物売り

2009年11月06日 | 徒然
石焼き芋の季節になりました。

そういえば、最近はリアカーを人力で引っ張る
焼き芋屋さんって見かけなくなった気がします。

20年以上も昔の話しですが、
ウチの前に石焼き芋のおじさんが
毎日16時ごろになるとやってきて
それを買って祖父と食べるのが
私の冬の日課でした。

とても優しいおじさんで
元々安い値段で大きいお芋を売ってくれていたにもかかわらず
たくさんオマケしてくれたのを覚えています。

近所の女子高(現在は共学の中高)の女の子たちにも人気で
豪雪地の農家からの出稼ぎのおじさんにもかかわらず
アイドル的な存在でした。

物売りといえば、最近は灯油を車で売りに来るくらいですが
子供の頃は豆腐屋、水飴屋、きびだんご屋、金魚屋、風鈴屋、アサリ売り、
おでん、ラーメンなんかも、人力か自転車(←これも人力って言えば人力だ)で
売りに来ていました。

最近はスーパーや複合型施設なんかで、何でもいっぺんにそろっちゃうけど
情緒ある商売っていうのも残っていって欲しいですね。
コメント
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