【メイン写真は、取水口跡を過ぎてしばらくしてからの8m滝】
夏休み後半の山行は、ともちゃんと二人で、[大峰]白子谷の沢登りに
出かけた。元々、5月に行く予定だったのだが、体調を崩してドタキャンして
行けなかった沢である。
二人だけということで、ゆったり9:50入渓。まずは川迫川を渡渉する。
白い滑らかな岩質。沢靴がまだ馴染む前なので、滑りやすい。注意して登る。
取水口跡までは、手ごろな高さの滝が連続するが、いざとなると殆ど巻ける。
おや、この滝はF原嬢が滑ったところでは?
そこからは、ともちゃん好みの、楽しい小滝の直登が続く。シャワーを浴びながら、
楽しい遡行だ。敢えて流芯をガンガン攻める。
伏流帯には、この晴天続きでも細い水流があった。暑いので、できるだけ水線を
たどる。鉄山へりガレガレのルンゼを見送ると、再び沢の巾が狭まり、大きな岩が
出てくる。水流も復活だ。このあたりが、100mのナメ帯となる。
美しいだけでなく、たいへん歩きやすいのがいい。
この上部のトユ状15mに敢えて突入して、水圧を愉しむ。
2条6mを経て、11:35、二股に着く。インスタントうどんで早めの昼食。
二股は、右の方が一見、魅力的な渓相。遡行図には、水量は左2:右1と
なっているが、今日は1:1に見える。尖った岩屑のつまる左をとる。
傾斜がきつくなり、水はすぐになくなる。沢登りは、あっけなく終了する。
正面に大岩が立ちはだかると、左のルンゼが、もうそろそろ尾根筋に
上がろうと呼んでいる。
強引に上がり始めたら、立ち木に黄色テープが巻いてあるのを発見。
なんだ、皆、同じコトを考えるのか。
急な傾斜をよじ登り、僅かな踏み跡を見つけた。ずっと、赤テープもついている。
稜線を順調に登るが、巨岩のところで左にトラバース。以降、しばらくブナと
カエデの美しい林をトラバースする。苔むした涸れ沢を過ぎると、
鉄山稜線が見えてくる。13:35、飛び出した稜線は、鉄山ピークから、
2つニセピークを越えた明るいササ原のところだった。
虫が多くて閉口する。
シャクナゲの根や枝を掴みながら、鉄山ピークへ。
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳と、名だたる大峰の盟主が眼前に
広がるさまは圧巻だ。
鎖場を経て、危なっかしい急峻な尾根をしばらく下りると、開けた場所に出る。
川迫ダムが眼下に見える。ここで単独行のおじさんが休憩していた。
聞けば、同じように白子谷を遡行してきたという。
暑いことは暑いが、少し風が出てきた。こちらも、少し離れた木陰で休憩。
行動食のパンを頬張る。
おじさんと、抜きつ抜かれつ、下山する。先に大川口に着く。15:45。
土にまみれた沢靴を洗いたいのもあったが、なんといっても暑かったので、
沢に下りる。
神童子谷と布引谷の合流地点には、目立たないが、遭難碑がある。
はるか昔、うちの社員で、この近辺で命を落としたという人の遭難碑だ。
久しぶりに合掌してから、沢で身体をクールダウン。
車を回収し、下市温泉に浸かって、夏休み後半の山行は無事、完了!
夏休み後半の山行は、ともちゃんと二人で、[大峰]白子谷の沢登りに
出かけた。元々、5月に行く予定だったのだが、体調を崩してドタキャンして
行けなかった沢である。
二人だけということで、ゆったり9:50入渓。まずは川迫川を渡渉する。
白い滑らかな岩質。沢靴がまだ馴染む前なので、滑りやすい。注意して登る。
取水口跡までは、手ごろな高さの滝が連続するが、いざとなると殆ど巻ける。
おや、この滝はF原嬢が滑ったところでは?
そこからは、ともちゃん好みの、楽しい小滝の直登が続く。シャワーを浴びながら、
楽しい遡行だ。敢えて流芯をガンガン攻める。
伏流帯には、この晴天続きでも細い水流があった。暑いので、できるだけ水線を
たどる。鉄山へりガレガレのルンゼを見送ると、再び沢の巾が狭まり、大きな岩が
出てくる。水流も復活だ。このあたりが、100mのナメ帯となる。
美しいだけでなく、たいへん歩きやすいのがいい。
この上部のトユ状15mに敢えて突入して、水圧を愉しむ。
2条6mを経て、11:35、二股に着く。インスタントうどんで早めの昼食。
二股は、右の方が一見、魅力的な渓相。遡行図には、水量は左2:右1と
なっているが、今日は1:1に見える。尖った岩屑のつまる左をとる。
傾斜がきつくなり、水はすぐになくなる。沢登りは、あっけなく終了する。
正面に大岩が立ちはだかると、左のルンゼが、もうそろそろ尾根筋に
上がろうと呼んでいる。
強引に上がり始めたら、立ち木に黄色テープが巻いてあるのを発見。
なんだ、皆、同じコトを考えるのか。
急な傾斜をよじ登り、僅かな踏み跡を見つけた。ずっと、赤テープもついている。
稜線を順調に登るが、巨岩のところで左にトラバース。以降、しばらくブナと
カエデの美しい林をトラバースする。苔むした涸れ沢を過ぎると、
鉄山稜線が見えてくる。13:35、飛び出した稜線は、鉄山ピークから、
2つニセピークを越えた明るいササ原のところだった。
虫が多くて閉口する。
シャクナゲの根や枝を掴みながら、鉄山ピークへ。
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳と、名だたる大峰の盟主が眼前に
広がるさまは圧巻だ。
鎖場を経て、危なっかしい急峻な尾根をしばらく下りると、開けた場所に出る。
川迫ダムが眼下に見える。ここで単独行のおじさんが休憩していた。
聞けば、同じように白子谷を遡行してきたという。
暑いことは暑いが、少し風が出てきた。こちらも、少し離れた木陰で休憩。
行動食のパンを頬張る。
おじさんと、抜きつ抜かれつ、下山する。先に大川口に着く。15:45。
土にまみれた沢靴を洗いたいのもあったが、なんといっても暑かったので、
沢に下りる。
神童子谷と布引谷の合流地点には、目立たないが、遭難碑がある。
はるか昔、うちの社員で、この近辺で命を落としたという人の遭難碑だ。
久しぶりに合掌してから、沢で身体をクールダウン。
車を回収し、下市温泉に浸かって、夏休み後半の山行は無事、完了!