今日は、人生のベテランさんたちと、山と溪谷社『新・分県登山ガイド
改訂版 26大阪府の山』に掲載のコースをそのままたどる。
妙見谷は渡渉や、なかば岩登り、沢登りの難ルート。
カトラ谷も、連瀑帯のあたりの巻き道のトラバースが要注意の、
登りも下りも気が抜けないコースである。
5月に蓬莱峡の小屏風で、3点支持や爪先の体重のかけ方など
岩登りの初歩を練習してから、ベテランさんたちの歩行技術は
グッとレベルアップして、少々の難所なら臆せずしっかり通過できるようになった。
普通の場所で尻モチをついたり、つまづいたりということもメッキリ少なくなっている。
妙見滝(冒頭写真)は、滝芯のすぐ右を登攀できるが、今日は
水量がなかなかに豊か。落ち口で濡れてしまうのは必須。
ザイルは持参していたが、おとなしく左岸を巻く。
プチ冒険を期待していたO里さんはちょっと残念そう。
確かに、トップロープをセットしたら登る人もいただろうな。
V字谷でも、右岸の高巻き道はなるべく使わずに「遡行」してみる。
倒木がちょっと邪魔。水量が多く、トラバースを迫られる。
こんなアングルの写真を見ると、まさに沢登りだ。
水を避けて、飛び石づたいに進む。
こういうトコロも難なくこなせる。
どこかの企業の同僚たちで来たという15人ほどのパーティが、
妙見滝で我々を追い抜いたが、上部の巻き道でハチに刺された人が
出て、治療のため停滞しており、再び抜くことに。
水が切れると、最後の急登はブナの原生林の中。ここはとても好きな場所。
黄葉が始まっている。
正午を少し回って空腹感も出てきて、みんなしんどそうな表情。
もう少しの我慢だ。
山頂の売店に着く。ここは早くもカエデが紅葉していた。
城跡の広場で待ってましたの昼食タイム。
カトラ谷の下降は、ハシゴやフィックスロープのトラバースが続く。
下の連瀑帯は、ここだけなら沢靴で登ってみたいと思える見事さだが、
カトラ谷全体としては遡行価値はあまりない。
(それでも、いつか行ってしまいそうな…)
ちょっと心配してみていたが、全員、あっけなく安全に通過完了。
下部の斜瀑も、倒木があってやや美観を損ねているが、実はなかなかのもの。
新しくできた堰堤を3つすごし、林道へ。
ここに出て、えー、もう終わったの? との声も。
改訂版 26大阪府の山』に掲載のコースをそのままたどる。
妙見谷は渡渉や、なかば岩登り、沢登りの難ルート。
カトラ谷も、連瀑帯のあたりの巻き道のトラバースが要注意の、
登りも下りも気が抜けないコースである。
5月に蓬莱峡の小屏風で、3点支持や爪先の体重のかけ方など
岩登りの初歩を練習してから、ベテランさんたちの歩行技術は
グッとレベルアップして、少々の難所なら臆せずしっかり通過できるようになった。
普通の場所で尻モチをついたり、つまづいたりということもメッキリ少なくなっている。
妙見滝(冒頭写真)は、滝芯のすぐ右を登攀できるが、今日は
水量がなかなかに豊か。落ち口で濡れてしまうのは必須。
ザイルは持参していたが、おとなしく左岸を巻く。
プチ冒険を期待していたO里さんはちょっと残念そう。
確かに、トップロープをセットしたら登る人もいただろうな。
V字谷でも、右岸の高巻き道はなるべく使わずに「遡行」してみる。
倒木がちょっと邪魔。水量が多く、トラバースを迫られる。
こんなアングルの写真を見ると、まさに沢登りだ。
水を避けて、飛び石づたいに進む。
こういうトコロも難なくこなせる。
どこかの企業の同僚たちで来たという15人ほどのパーティが、
妙見滝で我々を追い抜いたが、上部の巻き道でハチに刺された人が
出て、治療のため停滞しており、再び抜くことに。
水が切れると、最後の急登はブナの原生林の中。ここはとても好きな場所。
黄葉が始まっている。
正午を少し回って空腹感も出てきて、みんなしんどそうな表情。
もう少しの我慢だ。
山頂の売店に着く。ここは早くもカエデが紅葉していた。
城跡の広場で待ってましたの昼食タイム。
カトラ谷の下降は、ハシゴやフィックスロープのトラバースが続く。
下の連瀑帯は、ここだけなら沢靴で登ってみたいと思える見事さだが、
カトラ谷全体としては遡行価値はあまりない。
(それでも、いつか行ってしまいそうな…)
ちょっと心配してみていたが、全員、あっけなく安全に通過完了。
下部の斜瀑も、倒木があってやや美観を損ねているが、実はなかなかのもの。
新しくできた堰堤を3つすごし、林道へ。
ここに出て、えー、もう終わったの? との声も。