■メイン写真
もう一部で咲き始めたシロヤシオ(釈迦岳の山頂付近にて)
■今回のコース
イン谷口→神爾ノ滝分岐→カラ岳分岐→大津ワンゲル道分岐→釈迦岳→大津ワンゲル道分岐→
イン谷口
比良山系の釈迦岳周辺と言えば、ツツジ科の花が多い。ちょうどいろんな花が咲いている
頃だということで、登山教室で歩いてきた。
当ルートは、たとえ花がなくてもブナやカエデなど落葉広葉樹が美しく、
ちょっとホネのある急峻な地形を歩くだけでも楽しい。
イン谷口から歩き始めると、さっそくタニウツギがあちこちに咲いていた。
ヤマフジも房がフサフサ。あとモチツツジもあった。
旧比良リフト乗り場。2004年に、八雲ヶ原のスキー場とともに営業を停止。
その後、約3年をかけて撤去作業など自然環境の修復が行われた。
山道に入ってすぐにシャカ谷を分ける。ちょっと寄り道してみると、7mほどの滝がある。
本道に戻って進むと、コンクリートの壁。リフト軌道の名残だ。
おっ、さっそくベニドウダンを発見。かわいらしさ満点の花だ。
満点といえば、ドウダンツツジは漢字で書くと「満天星」である。
深緑の落葉広葉樹林帯。大好物の風景。
お次はヤマツツジ。鮮やかな朱色。
今ちょうど、大阪の大和葛城山でも満開を迎えている。
この日は各所で、この美しい花を観ることができた。
振り向くと琵琶湖が。
この日は雨こそ降らなかったが、重苦しい雲が立ち込めており、湖面も鈍色のままだ。
さあ、だんだん急登になってきたぞ!
雪の重みで幹がひん曲がったスギも多い。なんだかおどろおどろしく感じるが、
これも強い生命力のなせるわざ。
ドウダンツツジが出てきた。いつ見ても可憐な花だな。本格的な花期にはまだ少し早そう。
登り続けていると、パッと前方が開ける。ロープウェイ山麓駅(シャカ岳駅)の跡地だ。
上に抜けると、琵琶湖南部の雄大な眺めが広がる。
ムラサキヤシオだろうか。鮮やかすぎる紫色のツツジがぽつぽつ現れる。
分岐では、釈迦岳への直登ルートをとる。標識は倒れていた。
シャクナゲが多い急登。
風が異常に強い日で、吹き飛ばされた花弁が登山道を埋めるように散り敷かれていたが、
まだ懸命に咲き続けている株もある。
威厳たっぷりのブナに励まされる。
そして巨岩登場。忘れた頃に巨岩が出てくるのも比良山系ならでは。
イワカガミも盛りは過ぎてはいたものの、まだまだ咲いている。
頭上を見上げてビックリ。もうシロヤシオが咲き始めていた。
思わず喜びの大声をあげてしまった。
ブナ、カエデ、ミズナラなどが増えてくる。
大津ワンゲル道との出合。
この日は、岩場の下降に慣れるため、あとでここを下る。
ほどなく山頂に到着。標高差800m、一気の登り、おつかれさまでした!
この日は風が異常に強く、じっとしていると体温が奪われる。
大津ワンゲル道で下山する。序盤はイワカガミの群生の中を下る。
切り立った崖に咲くイワカガミ。
向こうにフジハゲが見える。
大津ワンゲル道は、急峻なイチョウガレで知られる難路。
クライムダウンの経験を積むには最適と考えた。
とにかくここは時間をかけて、丁寧に下った。
崖下に見えていたこの白い花、なんだろう?
樹高は10mくらいはありそうだった。ミズキあたりではないかと思うが遠くて…
これも遠いが、アオダモかなぁ。
登山道はやがて傾斜は緩んでくる。代わりに風化花崗岩と落葉で足下が滑りやすい。
そんな中、リスの食痕を発見。
謎の石積み。タガネを入れて割られた花崗岩も登山道脇に放置されていたりする。
大規模な採石場があったようにも見えないし。。。
最後にイン谷の清流を渡れば、駐車スペースに飛び出す。
イン谷口のバス停へは5分とかからない。
最終バスは高校生の集団と一緒になって満員。若い世代が登山の世界に定着
しますように。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
もう一部で咲き始めたシロヤシオ(釈迦岳の山頂付近にて)
■今回のコース
イン谷口→神爾ノ滝分岐→カラ岳分岐→大津ワンゲル道分岐→釈迦岳→大津ワンゲル道分岐→
イン谷口
比良山系の釈迦岳周辺と言えば、ツツジ科の花が多い。ちょうどいろんな花が咲いている
頃だということで、登山教室で歩いてきた。
当ルートは、たとえ花がなくてもブナやカエデなど落葉広葉樹が美しく、
ちょっとホネのある急峻な地形を歩くだけでも楽しい。
イン谷口から歩き始めると、さっそくタニウツギがあちこちに咲いていた。
ヤマフジも房がフサフサ。あとモチツツジもあった。
旧比良リフト乗り場。2004年に、八雲ヶ原のスキー場とともに営業を停止。
その後、約3年をかけて撤去作業など自然環境の修復が行われた。
山道に入ってすぐにシャカ谷を分ける。ちょっと寄り道してみると、7mほどの滝がある。
本道に戻って進むと、コンクリートの壁。リフト軌道の名残だ。
おっ、さっそくベニドウダンを発見。かわいらしさ満点の花だ。
満点といえば、ドウダンツツジは漢字で書くと「満天星」である。
深緑の落葉広葉樹林帯。大好物の風景。
お次はヤマツツジ。鮮やかな朱色。
今ちょうど、大阪の大和葛城山でも満開を迎えている。
この日は各所で、この美しい花を観ることができた。
振り向くと琵琶湖が。
この日は雨こそ降らなかったが、重苦しい雲が立ち込めており、湖面も鈍色のままだ。
さあ、だんだん急登になってきたぞ!
雪の重みで幹がひん曲がったスギも多い。なんだかおどろおどろしく感じるが、
これも強い生命力のなせるわざ。
ドウダンツツジが出てきた。いつ見ても可憐な花だな。本格的な花期にはまだ少し早そう。
登り続けていると、パッと前方が開ける。ロープウェイ山麓駅(シャカ岳駅)の跡地だ。
上に抜けると、琵琶湖南部の雄大な眺めが広がる。
ムラサキヤシオだろうか。鮮やかすぎる紫色のツツジがぽつぽつ現れる。
分岐では、釈迦岳への直登ルートをとる。標識は倒れていた。
シャクナゲが多い急登。
風が異常に強い日で、吹き飛ばされた花弁が登山道を埋めるように散り敷かれていたが、
まだ懸命に咲き続けている株もある。
威厳たっぷりのブナに励まされる。
そして巨岩登場。忘れた頃に巨岩が出てくるのも比良山系ならでは。
イワカガミも盛りは過ぎてはいたものの、まだまだ咲いている。
頭上を見上げてビックリ。もうシロヤシオが咲き始めていた。
思わず喜びの大声をあげてしまった。
ブナ、カエデ、ミズナラなどが増えてくる。
大津ワンゲル道との出合。
この日は、岩場の下降に慣れるため、あとでここを下る。
ほどなく山頂に到着。標高差800m、一気の登り、おつかれさまでした!
この日は風が異常に強く、じっとしていると体温が奪われる。
大津ワンゲル道で下山する。序盤はイワカガミの群生の中を下る。
切り立った崖に咲くイワカガミ。
向こうにフジハゲが見える。
大津ワンゲル道は、急峻なイチョウガレで知られる難路。
クライムダウンの経験を積むには最適と考えた。
とにかくここは時間をかけて、丁寧に下った。
崖下に見えていたこの白い花、なんだろう?
樹高は10mくらいはありそうだった。ミズキあたりではないかと思うが遠くて…
これも遠いが、アオダモかなぁ。
登山道はやがて傾斜は緩んでくる。代わりに風化花崗岩と落葉で足下が滑りやすい。
そんな中、リスの食痕を発見。
謎の石積み。タガネを入れて割られた花崗岩も登山道脇に放置されていたりする。
大規模な採石場があったようにも見えないし。。。
最後にイン谷の清流を渡れば、駐車スペースに飛び出す。
イン谷口のバス停へは5分とかからない。
最終バスは高校生の集団と一緒になって満員。若い世代が登山の世界に定着
しますように。
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