Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年6月15日(月) [大阪の山レビュー]豊能・光明山、天台山、青貝山を巡る

2015年06月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
天台山~青貝山間の雑木林は、本当に美しい!

■今回のコース
池田駅⇒(阪急バス)⇒平野バス停→北ノ谷磨崖仏→出世大黒天法輪寺→車道出合→
光明山→車道出合→天台山→東・西コース分岐→青貝山→(展望の道)→
森町里山住宅口バス停⇒(阪急バス)⇒千里中央駅


この日は天気がもちそうなので、妙見山の南側をまるで外輪山のように囲む
3座を巡ってきた。交通の便を考え、豊能町の平野から入山し、箕面森町に
下るルートだ。

里山らしく、分岐が非常に多いので、結構ややこしい。
いつもより詳しく記録しておく。

バスを降り、すぐ前の内田橋を渡って最初の分岐は直進。すぐ次の分岐を
左に鋭角に折れる。道なりに進むと、やがて車道に出る。



すぐそこの分岐(標識あり)を一旦右に入り100mほど行けば、林道の
ガードレールの右下に隠れるように、北ノ谷磨崖仏が潜んでいる。

もとの分岐に戻り、次の分岐を右の細い道をとる。旧北ノ谷バス停に出る。
元々、阪急バスが通っていて、その後豊能町のコミュニティバスに代わったが、
それも廃止となったバス停だ。



右上に、出世大黒天法輪寺が見えてくる。



左手にある川尻法輪の塔から延びる坂道をとり、100m弱で左に鋭角に折れる。



すぐに獣除けの柵を越えるが、この辺りはギンリョウソウの群落になっていて
なかなか気色悪い。



薄暗い植林の中、アガリコとなったクヌギの木がまばらに残されている。
20~30年前までは生活燃料として伐られていたのだろう。

尾根沿いにつづら折に登っていくと、また車道が左に現れる。



ここは一旦、登山道を直進し、光明山のピークを踏んでおく。
目立たない、樹林に囲まれたピークだ。

元に戻り、車道に出て左へ。



カーブを曲がったところの切通しに沿って、坂を上がる
(右にできた新しい幅広の林道でも行けるが少し遠い)。

ひと登りで、その林道に合流する。



広場に出ると、新しい無線中継局に向けて登る。



無線中継局のすぐ先、薄暗い植林の中に、天台山の三角点がある。



おっ、サルトリイバラの実がなっているぞ。

先ほどの広場に戻り、緊急通報ポイント16の立札の方向に延びる尾根道をとる。



ずっと植林ばかりだったが、このあたりから、ちょくちょく雑木林が出現し始める。

ジグザグの坂を下りると、尾根通しに登山道が横切る。ここは右に。

ひたすら稜線を進むと、青貝山の東コース、西コースの合流点に着く。

東コースは吉川峠に向かう尾根道。今日は左へ、南に延びる尾根をたどる。

ここから先は、アカマツ、クヌギが中心の非常に美しい雑木林となる。
リョウブ、ソヨゴ、ウラジロノキ、ホオノキ、アシビ…
典型的な北摂の低山の植生。



イヌツゲに、小さな小さな花が咲いていた。

青貝山はオオタカが棲息するそうだが、こうした多様な植生のおかげなのだろう。
そういえば雑木林ゾーンに入ってから、野鳥のさえずりが目立って増えている。
ウグイス、ホトトギス、ツツドリ程度なら分かるが、ヤマガラかシジュウカラか、
愉しそうな高い鳴き声も絶え間ない。

送電線鉄塔をくぐり、トンボ池の分岐を左へ。

これまで樹林に囲まれたところばかりだったが、初めて右側に眺めが得られる。
高代寺山が見える。



最後に緩やかに坂を上がると、待望の青貝山の山頂だ。



オオタカの保護を呼びかける立札がかかるところから、
長い固定ロープに沿って急坂を下りる。ちょっと粘土質で、雨後なら
滑りやすいかも。ここが唯一、難所と言えば難所か…

急坂を下り切ったら東側に階段道があるが、ロープが張られていて
通行禁止の様子。尾根をそのまま進む。



すぐに、左から来る林道に合流する。
遊歩道が造られている。

なおも直進すると、箕面森町の新興住宅街が一望できる。



「展望の道」の標識に従い、山腹を巻けば、住宅街の端に飛び出す。



箕面森町の住宅街は、広くて綺麗な家が並ぶが、それ以上に、
すぐ裏にこんなに素晴らしい自然が残っていることが羨ましい。

「森町里山住宅口」バス停はすぐそこ。
なるほど、言い得て妙な名前のバス停だ。
うとうとしているうちに、バスは千里中央駅に着いた。

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