Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年5月2日(木) [鈴鹿]御在所岳の本谷ルート、水量多く、快晴でサイコー!

2019年05月06日 | 山登りの記録
■メイン写真
絶妙なバランスの大黒岩


■今回のコース
湯の山温泉駐車場→御在所山の家→(本谷)→斜瀑群→不動滝→大黒滝→シャーク岩→
大黒岩→御在所岳朝陽台→ロープウェイ山上公園駅⇒(ロープウェイ)⇒
湯の山温泉駐車場⇒関ロッジ[泊]


GWの3日間、岳友たちと鈴鹿山系の好ルートを歩いた。
沢登りデビューを控えるOさんに、まずは沢筋の難ルートを体験してもらおうという
ねらいで、初日はおなじみ、御在所岳の本谷ルートへ。
このルートなら、3点確保の基本姿勢も、急峻な岩場の登高も経験できる。



御在所山の家からスタート。
一ノ谷新道(これは尾根道)に入ってしまわないように注意。



今回は本谷の水量がなんだか多めで、斜瀑の雰囲気がすばらしい。



これなら沢登りしても楽しそうなほど。



こんな美しい滝がしばらく続く。ルンルン気分で登っていく。



新緑も青空に映えて、きらきら光っている。いちばんいい季節かな。



滝の左岸の岩場を慎重に登るOさん。
登山の楽しさに目覚め、ヘルメットやハーネスを新調して臨んだ。



不動滝30mに到着。メンバーから「うぉー」と驚きの声が上がる。
いつもより水量が多く、チョックストーンの左から水が表に出てきている。



不動滝の右岸を高巻いて、再び沢筋に下り、今度は左岸づたいに急登する。
巨岩を抱きかかえるような老杉がちらほら見られるところだ。



頭上前方にロープウェイの軌道が見えてくると、沢は涸れる。
木の根づたいによじ登る(この写真撮影はY氏)。



いつもは水滴が滴る程度の大黒滝も、この日はしぶきが岩に跳ね返り、躍動していた。



アカヤシオは満開。きれいだなぁ。



前回はまだ見かけなかったが、フデリンドウも見頃を迎えていた。



固定ロープの難所を抜ける。腕力が必要な場面だ。



ところどころにロープウェイの部品らしきものが落ちている。
いつ、どんな時に落ちてきたんだろうか。いつも不思議に思う。



シャーク岩が見えてきた。いよいよ詰めにさしかかり、傾斜もいっそう強まる。



シャーク岩は右側を長い鉄鎖を借りて登れるが、左から岩の下にもぐり、
竪穴のトンネルを抜ける方が変化があって楽しい。



頭上にロープウェイ。中道上部の岩尾根が見える。



バイカオウレンもまだ咲いていてくれた。



今も「日本一」の高さ(61m)というロープウェイの白い支柱鉄塔の向こうに
開通したばかりの新名神高速道路や、伊勢湾が見渡せる。
急峻な渓谷でありながら開放的で明るいのが本谷のいいところ。



最後は固定ロープを頼りに、大黒岩に詰め上げる。大絶景を前に、充実感が
一気にはじける。



鎌ヶ岳も、この日はクリアに見えていた。「あの山もいいよ~!」



で、いつものとおり「上級者以上」に認定。



最後は一の谷新道に合流して、ここに出てくる。



御在所岳の、三角点がない方のもう一つの頂上・朝陽台に登ってみた。
ここはもう、観光客の領域であるが、さっきまでいた大黒岩などが見下ろせてよい。



昨年7月、御在所ロープウェイ全体のリニューアルオープンでできた
展望レストラン「ナチュール」に寄ってみた。もちろん眺めは最高。
ここのソフトクリームは、ご自慢の支柱鉄塔型のクッキーがついている。
難路をクリアできた満足感と、おいしいデザート。シアワセの極致!

時間も時間なので、ロープウェイで下山して、この日の宿・関ロッジに向かった。


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