Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2012年2月5日(日)、滋賀・朽木でクロスカントリースキー(2)「小入谷林道」

2012年02月11日 | 山登りの記録
今日もいい天気だ(サザエさんではないが)。
若干の二日酔いも、バンガローから一歩、外に出て、凛とした空気に触れると
どこかへ消えていった。

今日は、クルマで少し奥に入り、小入谷(おにゅうだに)林道を
クロカンでたどってみる。
幸い、きちんと除雪されており、チェーンも不要、小入谷林道の
入り口に5-6台分ある駐車スペースに停めた。

靴を履いたら、昨日、無理して足の指を圧迫していたようで、痛くてたまらん。
これはおかしいな。歩けそうもない。
今日は独り、クルマで留守番する決心をしかけた。

するとイエティが、「まさか、ともちゃんの靴のインナーと入れ違いになってたりして」。
という。
ともちゃんも、昨日、「くるぶしの上あたりが当たる」と履き心地に不平を言っていた。
見ると、なんとイエティの推理どおり。
昨日、1.5cmも小さい靴で、無理やり歩いていたことになる。
道理で痛いわけだ。
ともちゃんのインナーと交換。なんて履き心地がいいのだろう。指はちっとも痛くない。
やはり、装備は、どんなに時間がなくても自分自身が確認しなければ。
人任せにすると、えらいことになる。自分以上に信じられるものはないと深く反省。



小入谷林道は、除雪されていないのはいいが、いきなり2mほどの雪の壁と
なっている。いやあ、ものすごい積雪量である。

はじめは、谷沿いにだらだらと、ほぼ平面を歩いていく。北側が雑木林で、
なかなか、いい感じ。今日もイエティは林道を外れ、川沿いの平らな部分を
選んで歩いている。



それにしても雪が深い。板を刺してみても、無限に潜っていく。
不用意にツボ足にでもなったら、リカバーできなさそうだ。
カーブミラーは首だけが出ていたり、中にはぼ完全に埋まっているものもあった。



橋を渡ると、右への分岐があり、ここから、谷筋を離れる。
橋は当然、欄干は雪に埋もれているが、横から見たら、その積雪量がわかる。
ケモノの足跡が、そこかしこにある。
シカ、ウサギ、タヌキ、イタチかテンか…

林道はやがて尾根を絡み、遠くまで見渡せるようになる。
イエティは「あの斜面なんか、山スキーができそう」と、きょろきょろとしながら
地形を見極めていた。



尾根に出て、しばらくしたところで時計をみて、今日のゴールとした。
スノーショベルで雪をかいてテーブルを掘り出し、スキー板に腰掛けて昼食タイムだ。
雑誌「BE-PAL」に登場しそうなスノーパーティ。
昨日、「グリーンパーク想い出の森」の売店で買った、地元の石釜のパン屋さんの
チーズ入りのパンが美味だった。

他にもスノーシューの2人組や、10人弱のテレマークのグループもいて、
このルートは、隠れた冬のレジャースポットになっている様子。


(写真はノブちゃん撮影)

往路を戻る途中に、斜面を転がってきた雪球がロールケーキ状に
なっているのを見つけた。我が家のデリカD5のタイヤ以上にデカい。
往路の、我々のシュプールの上に鎮座していたから、まだ転がってきて間もない。

かなり気温が上昇してきて、あちこちで小さな雪塊がコロコロと、小規模な
雪崩のように降り注いでいる。ちょっと怖い。

「朽木いきものふれあいの里」でスキー板を返却し、「くつき温泉てんくう」に直行。
温泉の下駄箱ロッカーのところで、ともちゃんの山の教室のお客さんに
バッタリ会った。「えー、こんなトコロで」
世間は狭いのである。

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