Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2009年1月18日(日)積雪の岩湧山、頂上で雨に遭って速足山行!

2009年01月20日 | 山登りの記録
2009年初めての山岳部の例会は、和泉山地の主峰・岩湧山。
またまた大阪の山である。

南海高野線・紀見峠駅に集合。
当日、寝坊などで4人が欠席となり、11名の山行となった。
午後の降水確率は、大阪府が70%で、なんと和歌山北部は100%。
午前中か勝負ということで、チーフリーダーのIS川氏は、冒頭から
「そういうわけで、今日はちょっと急ぎますが、早かったら言ってください」。

Mr.Dashにとっては、今日は、入部して2回目の山行のM下クンと、
ゲスト参加のK菅クンは初めて山でご一緒する。
二人とも若くて、山の経験も豊富だ。
こういう若手と一緒に登る山は、喜びもひとしおで、天気の心配もそっちのけで
彼らとコミュニケーションする。

K菅クンは高校の山岳部で初めて歩いたのが岩湧山。高校のインターハイで
歩いたのも岩湧山という。想い出の山で、感慨深そう。
M下クンは、クライミングと沢登りの話に興味津々。
今年は、彼らと一緒に燃えてみようか!
(Mr.Dashは、ホンネは早く強い若手を育てて楽したいのだ)

根子川沿いの林道を歩き、越ヶ滝のところで北へ延びる山道をとる。
すぐに雪が出てくる。金剛山で30cmほどあるというから、ここもある程度
積もっているだろう。

しかし今日は気温も高く、歩いていると、すぐ暑くなる。
Mr.Dashはシャツと長袖シャツの2枚になり、しかも長袖をまくり上げるほど。
稜線に出て、ダイトレに合流。3合目のベンチに着いて、やっと冷たい風が
流れているのに気づき、上着を羽織る。


アミダ山手前の分岐を右折すると、北側斜面になるので、やはり急に積雪が増えた。
キュッキュッと音を立てながら、気持ちよく歩く。
しかし、ところどころ踏み固められてアイスバーンになっているので軽率な
歩き方は禁物。
普段、部員に対し、歩き方についても「フラットフッティングを心がけて!」とか
いろいろエラそうに宣っているだけに、Mr.Dashがスリップして転倒でも
しようものなら、みんな大喜びなので、人一倍、慎重に歩く。

五ツ辻を経て、最後の登りにさしかかる。
いわわきの道を分け、旧展望台の脇を通り過ぎ、きゅうざかの道の分岐へ。
そのまま直進し、小ピークを下ったら、新しいトイレができていた。

調べたら、大阪府が08年4月に河内長野の木材を使用し、太陽電池を屋根に葺いた
バイオトイレを造ったという。やるやん、大阪府!

山頂で、ちょうど昼時。ラーメンを作っていたら、暖かい湯の蒸気が上昇気流と
なって低気圧を形成したのか(笑)、いきなりパラパラと雨が降り始めた。

みんな、おにぎりを一気食いしたり、落ち着かない様子で雨具を着込み、
ザックカバーをつけたり忙しくなる。

地元の山岳会が山頂に冬テントを張っていたが、これも慌てて撤収。
晴れていたら、こちらもザックをつなげた簡易担架の実習をしようと
考えていたが、とにかく早く下山しようということになった。

帰りは、3合目まで往路を戻る。何人かは軽アイゼンを装着。
K菅クンも久しぶりのアイゼン。クラシックなタイプが懐かしい。
初心者ながらベテラン以上に山を楽しんでいるM戸嬢は、今日が初めての
アイゼン体験。転倒もせず、ズボンを引っ掛けることもせず、なかなかの歩きっぷり。

ダイトレを直進し、ぐんぐん標高を下げる。幸い、いつの間にか雨は止んでいる。
砥石谷林道を分け、葛城第17番経塚へ。何人かは足も止めず通過。


大きな古杉が目印のボ谷の池は、もうかなり沼というか、湿地と化しているのだが、
池の部分だけ雪が残っていた。


棒谷林道をやりすごし、右手の木橋を渡り、雑木林の中を細かくアップダウンして
旧371号線に出る。ここも久しぶりだな。
昭○社の地図はこの部分の赤線が数年前に少し書き換えられたが、
最近の版が正しく、古いのは2.5万図の破線をm字形になぞっていただけ。

紀見峠からは、舗装道歩き。数学者・岡潔の碑、続いて腰痛の神様・福島神社の脇を過ぎて、
国民宿舎・紀見荘へ。早く帰る4人とここで別れ、我々はここの温泉に。
入浴後はお決まりのビールで乾杯!
この一瞬のために歩いてきたと実感する、喉越しの一口!

今日は楽勝のコースだったが、幅の広いハイキング道を並んでみんなでワイワイ
歩くのも、たまにはいいもんだ。

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