェアしながらだが。
快晴の大山、大好きなブナ林、そして美味いビール。
極上のシアワセとはこのことである。