「八甲田山死の彷徨」(新田次郎著)を読んだ。まだ子どもだった頃、TVで映画版を観た、微かな記憶がある。「寝るな、寝たら死ぬゾ!」と、何度か自分も実際にやったようなシーンを何となく覚えている。雪山って、怖いナァという純粋な感想だった。
この夏、某経済雑誌に、巷で管理者研修のテキストとしてよく使われる本を一挙紹介していた。この中に、「八甲田山~」が複数の企業から、挙げられていたのだ。
ご子息の藤原正彦氏の「国家の品格」がヒットしたから、その影響でリバイバルしているのかな、などと浅墓な推測をしつつ、ちょっと調べたら、なんのことはない。「八甲田山~」は、出版直後から、企業のリスクマネジメントやマネジャー研修のテキストとして定番化していたという。
Mr.Dashの無知っぷりが炸裂!これぢゃぁ、アカン。恥ずかしい。というワケで早速本を購入。面白くて一気に読んだ。会社という組織にいながら、山にも心身をささげている自分だけに、ヒジョーに身にしみた。以前読んだ、本多勝一の「リーダーは何をしていたか」を読んで以来のショックかも。
それにしても、山田少佐。いるねぇいるねぇ。会社にこういう人。神田大尉や、進藤特務曹長のような人も、実際多いなぁ。いや、ウチの会社というわけではなくって、一般論ですよ。あくまで。(この1行、Mr.Dash自身のリスクマネジメント)
これは山の本であって、山の本でない。軍隊の本であって、軍隊でない。組織論である。対照実験付きの。半分実話らしいから、実験などと云うと、ご遺族は居たたまれないだろうけど。すみません。ここではあくまで、この小説が投げかけたテーマについて語っているだけなので。
自分は山で、徳島大尉のような行動が取れるのかな。しかも、軍隊の訓練のような苦行ではなく、レジャースポーツとしての山で、パーティのみんなに「楽しんでもらいながら」、技術・体力・精神を向上させることができるのか。
まずは自分自身が、仲間内で一番の技術・体力・精神を持たねばなるまい。こりゃぁたいへんだ。会社では絶対無理やな。本人にやる気がない(^^;)。というか、もっと相応しい人間が、いっぱいいる。
この夏、某経済雑誌に、巷で管理者研修のテキストとしてよく使われる本を一挙紹介していた。この中に、「八甲田山~」が複数の企業から、挙げられていたのだ。
ご子息の藤原正彦氏の「国家の品格」がヒットしたから、その影響でリバイバルしているのかな、などと浅墓な推測をしつつ、ちょっと調べたら、なんのことはない。「八甲田山~」は、出版直後から、企業のリスクマネジメントやマネジャー研修のテキストとして定番化していたという。
Mr.Dashの無知っぷりが炸裂!これぢゃぁ、アカン。恥ずかしい。というワケで早速本を購入。面白くて一気に読んだ。会社という組織にいながら、山にも心身をささげている自分だけに、ヒジョーに身にしみた。以前読んだ、本多勝一の「リーダーは何をしていたか」を読んで以来のショックかも。
それにしても、山田少佐。いるねぇいるねぇ。会社にこういう人。神田大尉や、進藤特務曹長のような人も、実際多いなぁ。いや、ウチの会社というわけではなくって、一般論ですよ。あくまで。(この1行、Mr.Dash自身のリスクマネジメント)
これは山の本であって、山の本でない。軍隊の本であって、軍隊でない。組織論である。対照実験付きの。半分実話らしいから、実験などと云うと、ご遺族は居たたまれないだろうけど。すみません。ここではあくまで、この小説が投げかけたテーマについて語っているだけなので。
自分は山で、徳島大尉のような行動が取れるのかな。しかも、軍隊の訓練のような苦行ではなく、レジャースポーツとしての山で、パーティのみんなに「楽しんでもらいながら」、技術・体力・精神を向上させることができるのか。
まずは自分自身が、仲間内で一番の技術・体力・精神を持たねばなるまい。こりゃぁたいへんだ。会社では絶対無理やな。本人にやる気がない(^^;)。というか、もっと相応しい人間が、いっぱいいる。