11月の風と光に包まれて

2005年11月02日 | 徒然
ハロウィンが終わり11月に入ると、街はもうクリスマスへのプロローグ。
ライトアップされた街路樹やお店の飾りが、少し冷たい風の中に輝いている。

どこまでも澄み切った青い空が茜色に染まる頃、人々は家路を急ぐ。

東京という雑多な街。人はこの街に感情はないと言う。
しかし、彩り鮮やかな街の灯りは、空や雲と同じように、その季節によって
様々な表情を見せてくれる。
自然が生み出した風景ではないけれど、だから尚更、感傷的に瞳に映る。
都会の夜景は、初冬が一番美しいと思う。

透き通った風の中に輝く光。冬の衣装を纏った人たち。

東京という街が、とても美しく感じる季節です。
コメント (2)
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