今夜、ナウシカやるなぁ・・・
瘴気を放つ菌類がコロナウイルスに見えてしまう。
杉田俊介さんの「風の谷のナウシカ」の書評を引用しよう。
天才の仕事としていつもこの作品を思い出し、折に触れて読み返すそうだ。
作中の対話は「カラマーゾフの兄弟」を思わせるとも。。。
作中の民衆はマスクを手放せない。
ウイルスの蔓延と近年の天候危機は同根だという。
東京電力福島第一原発の廃炉も見通しははるかに遠い。
私たちの星ではもはや、人災と天災の区別がつかない。
「ナウシカ」では未曾有の危機を前に、
人類は団結できず、憎み合い、寸土を奪い合って自滅していく。
それが人類の必然とすれば、自然との共生(with)とは、きれいごとではすまないだろう。
敵対し食い合いながら、互いに混ざって変化し続けていく、
そうした人間の可能性を信じ直すような理想が必要だろう。
老戦士ユパは、
人は自己犠牲的には生きられなくても、誰もが同じ「道」を行くことはできる、と言った。
万人が「道」を目指せる、と。
私たちは化学も医学も経済学も宗教も哲学も総動員して「生きねば」ならない。
どんなに苦しくても。
すべてをこの星にたくして。
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私はカラマーゾフの兄弟を読んでいないから、比較の使用もないが。。。
せめて今夜は、改めてユパの言葉を身に染みて聞こう。
変異しまくるウイリスのスピードに人類は追いつけるのだろうか。
はっきり言えるのは、オレは追いつけん、ということ _| ̄|○
よし、とりあえずメシを食って部屋を暖め、風の谷へ行こう。
私は超単純。
女性がサッカーに興味がある、というだけで嬉しくなり、
サッカー好きですよ、となるともはやそれだけで好きになり、
サッカーやってました、となると・・・理屈抜きで尊敬してしまう^^
ましてや、なでしこリーグでプレーしているともなれば信仰の対象、即ち(神)の領域だ^^
昨日の皇后杯4、ベレーザ対仙台は後半から、レッズ対新潟はフルで観た。
で、このふたりが同じ画面に映った際は・・・思わず拝んじゃったもの^^ ウソつけ
※ ↑ チームメイトだった塩越柚歩と北川ひかる(2017年の画像)
レッズから新潟へ移籍した北川は、古巣との対戦だったわけで、
激しい戦い、デュエルのさなかにもお互いをリスペクトする様子が伝わってきた。
北川の左足は健在だったが、延長はちょいバテ気味だった。
前なら誰よりもゴイゴイ来て、気持ちを前面に出していたはず。
それさえ戻れば、なでしこの左サイドは鉄板のはずなんだけど。。。
一方の塩越、進歩の上昇速度と角度がエグい。キレキレのキレッキレだ。
小林弥生さんの解説が、途中から“塩越大絶賛大会”になっていた。激しく同意する僕^^
スッとした立ち姿がキレイで、封印されていた才能が解き放たれた感じだ。
しかもこのひと、驚異的なスタミナも持ち合わせている。
延長戦の最後の最後まで、攻めでも守りでもキモな場所に現れ続けた。
素晴らしいのひとこと。
ひょっとしたら、、、ありえるなぁ
澤穂希の後を継ぐ最有力候補かもしれん。。。
ぜひ、精進してください。